2013年10月6日日曜日

打率二割を目指して

今年も、プロ野球界で活躍したヤクルトの宮本選手や広島の前田智徳選手が引退した。

プロ野球の選手事情にはそこまで詳しくないが、よく話題にのぼる選手達だったから、やはり寂しく思ってしまう。


◎打率三割は、やはりすごい数字

仕事をしていて思うこと。

それは、コンスタントに打率三割を打つ選手は、一流だということだ。

もちろん、「そんなの当たり前だ」と多くの方は口にすると思う。

しかし、自分で仕事をしたり、作ったりしていると、「成功率(成約率)三割とは、恐ろしく高い数字(数値)だ」ということを感じざるを得ない。


例えば、今まで何度も翻訳のトライアル(試験)を受けてきたが、合格率は1割に届いていないと思うし、自分から動いた量(翻訳でも、他の仕事でも)を考えると、実際に仕事に結びついた割合も、1割から2割の間をウロウロしているはずだ。(実際に計算したことはない。)

クラウドワークスなどのサービスを使っていても、提案をして受注に至った割合も、そんなに高くはない。(一方で、継続した仕事に繋がっている場合もあるが。)


なので、簡単に比較できるものではないが、打席に立って三割以上の打率を残しているバッターというのは、尋常でない努力をしてきているのだろうし、その上で結果を残すのだから、やはり「一流(超一流?)」なのだと、思うようになった。


◎打率二割を目指して

そう考えると自分の場合、結果に一喜一憂しないで「打率二割」を目指して、どっしり構えてやっていくしかない、と思うようになった。

以前営業の仕事を行っていた時も痛感したが、100アクションを起こして実際の成果に結びつくのは20あれば御の字だ。

(もちろん、方法論・戦術面での内省、修正は十二分に必要だとは思っている)

だから、いろいろ不安や悩みは尽きないが、100動いて100が結果に繋がることはまずない、と考えてみたほうが本質を射抜いていると思うし、少しは楽になる。


自分も仕事を探して、そして仕事を創りにこれからも世界各地をウロウロすることになると思うが、まずは「打率二割」を目指して動いていこう。



そして、見えない部分でどれだけ仕込んでおくのかも大事。

宮本選手も前田選手も、そして歴代の名選手も、三割打つためには素振りも筋トレも欠かしていなかったのだから。


いやはや、発露というのはごく僅かな部分なんだ。


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