2012年11月8日木曜日

海外に持っていくお金に関して

Sorry that I write this article in Japanese.


今回は、旅行や留学等で海外に行く時の、お金の持っていき方について、自分の経験を元に、幾つか参考となる情報をまとめます。

特にこれから、大学の卒業旅行に行く方も多いと思うので、参考にして頂ければ嬉しいです。

※予め断っておきますが、あくまで僕自身の経験を元に書いていますので、他のサイトや情報も比較された上で、最終的にはご自身で判断して頂ければと思います。


さて、海外にお金を持っていく方法は、大きく分けて以下の四種類に分けられると思います。


1、現金を持っていく(日本の空港で両替or現地の空港や両替所で替える)

2、トラベラーズチェックを持っていく

3、クレジットカードで決済をする、もしくはクレジットカードのキャッシング機能を使う

4、国際キャッシュカードを使う


2のトラベラーズチェックというのは、手形の一種のようなもので、

日本の銀行で現金をトラベラーズチェックに両替
→現地の銀行にトラベラーズチェックを持っていき、現地の貨幣を手に入れる

という方法をとります。
メリットとしては、
両替手数料が安い
発行時に二枚の手形をもらい、片面にサインをし、現地で両替時に二枚目にもサインをする、という方法をとっており、サインのない手形は無効なので、万が一盗難に遭っても大丈夫(再発行可能)

というのが挙げられますが、現地の銀行を探さないと行けなかったり、そもそも手続きが多く必要なので、僕は使ったことがありません。

なので、ここでは1、3、4について、実際に使ってみての感想を書こうと思います。


まず、1(現金)について。

メリット
どれだけ両替をしたかを把握しやすいので、金銭管理が分かりやすい
クレジットカードが使えない店や、近距離交通機関で細かい小銭が必要な場合に必ず必要

気をつけたいのは、
盗難に遭うと戻ってこない→幾つかの財布やポケットに分散して保管する
日本の空港で出国時に両替するより、現地の銀行で両替する方がレートがいい
両替をする際は、かかる手数料に気をつける。また、場所によっては両替の際にお金を抜かれて損をする場合があるので、注意する。町中の両替所でも、場所によってレートが異なる。
現地の空港から市内に行く際に、鉄道やバスを利用すると大きな額の紙幣では切符を買えないときがあるので、小銭を幾らか準備しておく。
貨幣が異なる複数の国(東南アジアや東欧)に行く場合、現金の持ち運びが面倒。先に米ドルやユーロに替えて現地で再両替をすることもできるが、二度も両替をすることになるので、若干損はする。
ということでしょうか。(ちょっと多くなってしまいました)

特に、四つ目に関しては、日本で両替をすると100ユーロ単位などでしか両替できないので、空港から市内のバスに乗る時に、切符を買うのが不便な場合もあります。

こういう場合、現地到着時に空港の店で何かを買ってお金を崩したりしないといけない場合があります。

日本にいる間に、その国の硬貨を持っている人がいれば、貸してもらうのもいいかと思います。

ただ、小旅行でも現金は絶対に必要ですので、現金に加えて、以下の二つの方法を組み合わせることをおススメします。


3(クレジットカード)について。

日本国内でも、クレジットカードは普及していますが、これは海外でもやはり重宝します。
現金では買えないような高額なお土産を買う場合であったり、手持ちの現金の減りをなくすために、あえてクレジットカードを使う場合等があります。
(後者は、例えば手持ちが30ユーロしかなく、夕食をクレジットカードが使えない地元の店を使うために、その前に行く美術館の入館料をあえてクレジットカードで払う、ということがあります)

気をつける点は
暗証番号を忘れない
一ヶ月の利用限度上限を必ずチェックしておく(僕は一度、カード払い使いすぎて上限を越えてしまい、カードが使えなくなったことがあります)。
盗難に遭った際にはすぐにカード会社に連絡し、カードを止めてもらう。
使いすぎに注意!!

また、クレジットカードはVISAとMasterCardの二種類を準備しておくと、安心です(JCBは海外では使えない、と思った方がいいです)。

僕は予備も含めて、いつもVISAを二種類持ってきています。

特に、三井住友カードのものが、付帯海外旅行保険の内容もいいので(保険に関してはまたの機会に書きます)、僕は愛用しています。
これから海外に行くのに、まだカードを持っていない、という方は、まずは一枚お持ちになることをおススメします。

こちらからでも即時登録・発行ができます。



また、クレジットカードには便利なキャッシング機能もあります。
これはクレジット機能を使って現金を引き下ろす方法です。
現金を盗難に遭った場合や、どうしても現金が足りない時に、現地のATM(対応するもののみ)にクレジットカードを入れて、お金を一時的に借りる方法です。

この機能は、カードの利用明細が届いた時に全て書かれていて、指定日に引き落とされます。決して現金を引き下ろしている訳ではなく、カード会社から一時的にお金を借りている(つまり、クレジットカードで普段支払いをする場合と同じ)なので注意して下さい。
若干の金利はつきますが、レートでは損は殆どしないので、万が一の場合は使うのもありです。


4(国際キャッシュカード)について。

正直ことを言いますと、これが一番使いやすいかと思います。

国際キャッシュカードというのは、簡単にいうと、日本で普段使っているキャッシュカードが世界中のATMで使える、というものです。

僕は今まで、二種類の国際キャッシュカードを使ってきました。

まずはシティバンクの口座。
メリット
世界中の支店、該当ATMでお金の引き下ろし、預け入れが可能
オンラインで即日口座開設をすることが可能

デメリット
諸条件を満たさない場合、口座維持手数料が毎月かかる
(詳細はこちら
※僕が以前シティバンクを利用した時は、オンライン開設をしようとしたのですが、申請書類中の名字がきちんと確認されず、結局窓口での口座開設になってしまいました。これは企業側からの連絡ミスだったので、こちらは問題はありませんでしたが、オンライン開設をする場合、氏名に難しい漢字が含まれている方は、注意した方が良いかもしれません)

次いで新生銀行
今回の渡航では、こちらのカードを使っています。
<メリット>
全世界の対応ATMでお金の引き下ろしが可能(預け入れとうは不可)
海外で引き下ろしをした際は、登録メールに「口座引き下ろしのお知らせ」が送られ、不正な引き下ろしがないかをチェックできる。

<デメリット>
海外での預け入れができない
引き出しの際、若干の手数料がかかる(詳細はHPをご覧下さい)

といったところでしょうか。

今回の場合ですと、僕は新生銀行の口座に最低限の日本円を、日本で預け、韓国とポーランドで各国の現地通貨を引き下ろしています。
必要以上に下ろしてしまうと使い道がないまま日本にもって帰らないといけなくなるので、その点は注意した方がよさそうです。

この二種類の国際キャッシュカードの使い分けは、旅行なら新生銀行留学やワーホリ(滞在型)ならシティバンクというのがよさそうです。


以上のように、最低限の現金を持ちながら、必要に応じてクレジットカード、国際キャッシュカードを使い分けることで、盗難等のリスク回避の割合が高くなりますし、その他いろいろと便利になります。

もしこれから、仕事や留学、ワーホリや旅で海外に行かれるという方は、参考にして頂ければ幸いです。

また、ここに乗っている情報以外にも、他にもご自身の体験等で何か情報をお持ちでしたら、コメント欄に書いて頂ければ幸いです。






海外に行かれる際に、現地語でのコミュニケーションに不安のある方は、こちらの「旅の指差し会話帳」を持参されるのがおススメです。
英語はもちろん、様々な言語のものが準備されています。




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