2013年4月10日水曜日

世界は生き物(いきもん)やと思った。

今日は、県内のある会社を訪問してきた。


詳しいことはあまり書けないのやけど、今の事業を進めて行く中で、どうしても協力して頂きたいことがあって、パートナーシップの提携も頭に入れた中で、訪問してきた。


結論から先に述べると、今後も長いおつきあいをよろしくお願いします、ということで終わったのやけど、お話しさせて頂いた1時間、とても濃い時間を過ごすことができた。


それは実際に動いてみると、入ってくる情報も全然違うなー、という一言にまとめられる。


今日お会いして頂いたのは、会社のトップクラスの方(!!)でしたが、持っておられる情報とかが全然違う。「現場」の情報やなー、と思うことがつくづくあった。

それに、そういう情報を惜しみなく提供して頂いたこと。これってすごいのかどうかよく分からへんけど、提供して頂いている僕は、とても恵まれていると思った。


「そういう話なら、こういう人、会社に会ってみてはどうか」とか、「こんな組織やイベントがあるよ」といった情報を、驚くぐらいに教えて頂きました。



改めて、地元の世間の狭さも知ることになりましたが(笑)、相手の方もお忙しい時間を割いて頂いてお会いして頂き、とても感謝しています。


「数多くの創業者、自営業者を見てきて、成功した人も失敗した人も沢山いるが、あなたは人としても魅力があるし、営業力もある」と初対面なのに言って頂いたのは驚いたし、きちんと結果も出していきたいと思った。

他にもいろんな教訓やアドバイスも頂いて、本当に濃い時間を過ごすことができました。



で、改めて「世界って生き物やな」と思いまして。


今の世の中って、本当に情報が溢れ返っていて、その情報に必死に追いついて消化するだけで精一杯で、時には消化不良も起こしてしまうほどだと思うんやけど、やっぱり、情報って「過去のもの」であって、生き物ではないんやな、と最近、日に日に強く思ってきています。



情報は大事やけど、情報が全てではないし、本当に大事なことはインターネットでは手に入れられない、と思います。


今日お会いした方も「私の周りでも、水面下でいろんな人が出会って別れて、いろいろと動いている」とおっしゃっていて、思わず頷いてしまったんですが、本当にその通りだと思う。(おそらく、その方がイメージしたことと僕がイメージしたことは異なっていたと思いますが)

本当に大事なものは、見えないところにあるし、見えないところで動いている。


実際にしてみないとわからないことがある」っていうのは正しいと思うし、一方で、今はいわゆる正解がない世界になってきているから、みんながみんな、どうしたらいいか分からなくなって、いろんな情報を頼りに、できるだけリスクを回避する道を選ぼうとしているんやと思う。


でもやっぱり、情報は情報でしかない。


どんな分野、物事についても一次情報に勝るものはないし、その一次情報は、身銭を切らないと手に入らないもんやと思う。

僕もいろんな人にお会いして、話を伺う機会を沢山頂いてきたわけですが、自分の目で見て、肌で感じて、頭で考えている人の言葉の重みは、そうでない人の言葉と比べると、話を聞いているだけで分かる。


僕も、今より二、三年前のほうがフットワークは軽かったし、行動力もあったからいろんな一次情報に触れられたけど、最近は仕事柄、家に籠ることが多くなっていた。

けれどやっぱり、外に出てみることって大切やし、必要なことやなー。


もう一度、そんな真理に気づけたことは大きいし、僕は本当に恵まれている。



そう、やっぱり世界は動いているし、生きている。

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