2013年8月10日土曜日

生命(いのち)の振れ幅

気がついたら、8月も三分の一が過ぎようとしている。

多くの人は、今日からお盆休みになったのだろうか。


去年の今頃、ちょうどお盆休みで上海周辺をぶらぶらしに行って、それから仕事行けなくなって辞めて、いろいろあって一年経ったなー、と思っていました。


清水義範さんの「なんとか国語必勝法」じゃないけど、本当に「いろいろあった。」(元ネタ分かる人、どれくらいいるんやろう?)



この一年は、たぶん一番「生命の振れ幅」が大きかったと思います。


仕事を辞めた理由は過去の記事にも書いたのですが、去年お盆空けに仕事行けなくなった(いわゆる「社会復帰できない」ってやつですね)時は、もう自分でもどうしたらいいのかわからないくらい絶望の縁に立っていました。

それまでにそんな経験をしたことがなかったのもあって、8月末から一ヶ月半くらいは燃え尽きたように何もしなかった(できなかった)のですが、それから偶然と幸運も重なって、一年後、こうして命あるまま生き続けることができました。


去年の今の時期の自分は、今ここにいる自分を想像できませんでした。

絶望に襲われていて、でもそこから息吹を取り戻すことができました。


振り返ってみると、偶然とは思えないほどの偶然の積み重なりでいろんなことが繋がってきました。


この一年で、生きていると何が起こるか分からないことを身に沁みて知りました。

それは良いことも悪いことも含めて。


だから、この先何が起こるか分からないし、自分の人生の希望があるのかと聞かれれば、それもあるけど、たぶん不安の方が多い気がする。

でも、たぶん不安とワクワクは表裏一体になっているから、自分でも分からない「何か」に誘われながら、自分の声を確かめつつ、自分に正直に生きていこうと思います。

これからも。


自分は幸せなのかどうなのか、とか、そういうのは人と比べる時点でニセモノ。


少しでも、「生きてて良かった」という瞬間を積み重ねて行きたい。

そこで、周りの人を1人でも多く笑顔にして、前に進んで行きたい。


これからも、振れ幅大きく生きて行くのやろうけど、そんな自分がいいのかな、と思うようになってきました。

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