2013年10月5日土曜日

スモールビジネスがソーシャル上で勝利しないワケ

今回は趣向を変えて、LinkedInで配信されるニュース"LinkedIn Today"の記事を日本語に訳してみた。

― ― ― ― ―

スモールビジネスがソーシャル上で勝利しないワケ」


ソーシャルメディアは10年前のデジタルメディアとは違って、一層忍耐が必要なゲームだ。SEOやバナー広告、電子メールマーケティングでは、あらゆる満足感は即時的なものであった。ソーシャルメディアはそうではない。それが、多くの人がソーシャルメディアに対して苦労している理由である。多くの人が「分からない」理由は、彼らが成果を得るために二年間、嫌なことをすることに力を注がないからだ。その時点で終わりである。

これはまた、恥ずかしいことでもある。なぜならスモールビジネスは現状より、ソーシャル上で一層勝利していないといけないからである。しかしそれらは板挟みになっている。家族経営を行ってきたものとして、私は問題をよく知っている。

1、スモールビジネスの多くは、自身の事業を熟知しているVaynerMediaのように、人を雇う余裕がない。

2、スモールビジネスの多くはソーシャルに注力する時間がない(と思っている)。ソーシャルを正しく行う、ということはすなわち、一日9〜10時間をしっかりと、仕事に注ぐということだ。スモールビジネスにとってその時間を作り出すこと、またそのために人員を割り当てることは、不可能ではないにせよとても厳しい。

3、最後に、スモールビジネスが小さな代理店やコンサルタントとの仕事に終始してしまったら、これらの事業体の多くは、スモールビジネスが顧客に対して何を提供できるのか、という現実性に対して不誠実になりうる。「90日で成果を上げられなければ、もういりません」という世界にクライアントはいるため、彼らは「よく聞いて下さい。これは三年間行うものなのです」とは口にしない。そのため代理店やコンサルタントはまとまった契約を行い、スモールビジネスは悪い状況に陥ってしまう。

ソーシャルメディアとはより人間的な活動であって、一層多くの努力を必要とする。しかし、大多数の人は、自分が欲しい結果をソーシャルメディアから手に入れるために時間と力を費やそうとは思っていない。彼らはよりスピードがより早く、時間と力を効率よく使えるものを探している。即時的な結果に基づく世界に生きているのだ。FacebookTwitterPinterestInstagramVine、Snapchat、これらは電子メールマーケティングやSEOと共に成長してきた人々を、必ずしも満足させはしない。これが問題なのだ。

これら全てが幸運な点は、何も見つからない場所からお金を作ることはできない一方で、何か「機能するもの」を作り出すためにいつも睡眠時間が短くなることだろう。


出典はこちら。
http://www.linkedin.com/today/post/article/20131004235710-10486099-why-small-business-isn-t-winning-on-social
― ― ― ― ―

まだまだぎこちない部分も多いですが、比較的短い、また個人的に興味を持った記事を、これからも定期的に翻訳して、こういう場所で公開して行こうと思います。


0 件のコメント:

コメントを投稿