2014年6月14日土曜日

お金と向き合う上で大事なこと

お金に関する悩みは尽きません。毎月の収入や各種保険料、医療費や子どもの教育費、趣味に使うお金等、お金には様々な要素がありますが、どうやりくりをしていくのかは多くの人にとって一生の課題ではないでしょうか。

かくいう私も、毎月変動する収入と上手に付き合いながら、どこにどれだけのお金を使い、どれだけを将来の投資に使うのかなど、いつも頭を悩ませています。

今回は、そんなクセモノであるお金と向き合う時に大事にしたいことを自分なりにまとめてみました。


まず、一番大事なことは自由に使えるお金(≒可処分所得)を増やすことです。(厳密には可処分所得とは異なります)

いくら月々の収入が沢山あっても、税金や保険、固定支出(携帯電話やネット等の通信料、コンタクトレンズ代等)、食費などで毎月の支出が大きければ、手元に残る額(貯金や趣味に使うお金)が減ってしまいます。

では、できるだけ自由に使えるお金を増やすにはどうすれば良いのかというと、主に三つの方法があるでしょう。
①収入を増やす
②支出を減らす
③お金を介さずに賄えるものは自分で賄う(自給する)
これらを上手く組み合わせることで、「収入は2倍になったけど、支出を5割減らしたことで実質的には収入が2倍以上になった」ということが可能になります。

①の方法として一番良いのは単価の高い仕事を行う、仕事の単価を上げる、かつその上で稼動時間を増やす、ということが挙げられます(会社員の場合、前二つのことを行うのは難しそうです)

②の方法としては、何となく出ていってしまっている支出を減らす、という方法が手っ取り早いでしょう。コンタクトレンズからメガネに変える、通話は無料アプリを使って済ませる、ガラケーとポケットWi-Fiを持つことで通信費を抑える、安売りセール等で物を揃える、などがありそうです。

そして③方法としては、家庭菜園をしてみる、知り合いと物々交換をしてみる、プチ発電をしてケータイの充電をする、などがあるでしょう。

この中で一番大事なのは、やはり①だと思います。「交換経済」だとか「信用経済」だとか言われていますが、いざと言う時にお金で解決できることは沢山あります。お金をかけずに病気になるリスクを減らすことは可能ですが、病気(や事故)にかかって(遭って)しまうと、お金がないと解決しづらいことになってしまいます。イザという時に「お金」というカードが切れるかどうか、これは思った以上に大事になってきます。

その上で、②③を組み合わせていくことが大事なのです。

①だけを目指していると、時には必要以上に働いてしまうこともありますし、「収入を上げる」ことに関して個人でできることには限界もあります。

じゃあそこで何をするかというと、身近な支出で削れる、なくすことができるものはないかを確認してみて、実行する。かつ、お金を介さずに何か賄える(もしくは交換できる)ものやことがあれば、お金の力を介さずに直接手に入れてみる。こういうのは生活実験でも十分にできることではあるので、小さなことからでも良いので取組んでみると、思わぬ発見があるかもしれません。(個人的には目下、タブレットとケータイの電気を自給したいです)

★★★

これらを複合的に考えてみると、お金と付き合う上で大事なことが見えてきます。それは、「お金がないと交換できない(しづらい)こと」と「お金がなくても交換できるもの」の二つがあるということです。

病気になったり怪我をした時に治療を受けるには、お金があったほうが良いです。どこかに移動するにも、車を買うにせよ電車に乗るにせよ、お金がないと難しいでしょう。

その一方で、要らない服を譲ってもらったり、野菜を数種類でも自分で作ってみたり、必要以上にお金を払わなくても手に入れられることも世の中には沢山あります。

世の中にはこれら、大きく分けて二つの要素があることを知った上で、上手く組み合わせてやりくりしていくことが一番大事です。

これらの組み合わせ方は一人一人異なるはずなので、試行錯誤を繰り返しながら自分だけの解を導きだしたいですね。


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