今回は、僕が普段どんなことをしているのかや、仕事に対する想いを書き綴りたいと思います。
この年明けから、フリーの翻訳家(「家」をつけられる程、全然稼げてはいませんし、多くの実績もないのですが)として仕事をし始めた僕ですが、どちらかと言えば、英日翻訳(英語を日本語に翻訳する)より、日英翻訳(日本語を英語に直す)の案件を多く頂いています。
過去実績はこちらをご覧下さい。
大学では言語学(日英翻訳)を専攻していた僕ですが、いわゆる「フリーの翻訳家」のように、ITや金融、特許等、専門分野を持ち合わせているわけではない(これらの翻訳は総称して「産業翻訳(技術翻訳)」と呼ばれています)ので、まだまだ勉強中の身である、というのが正直なところです。
ただ、個人的には、英日翻訳より日英翻訳のほうがしっくりくるのも、事実です(裏を返すと、英語を自然な日本語に直す力が十分ではない、ということでもあるのですが)。
今は、小さな仕事を引き受けながら、翻訳会社のトライアルを受けたり、様々な分野の情報に目を通して、一つでも「専門分野」を確立することが、目標です。
(キャリアを積むための選択肢として、企業内で勤務する、というのもあるのですが、長期的に海外に行きたかったりする欲が正直なところありまして、どうやって自分の最適解を作り出すか、結構悩んでいます)
一番の理想は、翻訳会社に登録をして、在宅で仕事をすること。
前職の仕事が大変だったのもあって、「自分である程度時間を自由に決めて、仕事をしたい」というのが、一番の想いです(まだまだそんなことを言える立場ではありませんが)。
ただ、僕が一番興味・関心を持っている翻訳分野というのは、あまり注目されていないんじゃないか、という想いもありまして、ここからは、それに関する僕の想いを書いていくことにします。
大学(学士)での研究テーマは、おおざっぱに言うと「日本文化(表現)のローカリゼーション」でした。
ローカリゼーションというのは、例えば電気製品の取り扱いマニュアルを英語から日本語に直したり、ということを指すのですが、僕が興味を持って、研究していたのが「日本固有の伝統や産業等を外国人(英語)に伝える時に、翻訳ではどのような工夫がされているのだろう」ということでした。
大学時代に何度か海外(主にヨーロッパ)に行ったことがあり、その時に、日本の文化とか技術とか、その強み(国力)を肌で知る機会がありました。
そんなことがあって、大学時代の後半に、「日本の伝統工芸品を海外に販売する」Focus Japanの事業立ち上げに関わる機会を頂いたり、
「日本を伝えるフリーペーパー」を作成し、インドに二週間程渡って現地の日本語学校や、大学の日本語学科を訪問して配る完全個人プロジェクト(二人)の「Free Magazine Project」を行ったりしました。
この年明けから、フリーの翻訳家(「家」をつけられる程、全然稼げてはいませんし、多くの実績もないのですが)として仕事をし始めた僕ですが、どちらかと言えば、英日翻訳(英語を日本語に翻訳する)より、日英翻訳(日本語を英語に直す)の案件を多く頂いています。
過去実績はこちらをご覧下さい。
大学では言語学(日英翻訳)を専攻していた僕ですが、いわゆる「フリーの翻訳家」のように、ITや金融、特許等、専門分野を持ち合わせているわけではない(これらの翻訳は総称して「産業翻訳(技術翻訳)」と呼ばれています)ので、まだまだ勉強中の身である、というのが正直なところです。
ただ、個人的には、英日翻訳より日英翻訳のほうがしっくりくるのも、事実です(裏を返すと、英語を自然な日本語に直す力が十分ではない、ということでもあるのですが)。
今は、小さな仕事を引き受けながら、翻訳会社のトライアルを受けたり、様々な分野の情報に目を通して、一つでも「専門分野」を確立することが、目標です。
(キャリアを積むための選択肢として、企業内で勤務する、というのもあるのですが、長期的に海外に行きたかったりする欲が正直なところありまして、どうやって自分の最適解を作り出すか、結構悩んでいます)
一番の理想は、翻訳会社に登録をして、在宅で仕事をすること。
前職の仕事が大変だったのもあって、「自分である程度時間を自由に決めて、仕事をしたい」というのが、一番の想いです(まだまだそんなことを言える立場ではありませんが)。
ただ、僕が一番興味・関心を持っている翻訳分野というのは、あまり注目されていないんじゃないか、という想いもありまして、ここからは、それに関する僕の想いを書いていくことにします。
大学(学士)での研究テーマは、おおざっぱに言うと「日本文化(表現)のローカリゼーション」でした。
ローカリゼーションというのは、例えば電気製品の取り扱いマニュアルを英語から日本語に直したり、ということを指すのですが、僕が興味を持って、研究していたのが「日本固有の伝統や産業等を外国人(英語)に伝える時に、翻訳ではどのような工夫がされているのだろう」ということでした。
大学時代に何度か海外(主にヨーロッパ)に行ったことがあり、その時に、日本の文化とか技術とか、その強み(国力)を肌で知る機会がありました。
そんなことがあって、大学時代の後半に、「日本の伝統工芸品を海外に販売する」Focus Japanの事業立ち上げに関わる機会を頂いたり、
「日本を伝えるフリーペーパー」を作成し、インドに二週間程渡って現地の日本語学校や、大学の日本語学科を訪問して配る完全個人プロジェクト(二人)の「Free Magazine Project」を行ったりしました。
(5分程のムービーです)
こんな経緯もあって、「日本固有の文化や表現って、英語にどうやって訳されているのだろう?」ということに興味を持ち、それを研究したのです。
(ちなみにローカリゼーションという言葉は、口頭試問の時にある教授が口にされた言葉で、とてもしっくりきたことを今でも覚えています)
例えば、「着物」ってどういう風に英語に訳すんだろう、とか。
「熨斗」や「水引」、「ご祝儀」といった言葉。
例を挙げるときりがありませんが、こんなに独特で、魅力的なものを、海外のファンに少しでもよりよく、正確に伝えるために、どんな工夫がされているのか、またはすればいいのか。
そんなことに興味がありました(今もあります)。
だから、少しでも多く、この翻訳の分野で身を立てたいですし、
もっともっと、こういう新しい分野が開拓されてもいいんじゃないか。
そう思っています。
先の例で言うと、「着物」はkimonoで、市民権を得ているとは思いますが、
「熨斗」なら、(abalone) emblem on envelope
(abalone=アワビ、envelope=封筒)
「水引」なら、string(祝いようか弔事用かで、red-white stringとblack-white stringという風に使い分けたり)のように、
訳す時に工夫を重ねる、ということが、大事なんじゃないか、と思っています。
日英翻訳というと、日本語を第二言語として流暢に使える英語ネイティブの方がするのが一般的かもしれませんが、
言葉と言葉の間にある意味、言葉が含んでいる微妙なニュアンスを理解できる、日本語ネイティブだからこそ、翻訳できることもできるのではないか、と思い、このような仕事に取組んでいます。
だから、僕はクライアントの意向をしっかり踏まえた上で、いい翻訳を提供させて頂きたいと思っています。
(これは、一般的な営業の仕事にも当てはまるのかもしれません)
自社の商品を海外に売りたい
外国から来る観光客向けに、英語の説明文を作りたい
自社のwebページを英語でも準備したい
等々、お考えの企業様も多くいらっしゃるかと思われます。
そのような皆様のお力添えをさせて頂ければと思っています。
日本の良さを伝えたいと思っておられる方は、大勢いらっしゃるのではないでしょうか。
「augument5」の日本紹介映像がかっこいいと話題に」のように、映像を作って発信されている方もおられます。
僕も、そのベクトルに対して、自分がどのように関わって行けるのかを模索した中で、「翻訳」というアプローチを取っています。
まだまだ勉強中の身ではありますが、よろしくお願い申し上げます。