2013年3月15日金曜日

僕の、旅7つ道具。

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世界一周したあと、日本で外国人向けのインバウンド事業に取りかかろうとしている青木君が、旅の七つ道具を集めているので、僕も書いてみることにしました。


僕は、どちらかというと「旅」というよりは「生活」のほうが多いのと、これからも生活重視(どこかに根を張って、ある程度生活しながら旅もする)でいこうと思っているので、他の人の七つ道具とはズレてしまうかもしれませんが、やっぱり根底にあるのは「旅」ですね。


七つに絞って考えるのは、案外難しかったです。

一人でも多くの方の参考になれば、嬉しいです。

それでは、順に紹介して行きます。


1、アイマスク

飛行機の中やゲストハウス(ドミトリー)で重宝するのが、アイマスクです。





時差のある地域を飛行機で飛ぶ時は、できるだけ到着地の時間に体内時計をあわせるようにするのですが、機内は灯りがついていることも多いです。
だから、アイマスクを使って、少しでも「身体を休める」。
(早朝初、深夜着で空港で寝る場合も一緒)


また、ドミトリーに泊まっている時も、自分だけ疲れて、部屋は明るいけど寝たい時にも、重宝しています。


今僕が使っているアイマスクは、カンタス航空を使った時に配布された「機内便利セット」に含まれているので、遮光性があまりよくないのですが、これからはもうちょっと、遮光性の高いものが欲しいです。


2、iPod touch
メールの確認や、Facebook、Twitterにアクセスするのに欠かせないのが、iPod touchです。




音楽を聞くことも多いですが、どちらかといえばネットに繋いで、各種アプリを使ったり、電卓で計算したり、思いついたことをメモ帳に取ったりすることの方が多いです。
(メモは紙に書くこともあるんですが、どこに書いたか忘れたり、皺が寄って分からなくなったりすることが多いので…。苦笑)



iPhoneかiPod touchかで迷う場合は多いかもしれませんが、電話をするなら、現地で調達できるSIMフリーの携帯電話(いわゆるガラケー)の端末を買って、プリペイド式のSIMも購入すれば済みます。

(というより、単純にiPhoneのSIMロック解除がややこしかったり、月額の請求が面倒だったり、SIMフリーのiPhoneが海外では高かったりするのもあります。苦笑)

僕はiPod touchと現地調達のガラケーの二枚岩でやりくりしています。海外(特にヨーロッパ)だと、公共の無料WiFiもとても充実しているので、わざわざiPhoneを買って、ネットに繋いだり電話を出来るようにする必要はないと思ってます。

ただ、iPod touchの場合、カメラの画質がそれほど良くないのが弱点ですね。


3、オカリナ
ギターを担いで旅をしている人はよく見かけますし、あいますけど、オカリナをバックパックに忍ばせて旅をしてる人って、他にいるんでしょうか…。



僕はこの、POPOLOさんのオカリナ(アルトC管)を使っているんですが、何と言っても簡単に吹ける。これ結構大事です。

ギターは、中学生か高校生の時に一時期チャレンジしましたが、コードが分からないのと、何よりも難しくって挫折してしまいました。


もともと、フルートとか管楽器に興味があったので、「オカリナなら吹けるだろう。笑」と思って、大学の時に買って、主に国内ですが、旅してました。

海と向き合って吹いてみたり、蝉時雨が聞こえる中で吹いてみたり、人がいると恥ずかしいですが(笑)、オカリナを吹いている時は無心になれます。


リコーダーと同じように、指で穴さえ押さえれば簡単に吹けるので、おススメです。

海外に持って行く時は、その形状から、拳銃と間違えられないか毎度ヒヤヒヤしています…

今度海外に行く時は、他の大道芸人に混じって、道に腰を下ろして、通行人に対して演奏してみたいです。


4、新生銀行のキャッシュカード
新生銀行のキャッシュカードは、優れものです。

日本国内だと、新生銀行のATMはもちろん、ゆうちょ銀行とセブン銀行のATMでも、一年間手数料無料で現金の預け入れと引き下ろしができます。

また、海外でも、国際ATMで、現地通貨を引き下ろすことが出来ます。

レートは、その日の為替レートで計算され、相当額の日本円が口座引き下ろされます。

(詳しい情報は、同銀行のこちらのページにて)


海外では、もちろんクレジットカードが大変便利ですし、クレジットカードがあれば、キャッシングもできますが、詐欺にあった場合の被害がえらいことになるのと、いくらでもお金を使ってしまうことになりかねないので、怖いと言えば怖い。

その点、新生銀行の国際キャッシュカードだと、口座にある分しかお金は引き下ろされません(なので当然、口座にお金がなければ引き下ろしも出来ません)。

また、仮に海外で生活して、在宅の仕事なので日本円を稼いだ場合は、新生銀行に振り込んでもらう→海外で現地通貨を引き下ろし、という方法も取ることが出来ます。

僕もこのカードを作って以来、韓国、ポーランド、ドイツ、台湾で使いましたが、残高もオンラインで分かりますし、とても便利です。

海外へのお金の持って行き方については、こちらも参照下さい。


5、全世界対応コンセント

海外に行く時は、たこ足があれば便利ですが、そもそもコンセントの規格が違っている場所が殆どなので、これが必要不可欠です。


これがあれば、パソコンもドライヤーもカメラの充電も、全部できます。
(電圧が違う場所も多いですが、パソコン等の電気製品は殆ど、対応済みです)


これ一つで、様々な形のコンセントに対応するので、とても重宝します。


6、だしの素

日本食料理用の材料ですね。笑


海外で2ヶ月以上生活したことが何度かありますが、日本食にありつけないのは、結構辛いです。

寿司屋に行ったり日本食レストランに行けば大丈夫なのも事実ですが、お金が高かったりします。

このだしの素があれば、肉じゃがをはじめ、基本的なだし料理は作れますし、いざとなれば日本料理パーティーも開けます。

インドを二週間回った時は、毎日朝からカレーを口にしてたのですが、この時ほどだしを口にしたいと思った時はありませんでした。


7、Macbook Pro


もはや仕事道具ですね。

これを使って翻訳の仕事する→新生銀行にお金が入る→海外生活、というサイクルを作るのが、当面の目標です。

一眼を使って撮った写真も全部パソコン(クラウド)に保存していますし、何かと便利ですし、もはやなくてはならない道具です。


以上が、僕の「旅七つ道具」なわけですが、案外七つに絞るのは簡単ではなかったです。


他の候補には、デジタル一眼レフとかヘッドフォン(音楽聞くというよりは、防音用)、電子書籍の端末(これはまだ持っていなくて、欲しいもの)が上がりましたが、カメラはなくても旅は出来るぞ、と思ったりすると、だしの素やアイマスクが上位に出てきました。


旅の七つ道具に関しては、前述の青木君が、こちらの記事で、いろんな人の七つ道具を集めているので、興味のある方はブログに書いてみて、シェアし合ってみるのも、いいのではないでしょうか。

旅関連の投稿も合わせてご覧下さい。

世界一周旅行は単なる消費物に成り下がってしまったのか?

往復9万円で日本とヨーロッパを移動する方法

JR四国「バースデーきっぷ」がすごい

脅威の「定時就航率0%」、ベトジェット航空 

台湾旅行に朗報!格安鉄道券"TR-PASS"の買い方、使い方

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僕がカウチサーフィンを使う5つの理由



2013年3月12日火曜日

【告知】今月下旬、東京でイベント実施します!「若者は本当に海外に行かなければならないのか?」


今月26日、東京でイベントを実施します!

今回は、インドネシアのバンドゥンで活躍されている釜我昌武さん(日本に一時帰国)と、僕藪内達也、表題はもちろん、「働き方」や「生き方」について、広く深く、話し合います。

イベント会場の関係で、18人しかご参加頂けませんが、以下の詳細をご覧頂き、興味のある方は是非足を運んで頂ければと思います。





〜〜以下詳細〜〜




「若者は本当に海外に行かなければならないのか?」

~Enhancing Diversities~

インドネシアでローカルな暮らしを実践中の釜我昌武と、翻訳修行中の藪内達也が、海外に出ることに始まり、仕事の仕方や生き方まで、徹底的に話し合います!
【趣旨】
海外に目を向ける必要性を高めることが、ここ近年叫ばれています。
アジア諸国の労働力の安さから、国内企業は生産の拠点を海外に移す傍ら、国内大手企業も、分野によっては世界の同業他社に苦戦を強いられています。
そんな中、若者の「海外離れ(海外駐在を望まない、留学生数の減少等)」がしきりにメディアで取り上げられています。
しかしその一方で、多くの若者が「世界一周」などのアクションを起こし、世界に飛び出しています。
「ギャップイヤー」等の手段を使って、学生時代に海外に出、見聞を広げることの重要性も急速に高まってきました。
ですが、本当に私たちは、海外に目を向ける必要があるのでしょうか?
そして、海外に行く必要性はあるのでしょうか?
本当に考えなければならないのは、「海外に行ってどうするのか?」という、「根本的な生き方」ではないでしょうか?

今回のイベントでは、日本の大手企業を一年半で辞めた後、インドネシアに身体一つで飛び込み、現地生活を送っている釜我昌武と、大学卒業後、ブラック企業を半年で辞め、一時ポーランドに渡って「生きること」について考え直した藪内達也が、表題の「海外に行く必要性」から、人生観、そして生き方についてまで、原体験をもとに話します。


・これからどんな仕事をするのか、迷ったり悩んでいる方
・周りが「海外、海外」と叫んでいるけど、イマイチ実感が湧かないという方
・これから大学生活が始まる方
・ぶっちゃけ、海外ってどうなのよ?と思っている方
・「同じ疑問を持っていました!」という方

上記どれか一つにでもピンと来る方に、参加して頂ければと思います。
以下、イベント情報
・日時 3/26(火) 18:00〜20:00(20時以降、近辺で食事会をかねた交流会実施予定)
・場所 10°Cafe (山手線高田馬場早稲田口より徒歩三分)
・人数 18人(先着順)
・料金 1000円(ドリンク等別、持ち込み可)
・申し込み方法
ashf1739 あっとまーく gmail.comまで、以下の内容を明記の上、お送り下さい(件名は「イベント申し込み」として下さい)。
「氏名」

「所属・職業」
「年齢」
「現在の興味、関心」
「イベントで期待すること(知りたいこと)」
「食事会参加の可否」
スケジュール
18:00〜05 簡単な挨拶
~18:20 釜我昌武のプレゼン
~18:35 藪内達也のプレゼン
~18:50 質疑応答
~19:40 徹底討論
・就職すべき?
・海外に行くべき?
・キャリアの作り方
...and more!
~20:00 参加者との交流タイム
20時以降の食事会については、詳細が決まり次第、改めて広報いたしますが、高田馬場駅周辺で、22時半頃まで、アラカルト形式で実施したいと考えています。
申し込み締切は3/22(金)21:00、キャンセルは24日(日)21:00まで。
キャンセルの場合、先着順に繰り上げ、改めてご連絡さし上げます。
このイベントで答えを手渡すことはできませんが、生きるヒントを共に考えて行きましょう。


コメンテータープロフィール

釜我 昌武
工学博士/1982年08月より、東京生まれ東京育ち/東工大、千葉大での学生生活を経て、2011年09月まで(株)東芝の中央研究所のパワーエレクトロニクス・パワー半導体の研究者/現在はインドネシアで電気電子工学や日本語、あるいは日本人の考え方を教えながら、インドネシアのリアリティを通じて文化について勉強させていただき、「人と人のつながり」のあり方を模索/憧れの新興国での生活を実践しながら、どうやったら幸せになれるのかを常に考え続け、様々なことに果敢に挑戦中


釜我さんのブログはこちら



藪内達也
1989年10月、奈良県生まれ。大学の専攻は言語コミュニケーション(日英翻訳)。学生時代にポーランドでインターンに参加、日本の知名度の高さにショックを受ける。その後、伝統工芸品を海外で販売するベンチャー企業の立ち上げに関わったり、インドで日本紹介のフリーペーパーを配り歩く完全個人プロジェクトを決行するなどしたのち、「地元で仕事を作っていきたい」と思い、大学卒業後、勉強のために広告代理店で勤務。しかし、平日は仕事漬けの生活に疑問を持ち、身体も壊し5ヶ月で退職。ポーランドに再度渡航し、日本語を教えながら、生き方について再考。現在は「好きな時に、好きな場所で、好きなことで仕事」をしたいため、翻訳の勉強中。仕事作り、地域観光、起業(家精神)に興味有。



皆様とお会いできることを楽しみにしております!

2013年3月10日日曜日

The importance to write articles in English

Since I started writing the new blog (this one), sometimes I tried writing in English.

It's not so easy to write all of the articles in English, but around 30 percent of my articles are written in English (some of then were written in both Japanese and English).

There are the English articles below.


Farewell my 22nd year. Hello my 23rd year.

Does World Journey Degrade The Value Into A Mere Consumption?

My Polish life

MY FAVORITE SONGS

I'd like to explain the difficulty of Polish grammer.

I was invited by a Polish family.

To jest moja miłość dla Polski (This is my love for Poland)

Three years has passed since...



As I continue writing articles in English, I surely recognized the importance of writing something in English.

Sometimes I check the trafic of my blog: from where the readers access.

It's not accurate information because Japanese in foreign countries also access from oversea and read articles in Japanese, but the article about "This is my love for Poland" ranks within top 10-most read articles, and constant access to English articles exists, so I'm happy to inform myself all over the world.



Speaking of using English, now I use Couchsurfing to host foreign travelers in Japan, and they often ask me if I can host him/her.

Since I opened my CS profile to everyone, I really realized the opportunity to meet with foreigners, to share our values each other, and to use English have increased.


My English is not so complete yet, but using English enlarged my world to live and my values.

As I use LinkedIn in English, sometimes I receive headhunting message from foreign countries.

Now I don't plan to work in foreign countries, but having such methods to connect with someone oversea is so precious.

From now on, I try telling my thoughts and profound values in English.

If you want to meet with me, tell me to leave comments.



2013年3月9日土曜日

伊藤洋志さん講演「世の中がややこしくならない仕事を作るには」に参加してきました。

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もう一週間以上前の話ですが、

2月28日に、大阪のスタンダードブックストアで行われた、伊藤洋志さんの講演会「世の中がややこしくならない仕事を作るには」

というイベントに参加してきました。

伊藤さんは、「ナリワイを作る」という本を昨年に出版されていて、僕も「自分で仕事を作る」とか「(仕事の)自給自足」について興味があったので、本が出た当初から、伊藤さんをフォローしていました。


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「仕事をつくる」といっても、何も起業をしてぼろ儲け、といった方法をとるのではなく、「自分たちが普段必要な仕事は、自分たちで作ろう!」というコンセプトで、身の回りで必要な仕事を、自分たちで作っていく、というユニークな考え方、実践です。



そんなナリワイを作る時に必要な考え方というのは、

1・ノーリスクで始める

2・「あったらいいな」を形にする

というものです。


例えば、伊藤さんは実際に、以下のようなナリワイをこれまでに作っておられます。


モンゴル武者修行ツアー

これは、「モンゴルに行きたいけど、用意されたパックツアーは物足りないから嫌だ!」という欲求不満?から作り出されたツアーで、スケジュールは基本的に現地で、参加者同士で決めるというという方法をとっており、現地の生活経験を通して、「生活する力」の向上も視野に入れているナリワイです。


次は、結婚式を通して仲間が出来る、というナリワイ婚礼サポート

これも、「結婚式代が高すぎる!」ということで、使われなくなった木造校舎やらなんやらを使って、自分たちで結婚式を作ってしまおう、というナリワイ。


他にも、「京都で住む場所が欲しい」という欲求を満たすために、シェアハウス?を自給した古今燕という住処を作るナリワイがあったり、パンを自分たちで作るワークショップを開催したりと、これまでに10個以上のナリワイを作り出して来た伊藤さん。


もともと、伊藤差の数多くの原体験(世の中に対する違和感)が積み重なって、このような「仕事作り」をするように至った、と、講演では言われていました。


特に、「会社勤めをして鬱になるのは、ここ50年ほどで急激に変化した働き方(企業に勤める、という画一化)に、人が合わせられなくなっただけ」とおっしゃっていて、「本来仕事というものは、自分で作るもの(明治末期には二万を越えていた職種が、今はたったの2千件ほどになってしまっている)」という箇所を、伊藤さんは強調されていて、「(仕事には)多様性がないときつい」ともおっしゃっていました。


確かに、今の仕事というのは、どこかで齟齬が生じていて、

例えば、様々な広告媒体を使って、求人広告や賃貸情報やらを載せているのに、「その売り手は絶対にその商品は買わない」とか、

「この牛乳を毎日飲み続けると、身体に悪い」とか、

そんな「食い違い」が多く見られる、と講演の中で説明されていました。



なので、ナリワイの作り方、目の付け所として
「生活の自給力を上げる」ことと「支出を面白くカットする方法を研究する」ことと、「仕事の単位を小さくする」、

この三つを組み合わせれば、ナリワイは簡単にできるとのことでした。
(一番手っ取り早いのが、何かしらのイベント)


伊藤さんは、他にも「床はり協会」や「壁崩し協会」なども組織されていて、「プロに高いお金を払ってしてもらっている仕事を、自分たちで作ってしまおう!お金をかけずに、かつ安く済まそう!」というベクトルに数多くの挑戦をされています。



この講演で話されていたことは、上記の本にも殆ど書かれているので、興味のある人は是非手に取って頂きたいのですが、


講演に参加して、改めて「仕事を自分で作る」ということの重要性を、考えることが出来ました。


初めて会社員として始めた仕事を、半年経たずに辞めてしまった僕ですが、

今は翻訳等の仕事を個人的に行っていて、なんとか生きて行けてます。


(前の仕事をしていて蓄積した違和感、辞めたいきさつ等については、以下の過去記事をご覧下さい)

なぜ僕は、新卒で始めた仕事をわずか5ヶ月でやめたのか?(1)

なぜ僕は、新卒で始めた仕事をわずか5ヶ月でやめたのか?(2)

なぜ僕は、新卒で始めた仕事をわずか5ヶ月でやめたのか?(3)



「ナリワイ」という見方、考え方では、生活の自給はできていないに等しいので、まだまだなのですが、


やっぱり、「仕事」は作れる方がいいです。


そう思います。


会社員、という一言でくくってしまうには、あまりにも多くの職種がありますが、

究極的な話になると、どれだけ自分の能力をお金を交換できても、それが「市場価値」だけでしか測られない能力だと、もしお金の価値がなくなってしまったら、生きて行けないことになってしまうのですから。

もうちょっと言葉を足すと、自分で食料を作ったり、掃除をしたり、家を建てたりして、「生活する」ことができれば、余分なお金を間に介在する必要もありませんし、そういう「自給力」があるに越したことはないと思います。

ものすごい高給取りであっても、そのお金で、どこかの店の料理を食べたり、家事代行を頼んだり、なんだかんだしていると、「お金を稼げなくなった時に、生きて行けない」、逆に言うと、「自給力があれば、収入が少なくても生きて行ける」、ということになると思います。


一ヶ月にかけている家賃や食費等、自分の出費を整理して、「なんとか自分の能力で代用できないか?」ということを考えてみると、案外いろいろ実践できるのではないか、と思います。
(僕もその具体案がないので、全然説得力はないのですが)


自分で仕事を作ってみると、智恵もつきますし、何かと楽しいのではないでしょうか。


もちろん、「お金が必要ない!」と言っているわけではありません。


でも、今は新聞を読んでもニュースを見ても、過労で鬱、とか過労死、とか、「生きて行くために仕事をするのに、仕事をして死んでしまう」という、笑えない世の中になってきています(僕も一時期、そんなことになりかけていたので、とても人ごととは思えません)から、根本的に「仕事の仕方、働き方」を考え直してみるのは、一人一人にとって、本当に喫緊の問題なのではないでしょうか。


いわゆる「ノマド」等のように、強烈なインパクトはそれほどない「ナリワイ」という考え方ですが、この思想を心の片隅に入れておいて、損はないと思います。


今の仕事に疑問を持っていたり、これから仕事をするのに不安があったり、違和感を抱えている人はもちろん、まだ大学生の人にも、読んで頂きたい一冊です。





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他にも、似たようなトピックについて書かれている以下の本も、同時に読んでみてはいかがでしょうか。




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