2014年5月31日土曜日

フライト搭乗記:ジェットスタージャパン509便 東京(成田)→福岡

先日、東京から福岡にジェットスターを使って飛びました。

もともとは、東京滞在の後関西に戻るつもりでしたがジェットスターがセールを行っていて、5,000円くらい余分に払うだけで福岡にも行けることが分かったので回り道をすることに。

★東京〜福岡の移動手段

飛行機で移動するのであれば、
ジェットスター(LCC)
スターフライヤー・スカイマーク(中堅)
ANA・JAL(大手)
があります。

値段を調べると、通常料金で
ジェットスターが7,000円台から(成田発着)
中堅は15,000円前後(羽田発着)
ANA・JALは、14,000円台が最安、多くあるのは17,000円台くらいから(ANAは羽田成田共にあり、JALは羽田)
となっています。

ジェットスター以外は、預け手荷物も含まれています。
所要時間はおよそ2時間。
ジェットスターを選んだ理由は、もちろん安いからです。
チケット購入時はセールをしていて、預け手荷物一個を含めて約6,000円で買えました。

中堅エアラインの良さについてはこちらでまとめているので、参考にして下さい。個人的には利用価値は大いにありです。

他に、夜行バスでの移動も可能ですが、横になれないのは個人的にキツいですね。料金が安いのはいいですが、以前夜行バスに乗って体壊したことがあるので、それ以来極力安いバスは乗らないようにしています。(乗るなら独立三列シート)

★成田に向かう

さて、利用の便は成田を15時25分に出発する便なので、13時半頃には成田に着く予定でスケジュールを組みました。

空港までは東京駅の八重洲口から1000円バスを使って移動です。所用時間約60分。安くて便利。

成田空港は第一と第二にターミナルが分かれていますが、ジェットスターは第一の南ターミナルです。
大きな荷物を持っていると、バスに乗る時にどこで降りるかを聞かれるので、第一の南と荷物係の人に伝えましょう。




成田第一ターミナルの手続き場所はとてもコンパクトでした。手荷物検査を受けたらご飯を食べるところはありません。売店が一つあるだけですね。


待合所

唯一の売店


ジェットスターのいいところは、LCCなのにオンラインチェックインができるところ。出発の48時間前からできて、空席の中から自分が座りたい座席を指定することもできます。
その場合、チェックイン時に発行される搭乗券を印刷して持っていく必要があります。私はiPadでスクリーンショットで保存したものを持っていき問題ありませんでした。iPhone等、画面が小さくても問題ないのでしょうか?

★出発まで
オンラインチェックインを済ましていると、あっさりと手続きは終わります。
出発ロビーには本当に何もないので、喫茶店などでゆっくりされたい方は手荷物検査をせずに、空港内の施設を探されることをお勧めします。出発ロビーでは成田空港のWi-Fiが使えました。

出発の時は、ゲートからバスに乗って駐機場まで移動します。
扉が締まってから離陸まで、空港が大きいので20分くらいかかりました。所要時間は2時間ちょうどとなっていましたが、実質の飛行時間は1時間半くらいだったと思います。






★移動中

機内はほぼ満席。やはり安さを売りにして、これまで飛行機を使わなかった人たちを取り囲んでいるのだと思います。

機内販売は全て有料です。毛布も有料でした。(1,000円だったと思います)
お水やお菓子を持参すれば良いのですが、アルコールに関しては持ち込んだものは飲めないみたいなので、注意した方が良いですね。

LCCだと座席の幅が狭く、リクライニングもあまり大きくないので窮屈と言えば窮屈ですが、2時間だとなんとか我慢できる時間だと思います(個人差はあると思いますが)。

これが3時間になるときついかな…という印象でした。


★到着後

大きなトラブルもなく、ほぼ定刻通りで福岡空港に到着。
この空港は、博多駅まで地下鉄で5分で行け、更に空港自体もコンパクトなのでとても便利です。羽田発着で飛行機を使うと、実質的な移動時間ももう少し短縮できると思いました。

★感想

2時間程度の移動が、LCCとしては一番良いのかなと思いました。
関西に住んでいることもあり、一般的に使うのが約1時間の移動で済む関西〜東京、関西〜福岡だったりします。(札幌や那覇に行くと2時間くらいかかります)

ただ、1時間の移動でLCCを使うと、もちろん便利ではありますが時間のわりに支払う額が高めになるので、やっぱり長い距離の移動の際に使うとおトク感があるな、と思います。


<フライト情報>
搭乗日:2014年5月28日
成田(NRT)発 15時25分
福岡(FUK)着 17時25分
使用機材:エアバス320
航空券費用:成田→福岡 6,150円(15kgの預け手荷物料金含、ジェットスターのセール運賃にて購入)

※空港ターミナル等の情報は随時更新されますので、最新情報をご参照下さい。

2014年5月30日金曜日

「足で稼ぐ」ことの重要性

二週間ほど、日本国内を行脚してきました。

神戸を出発し東北(仙台・石巻)、東京、福岡と回ってきました。

プライベートでの予定もあれば仕事の顔合わせ、挨拶等もあり、今後の人生が新たな展開に入っていきそうです。


仕事柄、基本的に人に会わず、メールでのやり取りだけで完結してしまうことが可能です。

それはそれで便利です。
ですが、実際に会ってみないと分からない話、メールだけでは伝えにくい話も沢山あることが分かりましたし、何よりも「世界が現場である」という、しごく当たり前の事実を再認識することもできました。


ボタン一つで何でもできてしまうこんな時代だからこそ、お金を使って足を使って、実際に自分の目で見て鼻で感じ、口を使って話す必要がとても大切なことが分かりました。

自分を必要として下さる人にために、明日もあさっても、一日一日を精一杯生きるのみ。自分の命を尽くして生きていくのみです。

便利な格安航空券検索サイト「Skyscanner」を利用する時に気をつけたいこと

有名な話だとは思いますが、国内、海外共に安い航空券を探すのであればSkyscanner(スカイスキャナー)が鬼のように便利です。

これは、様々なサイト(Expediaとか)で扱われている航空券を一括で検索し、その結果を安い順に示してくれる「とんでもなく便利な航空券検索サイト」です。

私がこの存在に気づいたのは2年ほど前。それまでは各種国内の大手サイトを使っていましたが、

・航空券はヒットするのにいざ予約に進もうとすると「満席」と表示され、航空券が買えない(時間を返せ!と都度ブチキレていました笑)

ということが多々あり、結構面倒かつイライラが貯まっていました。

そんな時に知ったこのサイトを一度使ってみたのですが、これがものすごく便利でして。

最近こそ、各種航空会社のプロモーションチケットも買っていますが、スカイスキャナー経由で買った安い航空券としては

・2012年秋出発の仁川〜ワルシャワ 往復6.9万円(アエロフロートロシア航空)
・2014年正月出発の関空〜ホーチミン 往復4.9万円(中華航空)

などがあります。

スカイスキャナーのメリットとしては
・片道でも往復でも検索できるので、検索の融通が利く
・同じく、一月単位等で検索ができ、その中で最安運賃を調べることができる
・手数料は無料(検索したチケット代=支払額となる)
などがあります。


ただ、実際に調べてみると、細かな落とし穴があったり、一層便利に使える方法も沢山あることが分かってきました。今回は、そんな「便利なサイト」をより賢く使う方法をまとめました。


①チケットが100%、手数料無料で買える訳ではない!

これが第一の落とし穴。
先程、「全てのチケットに追加手数料はかからない」と書きました。(実際にスカイスキャナーもそれを謳っています)

ただ、これには例外があり、それはLCCのチケットを買う時です。


スカイスキャナーで検索をして、一番安いチケットにLCC(ピーチでもジェットスターでもエアアジアXでも、何でもいいです)がヒットしたとしましょう。

ここで気をつけたいのが、LCCの場合、会社サイトで購入する場合追加で諸税・手数料がかかってしまう場合があるということです。

LCCのチケットを実際に買われたことがある方はご経験があると思いますが、各社のページから手続きを進めていくと、支払時には空港税やサーチャージ、支払手数料が追加され、最初に表示された金額より幾らか高くなってしまった、ということが基本的に起こります。

これが、スカイスキャナーでの検索の際にも起こってしまいます。
スカイスキャナーで使われている「手数料」というのは、いわば旅行代理店が徴収している「代理発券手数料」のようなものなので、LCCのチケットを買う時等は、場合によっては検索時の値段にプラス数千円のコストがかかってしまいます。

特にLCCのチケットがヒットした場合は、気をつけたいものです。


②預け手荷物や食事代が含まれていない時があります

これも①同様、LCCのチケットの購入時に気をつけたいこと。

一般的に、大手エアライン(ANAやJAL)の航空券には、機内サービスと無料の預け手荷物が含まれます。
国際線の場合、大陸間移動のフライトなどでは二食(離陸後と着陸前)に出されることが一般的です。
預け荷物も、個数制限がなく総重量が○kg以下、のような仕組みになっていることもあります。

いずれにせよ、スカイスキャナーで検索される大手のチケットに関しては、これらのサービスは含まれています(購入前に食事が何度出るか等は確認ができます)が、LCCの場合だと、これまた購入前に預け荷物の申請や、移動中に追加料金を払って機内食を買わないといけない場合があります。

どのチケットにどんなサービスが含まれ、含まれないかは購入者自身で確認をする必要があるので、必ず手続きを進める中できちんと確認をする必要があります。
ここでもLCC利用の際は要注意、ですね。


③とてつもなく長い/短い乗り継ぎ時間に注意!

おおよそ、安い航空券はどこかで乗り継ぐ必要があります。場合によっては二度以上乗り継ぐ必要があることも。
(これは検索時に確認が可能です。)


その際に気をつけたいのが、乗り継ぎ時間の長さ。
検索終了画面では、出発空港の出発時間と、最終目的地の到着時間と総所要時間(乗り継ぎを含む)しか表示されず、どこの空港でどれだけの待ち時間があるのかは、詳細を表示しないと分かりません。

その時にたま〜にあるのが、乗り継ぎ時間23時間30分といったものから乗り継ぎ時間50分といったものまで、ものすごく長いものから短いものまであるということです。

検索される航空券は、各空港の最短乗り継ぎ所要時間(空港の規模等をもとにそれぞれ定められているらしい)を超えるものしかないため、基本的に乗り継げるのですが、これはあくまでも定時運行をした場合なので、遅延が発生した時に乗り継ぎができなくなる危険もあります。

逆に、ほぼ丸一日空港で待機していないといけないような接続のものもあるため、安い航空券にはそれなりのリスクが孕んでいることも頭に入れておく必要があります。(乗り継ぎ時間が長い場合、第三国に手荷物一つで入国もできると思いますが、ロシアやカタール等ビザが必要な国では入国すら厳しい場合があります)

検索して出てきたことがある恐ろしい乗り継ぎ便は、モスクワ空港(シェレメーチェボ)での21時間30分(経験済み)と、プラハ空港/仁川空港での50分(調べただけ)でした。


④乗り継ぎ空港が異なる場合に注意!

これは③に関係しますが、それほど可能性は高くありません。
大きな都市には、二つ以上の空港が存在することも一般的です。例えば東京の成田/羽田、関空/伊丹、韓国だと仁川/金浦、上海だと浦東/虹橋、パリだとシャルル・ド・ゴール/オルリーなどです。

安い航空券の中には、稀にですが乗り継ぎ空港が別になっている場合があります。(関空からヨーロッパ行きの航空券を探してみると、時々羽田に飛んでから成田に移動し、出国というルートのものがヒットします。

これはこれで楽しいかもしれませんが、
・海外だといちいち手続きをしないといけない
・空港間の移動に余計なお金がかかる
ということもあるので、旅慣れた人でないと大変かも知れません。
ですので、航空券を調べた時には必ず経路と乗り継ぎ時間を確認しましょう。


⑤それほど安い航空券がない場合には、二回に分けて航空券を調べてみましょう

例えば、関空からアイスランドのレイキャビクまで行こうとするとします。
これをそのまま「関空⇔レイキャビク」と調べると、最安が20万円台だったりして、あまりおトク感がありません。
こんな時には、途中で中継地を設定して検索し直してみることをお勧めします。

この場合だと、
・欧州行きの選択肢が多い成田空港
・比較的安いチケットが探せるヨーロッパのハブ空港(パリやアムステルダム)を中継地にしてみて、

関空⇔成田 と 成田⇔レイキャビク
もしくは
関空⇔アムステルダム と アムステルダム⇔レイキャビク

に分けて検索をしてみるのです。

これを使うと、場合によっては数万円ほど費用が抑えられることがあります。

私も実際、仁川〜ワルシャワ6.9万円のチケットを探すことができ、関空〜仁川をPEACHで別手配することによって合計9万円ほどで移動することができました。これを関空⇔ワルシャワで検索していたら、もう2万円くらいは高かったかもしれません。
参考:往復9万円でヨーロッパに来ています

※仁川や香港発で検索をすると、日本では高めのルフトハンザドイツやスイスインターナショナルエアラインズ等の航空券が、驚くほど安い金額で検索できる時もあります。

⑥平日出発、平日到着(帰着)の方が航空券は安め

目的地と場合によると思いますが、これまでの経験上。


★★★

その便利さから、特に若者で旅好きな人の間ではもはや常識となりつつあるこのサイトですが、やはり細かい問題があったり、裏技が存在していることも確かです。

私は暇さえあればスカイスキャナーを使って検索をしてるのですが、これまで検索したことのある価格破壊のチケットの例としては

・関空〜アムステルダム 夏期往復6.8万円(キャセイパシフィック)
・関空〜パリ・シャルル・ド・ゴール 夏期往復8.0万円(ベトナム航空)
・香港〜リガ(ラトビア) 夏期往復9.0万円(アエロフロート・ロシア航空)

などがあります。
(ヨーロッパが好きなのでヨーロッパしか調べていません)

正直言って、これだけ安いチケットの存在を知ってしまうと、ヨーロッパ往復で15万円というのは買う気になりません。


できるだけコストを抑えて旅をしたい人、普段とは異なる航空会社を利用してみたい人は、ここにまとめたヒントも参考に是非航空券探しを是非してみて下さい。

サイトはこちら↓

2014年5月28日水曜日

やっぱり、メッセンジャーアプリよりパソコンのメールが便利だと思ったワケ

仕事をしていると、(当たり前かもしれないのですが)パソコンのメールが一番使いやすいと思います。

私は他にも、Facebookのメッセージ機能を使ったり、TwitterのDM機能を使ったり、LINEを使ったりしていろんな人と仕事絡みの話からくだらない話までやりとりをしますが、やっぱり戻り戻ってメールが便利だと気づきました。

理由は簡単で、各種メッセンジャーアプリだと過去のやりとりの確認がしづらいのと、検索ができないからなんです。


メールの場合だと、検索窓に打ち込んだら様々な方法で過去のメール(文面)を検索できるのが大きいです。

私の場合、Facebookのメッセージを使って仕事の依頼や相談、あるいは人と合う約束(日にち、場所等)のやりとりもするんですが、(Facebookメッセージに限らず、LINE等でも)過去のやりとりを検索するのがものすごく難しいです。

仕事の場合、納期や仕様、その他重要な事項というのは、その時は頭で覚えていても、時間が経つと忘れることも多いです。その時に、細かい(けど大事な部分)を、Facebookのメッセージを繰って繰って探すのは、ものすごく時間の無駄ですし、大変です。

逆に言えば、今まではメッセンジャーアプリを多数使っていたのですが(大学の時などは特に)、なぜメールが仕事で使われるのか、分かった気もします。
(そんな中で、チャットワークスのようなツールも出てきているようですが、メッセージ内の検索をするには有料プランが必要みたいで、そこまで利便性が高いのかどうかは分かりません。IT系の人は使っておられるようですが)


特に仕事で大変なのは、納期、仕様、支払関係(請求書の送付、相手からの受領通知等)だと思っていますが、特にお金に関しては、取引先が増えてくると「どこの会社に請求書を送ったから、まだ送ってないのか、分からん〜」ということにもなりかねないので(特に細かい案件が重なると)、そんな時はメールで検索をしないと、もう肝心のメールが探せなくておおわらわです。
(それでも、たまに送ったはずのメールが見当たらなかったりするのですが)

個人的に、各種メッセージ機能はチャットツールの意味合いが強いです。(Facebookにログインしていると、時々海外の友達から突然チャットが飛んできます笑)



ただ、メールが良いかメッセンジャーアプリが良いかは人によって異なると思うので、もっと多くの人の意見も聞いてみたいと思います。


皆さんはどのようにお考えなのでしょうか?

2014年5月26日月曜日

財布に名刺を忍ばせておくと便利

何かの本で「財布に名刺を入れておけばいざというときに役立つ」と読んで実際にしてみると、これが本当に役に立っています。


例えば名刺入れを忘れたとき。
私たちは常時名刺入れを持っているわけではありませんが、いつ何時人との出会いがあるかは分かりません。そんな時に名刺がないと機会損失になってしまうこともあるかもしれません。しかし財布は常時持っていることが殆どですし、ここに名刺を10枚でも入れておくと渡すことができます。

また例えば、名刺入れの名刺が切れてしまったとき。
スケジュールがばたついて、名刺ははけたのに補充のし忘れをしてしまうこともあるでしょう。そんな時に予備の名刺が財布にあれば事なきをえることもあると思います。


私自身、これを始めて「名刺忘れた!」という冷や汗ものの時も助かったことが何度かあります。特に自分で業を回している人は心の片隅に入れておきたいアイデアだと思います。

東京で初めて「土」を見た日

先日、東京のある場所で知り合いの方に泊めて頂いたのですが、何十回も行ったことのある東京で初めて、「土」を見ました。(道端にある人口の花壇などではなく、本物の土が集まっているところでした。)


東京都23区内の等々力というところでした。渓谷のあるところです。


今まで何度も東京に来たことがありますが、まさか23区内に渓谷があるなんて思っていませんでした。また新しい発見があり、もし東京に出ることがあるなら住まいはここで探そうかな、なんて本気で思いました。一日しか滞在していないのに笑


でも、それほど本気に思うくらいに土、根っこは大事だと思います。先日耳にした言葉で「土台のないところに軸は立たない」というものがあるのですが、まさに土、根っこ、土台を良いものに保つための場所が、この等々力という地域だと思います。

東京はもともと好きではありませんが、お世話になっている方がだんだんと増えてきて、案外捨てたもんじゃない場所なのではないかな、と思うようになってきました。

それほどに、人(他人)というのは大きな存在なんだと思います。

2014年5月24日土曜日

日本のネット環境をもうちょっとどうにかしてほしい

海外に何度も行って思うのは、「日本のネット環境は不便だ」ということです。
知り合いの外国人が日本に来た時も、みんなが口を揃えて「日本は素晴らしい国だけど、ネットだけがイマイチ」と言っていました。

既に海外に行かれたことがある人にとっては既知のことだとは思いますが、私の所感をまとめてみました。



1、無料じゃない「無料Wi-Fi

ファミレス等でよく見る「無料Wi-Fi」と書かれてあるdocomoau、ソフトバンクのサービスですが、これが実は無料じゃありません。登録料や使用料が月額で一定に決まっています。もちろん私は使っていません。海外だと文字通り「無料」のWi-Fiがシャレた喫茶店等で拾えます。大きな街によっては街にホットスポットが整っていますし(ワルシャワで使用経験有り)、世界各地をひとまとめにすることはできませんが、日本が10歩くらい遅れているのは事実でしょう。



2、メリットを感じられない、イーモバイルの「通信制限」

私は「ガラケー+ポケットWi-Fi x パソコン/タブレット」という」複合技を使っています(通信料をできるだけ安くしたいため)。ポケットWi-Fi2年ほどイーモバイルを使っていて、契約終了に先だって新しい端末に切り替えたのですがこれがトラブルの始まりでした。新しい端末はまさかの「通信制限」が設けられており、諸条件はありますが、「一月で7GBを超えると速度が遅くなる」などの、何のメリットも感じられないような但し書きがありました。(切り替え前の端末は制限なし。)

7GBというのは、人によって捉え方はまちまちですが、動画を見るとすぐに1GBほど使ってしまいますし、特にパソコンでインターネットをすると、数十分もネットサーフィンをするだけで1GBを超えてしまう時もあるので、本当にナンセンスな制限だと思います。(契約更新時にきちんと確認しなかった自分も悪いですが)

そういう意味では、WiMAXが現在では唯一通信制限なくネットを使えるサービスとなっていますが、場所によっては電波が繋がりにくいことがあったり、通信速度がそこまで早くなかったりするので、デメリットを比較して最終的には消去法でサービスを選ぶことになるのかな、という気がします。(他にもいろいろサービスはあるようですが)

とにかく、こんなサービスに月々約4千円も払うなんてバカみたいですし、かつこんな商売をしている会社の方もすごいとは思いますが(笑)、いずれにせよ、もうちょっとサービスの内容は良くしてよ、というのが率直な感想です。



他にも言いたいことは沢山ありますが(笑)、特にネット周りは魅力を感じないサービスが多いですね。


そういえば、日本の携帯電話はSIMロックが定番でもあり(今はSIMフリーの端末が出てくるなど改善はされていますが)、データ通信周りのサービスに関しては三周遅れくらいになっているのかもしれません。


(こういうことも、プリペイドSIMが使えたり、無料のネット回線(かつスピードも速い)が網羅されている海外で生活、移住してみたい動機の一つだったりします)

2014年5月23日金曜日

自分に対してよくある四つの勘違い

人に対して正しい情報を持っておらず、よく間違ったことを言ってしまったり言われてしまったりすることがあるんですが、私もしょっちゅう、他人から間違われることが幾つかあります。今回はそんなことをまとめてみました。



1、英語圏に留学していたと思われる

仕事が「英日(日英)翻訳・通訳」なのでよく思われているんですが、私は今まで語学留学、交換留学等で長期間英語圏に住んでいた経験は全くありません。英語はラジオ(NHK)の英語番組と、義務教育(中学校)・受験英語のみで勉強しました。

こういう話をすると、結構すごいと思われるんですが(TOEIC900点近く取っているのもありますが)、自分ではそんなにすごいこととは思っていません…。


2、大学時代に休学していたと思われる

最近は大学生も休学をして留学をしたり旅をしたり、大学の正規の授業以外のことにエネルギーを注ぐ人が多いですが、私はストレートで卒業しました。逆にいうと、休学をせずにいろんなことに首を突っ込んでいました。

今ではそれらの経験がいろんな糧になって、現在にも繋がっていると思っています。


3、血液型がA型だと思われる

これもよくある話で、10人中9人からは「A型でしょ?」と言われます。結構きっちりしているように見られるからかもしれませんが、実際は違います。(何型なのかはあえて書きません。笑)

まあ、血液型なんてあまり気にしないんでなんでもいいんですが。(必要なのは輸血の時ぐらい?)


4、名前をきちんと書いてもらえない

これは勘違いといいますか、単に名字が難しいのであまりきちんと書いてもらえない、という話です。

私の名字は「藪内」ですが、確かに「藪」は難しいです。
(自分も、中学生になるまでは書けなかった気が。)

ここできちんと書きますと、




です。笑


よく、中が「数」だったり、上がたけかんむりだったりする「誤字」を書かれることが多いのですが、地味に傷ついたりします…(笑)

「薮」はいわゆる簡略字なのでまだ許容できますが、たけかんむり(Mac Officeだとなぜか変換できない笑)は異なる漢字ですから、実は結構失礼なことだったりするわけですね。(例えると、「田仲」さんを「田中」さんと書くようなもの?)


全体的に、あまり気にならないネタではありますし。逆に話のタネになることもあるのですが、特に最後の漢字の問題については結構私自身が気にすることなので(笑)、このブログを読んで頂いた知り合いの方は、これからはミスしないようにして下さいね♡

社会人とはなんぞや

日本で使われる「社会人」という言葉が、あまり好きではありません。

一般的には、社会人=会社員のように使われていて、学生や子どもは含まれていませんし、非正規雇用で仕事をしている人についても、あまり使われない気がします。個人で仕事をしている人も、自分のことはあまり社会人とは言っていないかもしれません(これは個人差があると思いますが、僕は使いません)。

と、こんなことを結構前から考えているのですが、そんな時に出会った面白い文章がこちらでした。


「就職、ほんとうに残念です」 会社に入るなんてマジでつまらない! イケダハヤト×小川未来【前編】


ページ数はありますが、分量自体はそんなに多くはありません。

そんな中で、特に目からウロコだったのが3ページ目の最初、小川さんの「会社に埋没するのは嫌いなんですか?」という問いに対するイケダさんの答えです。

ここでイケダさんは「社会との接点がなくなるのはよろしくないでしょう」と、一言答えられているんですね。




この言葉、とても面白いと思います。だって、一般的に「社会人=会社員」なのに、それを真っ向から否定しているわけですから。


この言葉だけでイケダさんの真意をどこまで汲取れるかは未知数ですが、もう一度立ち止まって考え直してみたいですね。



社会人とは何ぞや?

2014年5月20日火曜日

楽天イーグルスのホームゲームを観戦しに行ってきました。

昨日より仙台入りし、今日は被災地周辺を見て回ってきました。

東北に来るのは三度目ですが、震災後の後に来るのは初めてです。


その時の話はまた別の機会にまとめるとして、今日は夜、初めて楽天イーグルスのホームゲームを観戦しに行ってきました。

近鉄バファローズが消滅して、楽天のファンに流れてはや10年。10年かかりましたが、ようやく自分の足でkoboスタ宮城まで来ることができました。








結果は惜敗。去年とは打って変わって、勝負強さが目に見えて少なくなったことが分かる試合でした。もちろん悔しかったですが、その中でもファインプレーや光る勝負があり、足を運んで良かったと思います。


長らく、自分の応援している球団のホームゲームを見ていなかったので、サヨナラ勝ちの権利や応援団の熱気など、忘れかけていた興奮が甦ってきました。

また東北には足を運べるように、力を付けていこうと思いました。


2014年5月19日月曜日

他力本願と思考停止

最近気になるのは、日本人は「自分ではどうにもならない」と考えるのが好きで、得意だということです。

私もよく使うのですが、「縁がなかった」という言葉が日本語にはあります。(逆に「縁がある」という言葉もあります。)


この言葉は、とても日本的な考え方が反映されている言葉だと言えるでしょう。日本語は「する」文化ではなく「なる」文化である、と私は考えていますが、「自分の力ではどうしようもできない」という、半ば諦めのような考え方が私たちの思考の半分くらいを占めているのではないでしょうか。



私は、この考え方自体は悪いものだとは考えてはいません。日本では昔から台風や洪水、地震等、自然災害と上手に付き合ってくることが多いです。その中で輪中といった生活方法も編み出された訳ですが、自然の力というのはえてして人間では到底敵わない、という私たちの無力さをまざまざと伝えてくれるものでもあります。このような歴史がある中で、「自然への畏敬」が培われ私たちの心の奥底に存在していることは、現代社会に蔓延っている人間中心主義の対をなすものであり、このような考え方そのものは、これからも心の片隅に置いておかないといけないものであると思います。


ですがその一方で、何事に対しても「縁がなかった」「頑張ったけど報われなかった」という考え方を適用してしまうのは、逆に危険なことでもあるといえます。なぜなら、私たちの力ではどうしようもできないことがある一方で、自ら情報収集をして頭を使って考え解決策・対策を編み出すことで、ある程度クリアできてしまう問題も世の中には多数存在するからです。受験や英検・TOEIC等(他には各種国家試験等)の、知識や思考力を問う試験問題であれば、これまでの問題を解くことや対策を勉強することで、合格率(達成率)を高めることは絶対に可能なはずです。


考えるべきは、対象となる物事が、自分が何らかの行動を起こすことで成功確率を高めることができることなのかどうかということです。しっかりと勉強をして、対策も打った上で試験に失敗してしまったのであれば、「縁がなかった」と考えることはできないことはありませんが、それでは今後の自分自身の糧になることはないでしょう。もし失敗してしまったのであれば、敗因がどこにあったのか、もっと入念に準備をできなかったのか、ということを分析しないと、今後同様のことが起こった際にも、同じ過ちを繰り返してしまう可能性は高いかもしれません。


「縁があった」「縁がなかった」というのは、ともすると「頑張っていなかったけれどうまくいった」「頑張っていたのにうまくいかなかった」という解釈ができてしまう場合もあります。ですが、このように考える「クセ」がついてしまうと、本来洗い出せた筈の勝因や敗因を明るみに出すことなく、それらの出来事が過去帳入りしてしまう危険すらあります。大事なのは「自分の頭を使って考える」ことであり、なんでもかんでも「縁があった・なかった」「運が良かった・悪かった」とひっくるめていいまとめてしまうことではないのです。

「自分の力ではどうしようもない」と考えることは間違いではありませんし、そのようなことが世の中には沢山あることも真実です。ですが、それらと「正しい努力をしない」「目標に向かって前に進まない」ということは、まったく異なる話です。知らず知らずのうちに思考停止に陥ってしまっていないか、一度立ち止まって考えてみることも必要ではないでしょうか。

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