2014年4月30日水曜日

好きなことに時間とお金をつぎ込める尊さ〜仕事と趣味のバランスについて考える〜

10日程前に、地元で天理臨の撮影に行ってきたんですが、もうそこに集まった人たちの本気度に圧倒されてしまいまして。

ん十万もするカメラ一式を揃えて、はるばる遠路からやってくる人たち。脚立を使って、目的の列車の通過の数時間前から撮影地で待機をしておられた方が沢山いたのですが、もうその姿に圧倒されました。自分はここまで命をつぎ込める趣味(?)があるのか、と。


そしてこの時にふと思ったのですが、そういえば昔(大学の始め頃まで)は、自分もいろんな趣味にお金を時間をつぎ込んでいました。その趣味と言えばもっぱら鉄道関連で、貧乏旅行をしたり鉄道模型を買ってはジオラマをつくったり改造をしたりしていました。(今ももっぱら、海外旅行にお金を使っているのですが…)

そういえば、大学の後半、就職活動が始まることから、自分の趣味についてはあまり考えなくなった気がします。私は殆ど就職活動はしませんでしたが、特に大学に進んでからは、趣味で話の合う人がいなかったり、旅行や他の活動にのめり込んでしまったのもあって、自分がずっと打ち込んで来たことについては忘れてしまったことも多くあったと思っています。
(大学時代はどうしても、キャリアのこととかについて考えることが多かった気がしますし、周りもそういう人が多かった。)


けれど、今回の撮影に足を運んで分かったのですが、世の中には「仕事が人生」じゃない人も沢山いて、そんな人たちは仕事しつつもきっちりと調べ物や準備をして、時には有給休暇をとって、遠いところはるばると自分が追いかけるものに会いにやって来られるんです。そういう意味で、「やっぱり人生、仕事だけじゃないよなあ」ということに気づけた今回の撮影は、自分にとっては予想外の収穫があったわけで。


もしかすると、自分自身もともと「仕事は趣味のためのお金稼ぎ」という考えの方が強かったのかもしれません。あまりそんなことを意識したことはありませんでしたが、確かに「仕事をして世界を変える(社会を変える)」という大きなビジョンを持っていた訳ではなく、「趣味でお金がいるから、どうやったらお金貯められるんだろう」くらいの「ゆるい」考えの持ち主だったのは確かです。(究極的にいうと、「社会を変える」という理念よりも「自分がどう生き残るか」という命題の方が好きです。)


現在私が付き合っている人は、多くがご自身で事業をされている方であり、その人たちは殆ど「仕事と人生が殆どシンクロしている(社畜、という意味ではなくてもっと良い意味で)」状態にあると思います。そのために普段意識しないのですが、おそらく、というか絶対に、会社勤めをされている方でも、今回の撮影のように、そちらに「命を燃やす」方々も一定数おられると思います。鉄道でも飛行機でも模型でもアイドルでも、なんでもいいですが、仕事もやるけど自分が命を捧げる場所は、仕事以外にもある、という方は絶対におられると思います。ほら、そこのあなたもそんな一人ではありませんか?


自分の好きなことに時間とお金を費やすことができるのは、とても尊いことです。大学時代から、私(たち)はずっと「仕事によって自己実現」だの「仕事を通して社会にコミットする」だの、そういう文言ばかりを浴びせられてきたわけですが、そんなに世界は平板ではありません。ネットでよく見る「就職できずに自殺」「過労で心身を壊す」「10年後に存在しない仕事」「キャリアアップの方法」なんて、もちろん前者二つは深刻な問題ではありますが、もう仕事のことばかりで頭を悩ますのは辞めにしませんか。辞めにしましょう。ストップをかけましょう。仕事以外の部分でも、自分を必要としてくれる人は必ずいますし、仕事でうまく出世できなかったとしても、自分の趣味に時間を忘れて没頭できるのであれば、それはかけがえのない素晴らしいことではありませんか。

(私もよく「(機械化によって)仕事がなくなったらどうするの?」と聞かれますし、10年後どうなっているかは不安ですが、最近は「仕事がなくなったら、それだけ自分の好きなことに時間を使えるんだからいいじゃないか」と、開き直るようになりました。でも実際そうではありませんか。)


時間とお金を自分の好きなことにありったけつぎ込める。ずっと前に垣間見た世界をもう一度見たことで教えられた示唆は、とても重要なことだと私は思います。


インターネットを通じて人と会うことは、そんなに特殊なことなのか

今個人で仕事をしていて気づくのは、今の仕事のパートナー(取引先)や日頃お世話になっている人は、90%くらいがインターネット経由で知り合った人だなということです。

知り合いの、同業種の経営者ももともとTwitterで知り合いましたし、Facebookから仕事の相談を受けたりすることもあります。もちろん仕事用HPからの相談もあるのですが、本当にインターネットなしでは、僕は生きていけないと思います。少し大げさかもしれませんが、本当にそうです。

思えば、もともとは海外に行くのに「Facebookみんなしているよ」と言われて使いだしたり(当初日本では全く使われていなかった)、Twitterも大学の後半から使い始めて、とにかくTwitter経由でいろんな人と会いましたし、今でもこれを起点に交流の幅が広がったり、深くなっていったりしています。中学校や高校に通っていたときは「インターネットで知り合った見知らぬ人と会ってはいけません」とみんなから言われいたのに(もちろんそういう危険な側面はあるのでしょうが)、今考えてみると、自分はとてもじゃないけど、インターネットなしでは人と出会えなかったし、関係も深くならなかったんじゃないかと思います。

私は、インターネットで実名公表をして活動していて、これについては抵抗がある人とない人に分かれると思いますし、実名公表していたからこそ出会えた人や頂けた仕事があったと思います。

少し前にはGoogle広告で彼女を募集してそのまま同棲、結婚に至った人もいて、まあこれは少し極端な例だとは思いますが、今の時代だと「交際(結婚)のなれそめは?」と聞かれて「Twitterで知り合いました」っていうのが、既に幾つも出てきているんじゃないでしょうか。個人的な想像ですが、もうそういうことが普通に起こっても不思議じゃないと思います。


そしてこういうことを考えていると、私は逆に思うのです。インターネットで出会うのは特殊と言うけど、じゃあ特殊じゃない出会い方って何なの?


恋愛、結婚、仕事、何でも良いですが、インターネット以外で知り合うとなるとすると、私が思いつく限りでは、
①学生(小〜大)時代の友達
②会社内の知り合い
③業界内での知り合い
くらいしかありません。
①②は主に恋愛、結婚の場合、③は主に仕事ですね。私の周りでも、高校の時にクラスが同じで付き合って結婚も考えている友達もいますし、仕事でも、独立した時のお客さんは元勤め先の人や、その更に知り合いだったりする人が多いです。

もちろん、このような場での出会いがまだまだマジョリティであるとは思います。ですが、今までインターネットを使っていろんな縁を授かってきた身としては、インターネット経由での出会い(プライベートも仕事も両方)もとても素敵なものが沢山ありますし、こういう世界に縁のない人から「そういうケースって特殊ですよね」と言われると、それは違うんじゃないか、と思ってしまうわけです。

もしかすると、恋愛や結婚となると、ずっと前からなんとなく知っていた学生時代から付き合いのある人の方が良いのかもしれません。(個人的な意見ですが、男女問わず高校時代の友達はくだらないことから真剣なことまで全部話せますし、大学時代の友達は、学部柄もあるのだと思いますが仕事のこととか世界のこととか、より広くて深い視野でいろんな話ができます。コンテクストの共有、という意味では学生時代の友達にしかないメリット、共感点というのはあると思います。)

ですが、こと仕事となると、会社員時代に思いましたが全然面白い出会いがありませんでした。(半年しか経験していないので偉そうなことは言えませんが。)

会社員をしていると、どうしても同じ会社員と会うことが必然的に多くなりますし、もともと独立したい、というか会社外でもいろんな世界に入り浸っていた自分にとってはあまり面白み、ワクワクが感じられるようなところではなかったと思います。


私はこれまでに素敵な出会いをインターネット経由で沢山頂いたので、そんな世界が別に特殊なものだとは思っていませんし、こんな面白い世界を垣間みて、自分も生きることができていることに感謝しています。

インターネットを通じて人と会うことは、何も特殊なことじゃありませんよ。

2014年4月29日火曜日

Chromeに表示される鬱陶しい広告を削除する方法

一週間くらい前から、Google Chromeを使っていると変な広告が表示されて、ついにいてもたってもいられなくなりました。

これまでは、自分のブログにアクセスをしたら横からバナー(?)が現れて、いちいち非表示にしていたのですが、ついにブログの管理画面にも現れるようになったので、ググって解決しました。

実は、自分のパソコンがウイルスに感染したのではないかとも思っていました。使っているOSがMacのOS Xなので、もともとウイルスに感染する可能性は低いと考えていたのですが、流石に同じようなことが何度も続くと、疑ってしまうものです。


というわけで、ひとまずググってみて分かったのはSave keepというというソフトを、何かの拍子にインストールしてしまったようです。(あまり良くないソフトらしいです)

<解決方法>
Chromeを起動した状態で、左上の"Chrome"をクリック

→環境設定

→拡張機能

→Save keepを削除



これで見事に解決しました。びっくりするくらいに簡単で、本当にびっくり。

知り合いを伝って誰かに頼もうかとすら思っていたのですが、その前に一度検索してみたのが良かったのだと思います。

*教訓
・人に相談する前に、自分で調べてみる
・それでも分からない場合は、何が分からないのかをはっきりとさせた上で人に相談する

2014年4月28日月曜日

自ら動けば、何かが変わる

先週くらいに、占いをしている知り合いの方に僕の一生を鑑定してもらったのですが、その時にいわれたのが「この一年(次の誕生日まで)は動いたほうがいいですよ。今は動く時期です」ということでした。

単純な僕は(笑)、次の日から仕事等でとにかく動き出しました。先のことは考えずに、です(笑)


そうしたら、この一週間で別のところから仕事の相談や依頼があったり、思わぬところで情報が舞い込んで来たりと、自分が思っていた以上にいろいろ動き出しました。


時には待つことも大事なのでしょうが、動ける時にはしっかりと動いて作り込みをしていきたいですね。


このブログのタイトルはOne step farther: that makes a big changeで、これはある師匠が口にされていた「一歩前進。その行動が人生を変える」という言葉の意訳なんですが、前に進んだら本当に何か動き出すんですね。

ワクワクします。

自分の時間を生きる

昨日まで五日間連続で仕事だったわけですが、土曜日曜になると、見事の電車の中は私服の人たちばかりになっていたわけです。

そんな中一人、スーツを着て仕事に行っていたわけですが、不思議なくらい周りは気になりませんでした。


数年前、特に大学生のときや会社員をしていたときは、それはもう、周りが気になって気になって、自分でも嫌なくらい気になっていました。

他のみんなは休みなのに自分だけなんで仕事しているんやろう、とかです。


だから、そういう意味では今の道に変えて良かったと思います。

周りが遊んでいる中で、自分だけ仕事をしていても気にならない。

逆に、周りが仕事をしている中で自分だけ遊んでいても、気にならない。

それくらいに、今自分のしていることが自分に合っているんでしょう。「自分には自分の時間が、自分には自分のペースが、自分には自分のタイミングがある」ということを、この一年半くらいでいろんな人から、いろんな出来事から教えてもらいました。

今年のゴールデンウィークは仕事をすることになりそうですが、別の機会に遊びはできるので全然しんどくありません。

自分の時間を生きられることに感謝です。


(本当にどうでもいい余談ですけど、ゴールデンウィーク11連休って、3週間海外旅行している自分からしたら全然短くて発狂しそうですね。しかも航空券高いし。)

2014年4月27日日曜日

ホームグランドを増やす

五日間、神戸で仕事でした。

朝早くから奈良を出発し、大学自体を過ごした神戸を毎日往復し、仕事の後には大学の後輩に会ったりもしました。


仕事場は、大学時代に友達と「逃走中」をやったり、入学式・卒業式があったポートアイランド。

大学卒業後も神戸は何度も足を運んでいますが、この地で仕事をさせてもらえたことにものすごく感謝をしています。


そして、大学時代を過ごしたこともあって、神戸は自分にとってホームグランドです。

自分が好きな場所で仕事をする、仕事ができる。

こんな、僕にとってのホームグランドをじわじわと増やしていきたいです。

今までも、いろんなところにふらふらと出かけては戻って、の繰り返しで、相変わらず根無し草のように生きていますが、これを逆に利用して、足を運んだところを全て自分の本拠地にしたい。

じわじわと、動いていきます。

2014年4月26日土曜日

日本人は時間に厳しい!?

日本にいると、みんな時間に厳しいなとつくづく感じます。

電車が3分遅れれば、駅員さんや車掌さんはお詫びのアナウンスをします。

仕事やプライベートでも、「集合時間の5分前10分前には場所に着いておく」ことが普通です。(最近はそうでもないのかな?)

僕は中学生の時、学校の合宿で「15分前行動」を絶対に取るように言われました。体育の授業では、チャイムが鳴った時にラジオ体操を始めていなかったら先生から怒鳴られて、説教を受けました。
(さすがに、中学校の件は行き過ぎだったとは思っていますが)



個人的な印象ですが、日本人は一見時間にとても厳しいと思います。そういえば、会社で始業時間に遅れることも許されないですし、高校のときもチャイムが鳴ってる時に教室に駆け込んでいたら、先生が遅刻って言っていました。(後者は、単に担任の先生が一般以上に厳しかっただけですが…)

海外の友達が日本に来ても、「電車が時間通りに来る」「人は遅刻しない」と驚くばかりです。間違いなく、海外よりは日本は時間にシビアでしょう。



ですが、よくよく考えると「本当にそうなの??」と思う訳です。

その要素とはたった一つ、「仕事の時間」です。

時間に厳しい、と言っているわりには皆さん、平気で残業をして、いつまでも働いています。僕も会社員時代はそうでしたが、「定時を守る」なんて感覚は社内にほとんどありませんでした。よく求人広告を目にしますが、あれでおかしいのは「残業少なめ」という文言です。あれれ、残業ありきで仕事をしているの?きちんと時間内に終わらせてのものじゃないの?と、意地悪な僕は思うわけです。

確かネット上で見た言論だったと思うのですが(はっきりとは覚えていない)、「残業はルール違反。ビジネスは時間内に結果を残してこそ意味があるもの。ルールを破ってまで結果を出しても、それは評価に値しない」というのがあって、すっと腹に落ちた記憶があります。

確かに、特に鉄道や飛行機をよく利用する方だと分かると思いますが、公共交通機関なんてものは、誰も待ってくれない訳です。一分でも遅れたらそれでおしまい、それだけです。
そういうことは肌で分かっているのに、なんで日本人は、仕事になると急に頭が悪くなったかのように全然分からなくなるんでしょう。

「日本人は時間に厳しい」のであれば、仕事においてもきちんと、時間に対して厳しく取組むべきですし、そこで結果を残した上での褒め言葉とならないといけないのではないでしょうか。

2014年4月25日金曜日

折り返し地点

今日は、僕にとっての一年の折り返し地点。

誕生日から半年、誕生日まで半年。

そして、この半年はよくよく考えたら、20代前半最後の期間なんだなあ、と。

半年前は仕事で家に籠っていて、今日は仕事で外に出ていて。


仕事が全てとは思わないけど、自分に声をかけてくれる人がいることは本当に感謝。

今日は一年の折り返し地点、そして半年後は10年の折り返し地点。


今日を生きれたことに感謝。期待に精一杯応えて、一日一日を積み重ねて行くのみです。

2014年4月24日木曜日

素材があることと、それをうまく活用することは全く別もの

BUMP OF CHICKENの「イノセント」という曲に、こんなフレーズがあります。


子どもじみていて恥ずかしいよと 馬鹿にしたけど
恐らく自分より 素直で勇敢なだけ
努力はおろか行動さえ 起こせないのに
周りの奴らは ずるいと決めて

恵まれなかったから 才能とチャンスそれさえあったら


これは冒頭部分ですが、最後の方にはこんなフレーズも

恵まれていたとしても 才能とチャンス生かせただろうか?


ー ー ー ー ー

最近のBUMPは、こんな風に一曲の中でリスナーを少したたき落とすような、残酷なフレーズをよく使うようになったと思いますが、でもこれって真実なんですよね。

良い素材があっても、それを使っておいしい料理を作ることは別の話。
お金があったらとは言うけど、お金があってもそれをうまく使えるのかはどうも怪しい。
時間があったら、それを有効に使えるのだろうか?


ただ真実を忘れないように、彼らは歌い続けるのでしょう。


簡単だけど、難しい。簡単だから、難しい。

2014年4月23日水曜日

カメレオンのように、水のように

前々から思っていたのですが、自分はどちらかといえばカメレオンや、水のようなタイプだと思います。


自分から形を決めずに、周りの環境に合わせてある程度柔軟に形や色を変える。自分から突っ張らないで、相手の出方によって対応を変える。そういえば、将棋をしていたときも、相手の動きを待って戦い方を変える「振り飛車」先方のほうが好きで、しっくり来ていました。


水は、自ら形を持ちませんが、筒や入れ物に応じて形を変えます。そんな風に対応するのが良いのかどうか分かりませんが、自分は今までもそうやってきましたし、これからもそんな風に、適宜環境に対応して姿形を変えて生きていくのかもしれません。

もっともっと、しなやかに生きていきたい。


2014年4月21日月曜日

紙の切符一筋だった僕が、PiTaPaを使い始めたワケ

今月後半から、ついにICカードのPiTaPaを使い始めました。

ずっと「紙の切符以外ありえない」と言っていた僕がPiTaPaを使い始めたのは、次のような理由があります。

①運賃の割引が効く

今までは知らなかったのですが、PiTaPaを使って一定以上の乗車があると、運賃の割引が適用されるようです。

鉄道会社によって割引率や適用条件は異なるようですが、普段よく使う近畿日本鉄道大阪市交通局では、細かいながらも使えば使う程割引が適用されるようです。

奈良在住の身にとって、大阪に出るだけでも片道700円くらいかかってしまうので、少しでも割引が利くのであれば活用する手はない、と考えました。

関西一円の私鉄で適用される割引例は、こちらのPiTaPa電子カタログから確認して頂けます。


②岡本太郎の一言
前述の割引以上に、僕の心を変えたのが岡本太郎の言葉でした(笑)

岡本太郎の「美しく怒れ」という本の中に、次のような一節が出てきます。(厳密な引用ではありません)

人間は本来自由な生き物だ。どこかに行きたい、だからどこかに行こうとする。しかし、どこか遠くに行こうと思って電車に乗ろうと思えばなんたることか、私たちはわざわざ切符を買って、改札という障害物を超えていなかければならない



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この一言に僕は大変共感してしまいました。今まで全然、こんなことは考えたことがありませんでしたが言われてみれば確かに、鉄道を使うのにわざわざ閉じた門を無理矢理開けて前に進むのは、本能的なものに逆らっているのかもしれません。

もうこれ以上ない程に単純な理由でPiTaPaを使い始めたワケですが(笑)、今は日本各地で、異なるICカードを共同で使えますから、関東に行ってもチャージしておけば大丈夫です。

PiTaPaを使い始めて、カードをかざすだけで前に進めるのはとても気分がいいです。これからも使い続けていこうと思います。

2014年4月20日日曜日

続けることの本義

「継続は力なり」という言葉があります。

この言葉は、半分本当で半分は嘘だと、僕は考えています。


僕はもともと飽き性(良く言えば好奇心旺盛)で、次から次へと目移りがして、何事も手に取ってみる→気に入らなかったら手放す、ということをこれまで随分繰り返してきました。まさに「継続は力なり」の真逆を突っ走る人間なのですが、その中で、自分でもびっくりするくらい長く続いているものがあります。

それが何かは後で述べますが、これらを続けた中で思うのは、「続けるのが何故良いかの本当の理由は、続けていれば自分でも分からないような素敵なことが起こるからだ」ということです。

僕が続けたもの、その一。英語。

小学五年の時に虜になって、それから海外や言葉に興味を持つようになり、今はそれで仕事もさせてもらっています。言葉の勉強と、言葉を使って仕事をすることは全く異なりますし、とても手短には表現できない奥深さ、別世界がそこには広がっていますが、それでもいろんな海外に行って、言葉の面白さ、人間の認識の奥深さについて知ることになったことは、お金にはなっていないかもしれませんが自分のなかで、続けることで分かったことなのだと思います。


僕が続けたもの、そのニ。SNS。

Facebookを始めて4年。Twitterを始めて3年半。最近はどちらも、以前より面白くはないと思っていますが、それでもこれらのツールを使っていろんな人と会えたり、自分のことを知ってもらったり、そこから仕事に繋がったりといった、今まででは考えてもいなかった出逢いが沢山ありました。いろいろと幻滅して、これらをリセットしようかと考えたことも何度かありましたが、やっぱりそれでも続けたい、と思う気持ちが強かったのだろうと思います。特にTwitter経由ではいろんな人から仕事を頂くこともでき、言葉では言い表せない不思議さをつくづく感じます。


まあ、ぶっちゃけこの二つくらいしか長続きしたものがないのですが(笑)、これは人によって違うと思います。長く異性と交際をしたり、長く会社勤めをしていたり、ということもケースの一つにあてまはると思います。どんな場合でも、辛いこと、しんどいことはあると思いますが、それでも続けるなかで、良いことに出会えるんだろうな、とは思っています。

僕は会社勤めをすぐに辞めて、既に年数でいうと個人で仕事をしている時間のほうが長いのですが、しんどい時のほうが多いです。ですが、思わぬところから人に出会ったり、仕事のパスを受けたりと、仕事に関しても、まだまだ自分がしらない世界、思ってもいない出逢いがあるんだろうな、と思うと、なぜか今の道を別の方向に変えようとは思わなくなります。

長く続けることの本義は、「長いことやっていたら何か素敵なことが起こる」ということなんだと思います。とても抽象的でポエムみたいですが(笑)。でも、その「何か」は人によって異なるんだと思います。仕事であったり人との出逢いであったり知見の広がりであったり…。


これは結局、「生きること」にも繋がるのだと思います。生きていれば素敵なこと、良いことが起こる。だから、命だけは自分で絶ってはいけない。たとえどんなことがあっても。


生きることの素晴らしさ、生かされていることの素晴らしさをもっと多くの人が経験知としてもっている世界を作っていきたいです。

2014年4月19日土曜日

天理臨の撮影に行ってきました

4月18日は、地元天理にある天理教のお祭り(大祭)なんですが、それに合わせて世界各地から信者がこの街に集まります。そんな中で賑わうのが、このイベントのためにやってくる天理教信者の方を乗せてやってくる臨時列車なワケでして。

地元のJRはとても辺鄙で、僕はあまり使わないのですが一年に一度、この路線にいろんな車両がやってきます。


去年も同じ日に撮影をしましたが、今年も行ってきました。(家から自転車で5分!笑)


毎年恒例の、DD51+24系客車の組み合わせです。



(若干カマが切れてしまった)



(以下専門用語が多数ありますので、興味のない方は飛ばしてお読み下さい。)

今年の天理臨には、ゴロンとシートの24系が含まれていませんでした。去年はゴロンと車が1号車に組み込まれていたのですが、ことしはこれぞ「元祖ブルトレ」というような編成になりました。電源車のカニ24も0番台(後期型)で、まさに東海道ブルトレを彷彿とさせる編成でした。

ただ、金帯車が混ざっていて編成美は若干崩れていたかもしれません。


この撮影地まで自宅から自転車で5分で行けるので、本当に恵まれていると思います。年に一度しかないわけですけれども…(笑)

ただ、去年もそうでしたが思った以上に寒い!
出発時刻は18時前なのですが、日中とは温度が大違いです。今日は風も強かったので、体感温度はもっと低かったと思います。他の撮影者の方は羽織るものも持っていましたが、僕は完全に服装を間違え動きながら暖を取ることに。



僕はもともと鉄道好きで、長らく乗り鉄でしたが、良いカメラを買ってからは撮る方にシフトしつつあります。といっても、今日の他の皆さんのように、わずか数秒のために遠くまで足を運んで待機して、一瞬に魂を込める、ということはまだできていません。カメラの三脚をはじめ様々な機器を持参されて撮影をしている人の姿を見ると、自分はここまで命を燃やすことができるものがあるのかな、と時々思ってしまいます。別に仕事じゃなくていいと思いますが、こういう「一瞬のために」命を振り絞ることって、最近なくなってしまったなあ。特に写真というのは、風景にしても乗り物にしても一瞬を切り取るものですから、僕はそういう姿の人にロマンを感じます。今度山崎のカーブまで撮影しにいこうかな。お金はかからないわけですから、そういう部分に傾倒するのも面白そうですね。


そして、今回皮肉だなと思ったこと。

僕は長らくブルトレが好きでしたが、最後の庶民ブルトレといえる「あけぼの」号が、この3月で廃止になり、実質日本で運行しているブルトレは、「北斗星」「カシオペア」「トワイライトエクスプレス」の三つになってしまいました。(他に「はまなす」や「サンライズ」もありますが、前者は急行、後者は電車なので厳密にいえば定義外となると思います。)

で、そんなブルトレが好きになったのは、幼い頃にこの天理臨を見ていたからなんだと思います。本を読むうちに一層ブルトレ好きになったとは思いますが、きっかけは地元の天理臨。

そして、日本で市井ブルトレが全廃になっても、最後まで残ったのがこの天理臨。私たちは乗れない特別列車ではありますが、最後まで地元でこの姿が見られるなんて、思ってもいませんでした。逆に言うと、他のところで全部姿を消してしまったことも、また自分は思ってもいなかったことなのですが。

いろんな憧れを抱かせてくれたブルトレが最後まで地元に来たのは、まるで幸せの青い鳥のようで本当に皮肉なことだと思っています。人生、本当にうまくできている。


24系を使った天理臨は最後、なんて噂もあるみたいですが、地元に最後まで来てくれたブルトレには、やっぱり何か縁があったのでしょう。自分でもなんとも不思議なことですが、最後の最後までその勇姿を見せてくれて本当に感謝です。

人が「生き物」であることが忘れられているような経済社会

僕は結構、気持ちの浮き沈みが激しく定期的に身体の調子の善し悪しが循環していく人間なのですが、周りで仕事をしている人たちを見ていると、まるでそんな調子の善し悪しなんて存在しないかのような世界にいるんだな、と思うことが多々あります。

前々から思っているのは「人間週に5日、一日8時間も仕事しなくていいやろう」ということです。実際に会社勤めをしているひと、特にこの4月からそれを始めた人はうすうす気づいているかもしれませんが、案外人間、週に40時間も働くことなんてないのです。僕はいままで、会社勤めをしたら「1日8時間は仕事するんだよな〜」なんて思っていた訳ですが、実際にして思ったのはそんなことまったくない、ということ。曜日や時期によって閑散期と繁忙期があるように、一日のなかでも仕事が次々にある時や、逆に時間をもてあますような時だってあるわけです。これは業界や職種によってもちろん異なるとは思いますが、今複数の仕事をさせて頂き、いろんな世界を垣間みることができた中でこのことに気づけたことは、自分にとって視点が増えた、大きな財産だと思っています。

ですが、求人情報を見たりする限りでは、時給換算、月給換算によって自分のお給料が決まるために、仕事内の時間に濃淡があっても、それがあたかも平坦な時間になっているかのような錯覚を私たちはしてしまうんだと思います。今の私の仕事の仕方では、翻訳の仕事の場合、日によって稼動時間も大きく異なりますし、毎日この時間からこの時間まで仕事をしないといけない、という縛りもありません。もちろん時間がかかる仕事の時は、10時間ほど仕事をしたり夜に仕事がずれ込んだりするわけなのですが、気分が優れないときは早く寝たり遅くまで寝ていたり、自分のペースで仕事ができるようにある程度の融通は利くようになっています。ですから、定期的に鬱のような状態になることがあり(その逆もある訳ですが)そういう時には思い切って休むことが可能な今の状態は、収入的には不安定ですが、案外自分の身体の状態のことを考えると適した仕事の仕方なのかな、とも思っています。

そのために、今自分の身体の仕組みが徐々に分かってきて思うのは、自分は果たしてどこまで会社勤めができるんだろうか、ということと、現在会社勤めをしている人の中にも、僕と同じような状況に直面している人もいるのではないか、ということです。


人間も生き物であって、定期的に身体の調子が良くなったり悪くなったりするものだと思うんですが、そういうのとうまく付き合いながら、それでも毎日決まった時間に職場に通うことって、今の自分には結構大変なことかも、と思います。「体調管理をすることも大人(社会人)の仕事の一つ」と、ある先輩がおっしゃっていましたが、そこまでして毎日同じ時間に職場に行くことの意味とはなんだろう?意味はないのかもしれないけど、今の僕にとってそういうことを実際にしている多くの人は、ある意味尊敬というか、それを超えて「大変な時は無理しないで欲しい」とすら思う時さえあります。(他には、身体の限界を超えてまで仕事をすることであったり、薬を飲んでまで仕事に身体を合わせることであったり、今の僕は身を入れることができない世界です。)


上で述べたような世界が仕事の全てではないでしょうが、時々、私たち人間が生き物であることが忘れられてしまっているような世界になってきているんだな、と感じることがあります。スターバックスCEOが毎朝4:30に起きる理由という記事が今人気らしいですが、毎日起きる時間が異なる自分からすると、生き物って毎日同じ時間に起きるのだろうか?夜行性動物もいるし、そんなに早起きすることって得のあることなのだろうか?とまで、いぶかることも多々あります。(もちろん、早起きすると気分がいいしメリットはあると思うのですが、私の今の状態では朝から仕事の予定が埋まっている訳でもなく、あまり自発的に早起きしようとは思えないです。こちらの記事でも書いたのですが、逆に旅をしている時は自然に早起きします。)


まだまだ生物、生命分野に関する知識が不足しているのでしっかりとした論理展開ができないのですが、生物、生き物、生命の仕組みについてもっともっと知りたいと思います。その上で、人間らしく生きる、生き物らしく生きるとはどんなことなのか、自分の中で答えを作り上げていきたいです。



2014年4月18日金曜日

【インタビューを受けました】「とある翻訳家の生き残り戦略」

先日のアセナビライター募集の記事で紹介した鈴木君に、昨年末実はインタビューを受けました。

大学の授業の一環として課題が出ていたそうですが、その記事が彼から届いたので、僭越ながらこちらでも公開させて頂きます。

内容が内容なので、同業者からはあまり良い反応がおこらない気もするのですが、自分の正直な思いが綴られているので、藪内はこんなこと考えているんだ、というくらいに捉えて読んで頂ければ幸いです。

〜〜以下インタビュー記事〜〜

太字:鈴木君
細字:自分


ーブログでも反響を呼んでいるエントリー「なぜ僕は、新卒で始めた仕事をわずか5ヶ月でやめたのか?」を拝見しました。「組織で働く」からフリーランスへと大きく働き方が変わったと思うのですが、比べてみていかがですか?

今はとにかく自由で、自己責任の世界。元々は広告営業の新規顧客開拓をしていたんやけど、結果はついてきてた。お客さんに顔を覚えてもらって「またお願いしまーす」とか言われるのはすごくやりがいがあった。でも、労働時間について上から言われたり、理不尽に詰められたりしたのが辞めた一番の理由。その時に比べたら、気分的には相当楽やね。

ー翻訳という仕事は以前からやりたいって思ってたんですか?

どうやろう、ちょっとは思ってたかも。英語に対しては小学校5年の時から興味あった。言葉の仕組みが面白いなって感じていて。だから、大学でも言語学を学んだ。仕事を辞めてからポーランドを旅行してた時に、これからどうしようかと思ってた時期があった。すると、翻訳会社で働く知人から偶然仕事を頂いた。当時収入ゼロだったのもあるけど、相当な額に見えてね。それよりも、これが実績になって、手に職がついたらいいなという期待が大きかった。以前から、「絶対に翻訳やりたい」というよりは、生き残るため始めたのがきっかけやね。

ー組織で働くのと比べて、お金の貰い方も違いますよね。やっぱり自分で稼いだぞ!という気持ちはするんですか?

それが不思議なもので意外としやへんねん。結局、関係性の中で仕事をもらってるから、人に生かしてもらってる感覚が強い。

ー翻訳の世界って結局コネ社会なのかなぁ、というイメージがあります。

そうやね。実力があれば自然とコネも増えていく。今は手を動かす仕事をしているけど、将来的にはコネの中から仕事を取って誰かに振る側になってるかもしれない。例えばこの前の仕事の流れはこう。まず翻訳会社が大きな案件を受注する。そこで、実際に手を動かす翻訳家を募集する。翻訳会社には、手直しをする人が何人がいて、フィードバックが入る。

ー受注する役、翻訳する役、チェックする役。チームワークなんですね。

プロ野球で言えば、プレイヤーと監督コーチ側に分かれると思うんだけど、僕は手を動かしてる方が好き。ずっとプレイヤーでいたいと思ってる。

ーフリーランスって究極の自由ですよね。いつ仕事しても良いし、休んでも良い。時間をコントロールするのは難しいですか?

そうやね。いつまでも仕事できる一方で、調べものをしてると脱線したり。友人とご飯あるからそれまでに終わらせようと思っていても、結局後回しにしたり。集中できる時間も限られている。この前の仕事は、六週間で180ページぐらい。一週間で30ページ。週二日休むと一日6ページ。月曜は集中してやれても、火水になると段々ダレてきて集中力がなくなってきたりもする。僕は夏休みの宿題とか、始めにほとんど終わらせないと気が済まないタイプだったんやけど、尻に火がつかないとできないことがあることに気付いた。

ー翻訳って単純作業なところありますもんね。でも一方で、創作活動の要素を含んでると思うんですね。

クリエイティブさは求められる。あえて、思い切ってニュアンスを変えてみたりね。言語を変換するときに100%同じニュアンスを残して伝えるのは不可能。だから、いかにニュアンスを汲み取って、自分の脳で変換をして、一方の言語で適切な形に直すかが大事やね。
ークリエイティブ要素もあるけど、言語を変換するプロセス部分ってコンピューター的なところがありますね。翻訳家の共通の悩みとかってあるんですか?最近、翻訳専門のクラウドソーシングサービス出てきましたよね。
翻訳家の間でよく話題になるのが、仕事の単価が下がっていること。昔からやってる人によると、相当下がってるみたいやね。クラウドソーシングが普及してきた影響もあるかもしれない。仕事をする立場から言うと、クラウドソーシングの仕事を受けるのは、割に合わなすぎて厳しい。
ーこれもよく話題になると思うのですが、google翻訳もスゴイじゃないですか。テクノロジーの発達についてはどう思いますか?

危機感はある。いつか仕事がなくなるんじゃないかなと。でも、皮肉な部分もあって、ほとんどの翻訳家は、テクノロジーに頼っていて、トラドスという翻訳ソフトを利用している。過去に翻訳した文章をデータベースに残して、以後似たような文章の変換があれば勝手にソフトが一番適切な文章を選んでくれる。人は、それを参考にして仕事を進める。何十年も翻訳経験ある人がバリバリ使ってるからね。テクノロジーと上手く付き合って、仕事の効率を上げていくのは必須やと思う。

ー翻訳家も結局コンピューターに頼らなくちゃいけない。面白いですね。先ほど、クリエイティブの話が出たと思うんですけど、芸術と一緒で人間しか出来ない部分って残ると思うんですよね。

うん、文芸翻訳は特に残るだろうね。データベースに残せない微妙な感情表現とかあるから。この業界で生き残る人は、伝統工芸家みたいな人だと思うよ。翻訳に対してプライドを持って取り組んでいる人。具体的に言うと、見直しを何度もしたり、一つ一つの文章にこだわりをもって向き合える人。

ー藪内さんもそんなこだわりを持ってやっていきたいと思いますか?

おそらく、100年後も安く機械だけで翻訳するの賛成派と、反対派に分かれると思う。今だって大量生産で作られるものもあれば、手作りにこだわり続ける人もいるよね。であれば、機械翻訳を良しとしない人同士でコミュニティを作ってお互い協力していく。翻訳の仕事のやりとりだけじゃなくて、情報交換していく中で他の仕事も生まれるかもしれない。翻訳というスキルで仕事を得るのではなくて、藪内さんだから任せるという風になっていきたい。

ーそれが藪内さんの生き残り戦略ですね。


案外やっていけると思うよ。周りの人は、「翻訳の世界は厳しいからやめとけ」と言うけど、それはやったことない人が言う言葉なんだよね。一歩踏み出してみると、開けて見える世界がある。楽観してはいけないけど、変な自信がある。50歳ぐらいの翻訳家の人に最近こう言われたんだよね。「翻訳の世界の人って翻訳のことしか考えていないけど、藪内さんは広い視野を持っている。翻訳家らしからぬ独自の視点で頑張ってほしい」って。翻訳の単価が下がることに不満をもらす人は多いけど、それに対して彼らは変わろうとしない。文句だけ言ってないで、新しいやり方を模索していかないと。新しい翻訳家のモデルとして活躍していきたいね。モデルじゃないのが、モデルかもしれへんけどね。

〜〜終了〜〜

藪内達也|フリーランス翻訳家
大学時代は、ポーランドでインターン、伝統工芸品の海外販売事業に携わる。普通の学生とは一風変わった経験をする傍らブログでの情報発信を続ける。一度就職するも半年後に退職。現在はフリーランスの翻訳家として活躍する。




…やっぱり、相変わらずなかなか大口叩いていますね自分(笑)

淀屋橋でビジネスランチ

今日(木曜)は、日中大阪で仕事をしていたこともあって、昼に淀屋橋で仕事仲間(?)と昼食を取りました。

二日前にFacebookで投げてみたら、思った以上に反応が多く驚きましたが、一人でも多くの人とお会いしたいために二人に来て頂くことに。


一方は、関西で同業の経営者の福島さん。
G-planetという企業の経営をされています。

もう一方は、イラスト・マンガをかいておられるスキゾキッズさん。
スキゾワールドという仕事用HPを持たれています。

お二人とも、去年に初めて知り合ってから長いことご無沙汰でしたので、この機会にお会いできて良かったです。

僕の時間の都合で、バタバタご飯を食べながら翻訳の世界の仕事の愚痴を聞いてもらったり(笑)、お二方どうしは初対面なのでいろんなテーマで話し合ったり、短い時間ではありましたが久しぶりに仕事関連の話をすることができました。


少し話題になったのは、一人で仕事をしているもので愚痴を言う機会がないと言うことでした。二人で延々といろんなケースを言い合って、スキゾキッズさんには話を聞いてもらうだけになりちょっぴり申し訳なかったです(笑)

ただ、やっぱり仕事を具体的にどうやっているのか、課題にどうやって取組んでいるのか、翻訳の世界とイラストの世界の違いなど、ミクロな視点からマクロな視点までお互いに話し合って、新しい考え方を得ることはできました。

普段外に出ないだけに、こんな風に機会を作って仕事の話をすることも必要だな、と強く思ったひと時でした。


全員関西ネイティブの人間なので、関西を拠点にこれから一緒に仕事ができるようになりたいです。

2014年4月16日水曜日

【告知】ASEAN特化のウェブマガジン「アセナビ」が、ライターを大募集中!!

今回は告知をさせて頂きます。


私の知り合いである鈴木佑豪君が、"ASEANで働く"を近くするウェブマガジン・アセナビという面白いプロジェクトを行っているのですが、現在このウェブマガジンにてライターを大募集しています。


詳細はこちら
↓↓↓↓
アセナビを一緒に作るメンバーを募集しています!!

(アセナビの詳しい説明は、こちらから→アセナビってどんなサイト?


このウェブマガジンが面白いのは、「海外キャリア」という観点から東南アジア(ASEAN)を見てみる、というところにあると思います。

リンク先を覗いてもらえれば分かるのですが、ASEANで活躍中の日本人インタビューはもちろん、現地生活のノウハウやエンタメ情報など、他の媒体やサイトでは手に入れることが難しい情報が数多く載っている、珠玉のASEAN特化サイトです。

例えばこんな記事。

ベトナムで人生を変えた川村氏が語る『チェンジメーカー留学inベトナム』の魅力

タイ最北端の村からコーヒーを届ける日本人 「お金より精神的な豊かさを求めてここに辿り着いた」

マレーシアを解くキーワード第1弾!《多様性》

日本だけじゃない!ASEANも踊る『恋するフォーチュンクッキー』



このプロジェクトの運営に関して、インタビュー記事ライターやオリジナル記事ライター、またプロジェクト運営メンバーも募集しているので、ASEANに行ったことがあるかたもないかたも、ライティングに自身がある方もこれから力を付けたい方も、是非奮ってご応募されてみてはいかがでしょうか。

経験問わず、ASEANに行ったことがある人もない人も、現在滞在中の方も応募可能です。
→応募はこちらから


彼と僕は大学時代に知り合って、お互い関東・関西という土地の違いがあったにも関わらず、インターンを一緒にしたりいろんな相談に乗ったりして、今までお世話になっています。彼は高校、大学時代に留学をしたり、旅をしたりと広い世界を見て、自分で物事を考えて、何事にも挑戦していくとても素敵な青年です。
このアセナビも、ちょうど一年前(2013年4月)に現地に渡り、半年程コアメンバー二人で、資金を自分たちで用意して回ってきました。渡航前に個人的に相談も受けましたが、彼が考えていること、そしてこのプロジェクトを通して成し得たいことはとても大きいことで、素敵なことだと思っています。


これから伸び盛りの国が数多くあるASEANに関する質の高い記事が集まった、間違いなくナンバーワンのこのサイト。そんなサイトの運営にライターや運営メンバーとして関わってみるのは、これ以上ないチャンスだと思います。

少しでも興味のある方、質問のある方はこちらから内容をご確認のうえご連絡をなさって下さい。