今、ヨーロッパへの移住地として一番注目されているのは、ドイツのベルリンらしい。
「今」と言っても、この話が出てきたのは4年くらい前からで、ベルリンは、ドイツの中でも
・生活コストが他のエリアより低い
・フリーランスビザが取りやすい
というメリットがあるようで、(日本人を含む)多くの人が、この場所を目指しているようだ。
そんな中、僕も今年の9月にベルリンを訪れてきたけれど。
正直、ワルシャワよりごみごみしていて、全体的に汚かったし、個人的には居心地はよくないなあ、と思った。
地下鉄の駅も人の密度が高くって、盗難とかに遭う確率も高そう。
あと、これはワルシャワ(というかポーランド全体)が特殊なだけだけど、移民が多いと、個人的には不安が強くなる。
パリに行ったときもそうだったけど、アフリカ系、アラブ系、色んな人がいると、どうしても格差は生まれてくるし、貧しい人がトラブルを起こす(僕はパリでスリにあっているしねw)
パリほどひどくはないけど、ベルリンも似たような、あまり好きじゃない雰囲気だった(というか、これはポーランドがほぼ白人しかいない特殊な状況こそ、問題として捉えないと行けないのだけど…)
ただ、ベルリンに実際に行って思ったのは。
知り合いの日本人は「ベルリンはクールだ」なんて言って、「ベルリン移住のススメ」を発信しているけど。
別にあの街はクールでもなんでもない。
確かに、スタートアップ企業が集まって、色んなサービスを出しているのは素晴らしいことだと思う。
けど、それはあくまで「スタートアップ企業」がクールなだけであって、そこに住んでいる他の人達がクールなわけでもなんでもないし、ましてや「ベルリン全体」がクールである、ということとは意味が違う。
それに、これはベルリンで知り合いに聞いた話だけど、エセアーティストのような、よく分からん肩書きを持った日本人がやってきて、他の日本人を騙してビジネスをやっている、ということもあるようだ。
そういう輩についての情報を発信することで、知人はできるだけ他の人のトラブルに巻き込まれるリスクを減らそうとしていたけど。
けど、現実的な話をすると
・物価が安い
・ビザが取りやすい
なんていう条件が整っていると、やってくる人がフィルタリングされない。
端的に言えば、比較的貧しい人達がやってきやすい、ということでもある。
だから、これは部外者としての一意見だけど、これからベルリンにもスラムができていくんじゃないかと思っている。
というか、全体的に貧困層が増えていくんじゃないかと。
だって、ドイツ人以外のフリーランスでも、ある程度ビジネスを回せている、貯蓄がある、仕事に困らない、のであれば、わざわざ物価の安いベルリンを選ぶ必要はないはず。
結局、「物価の安さ」と「ビザの取りやすさ」なんていう、「私はこの国(街)のこういうところ(文化、芸術、音楽、歴史的偉人等々…)が好きだ」という動機付けとは全く別の次元で、ベルリンを選ぶ人達が増えてしまう、ということ。
果たしてそんな街に活気が出るのか。
僕は大いに疑問に思う。
別に、敵対心が有るわけではないけど、そういう意味でポーランドに来る日本人(他の外国人は分からない)は、「ポーランドのこういう所が好き」ということを持っている人が非常に多いと思う。
ただ、ポーランドは移住制度が全然整っていなくて、「住みたいけど住めない」国であるのは事実。
だからこそ、と言っていいと思うけど、ワーホリとかを使って来る人は、とてもフィルタリングされている。
純度が高いというか、よこしまなことを考えていないというか。
これがベルリンになると、「別に住みたくはないけど、住めてしまう」街になっているのが厄介な点だ。
これは個人的な意見だけど、ベルリンはそこまでアツくない。
むしろ、変な人達、レベルの低い人達が集まってしまわないか、という懸念がある。
僕の知人も、結局フリーランスどうしでつるんでいる感じがしていて、ああいうのは好きじゃない。
というか、そもそも「ビザが降りやすくて物価が安いから」なんていう理由で移住を決めるのが、僕には全く理解できないのだけど。
だって、ビザが降りにくくなって、物価が上がってしまったら、そこにとどまる理由なんてなくなってしまうのではないか?
(実際に、今ベルリンの物価は漸増しているらしい)
別に、移住してからその街の良さに気づけば、それはそれでいいとは思うけど、「物価」「ビザ」の問題だけで移住先を決めることほどナンセンスなものはないと思う。
本当にあの人達は、ベルリンが好きなんだろうか。
部外者としてこれ以上ベルリンに興味があるわけではないけど、今後どうなっていくのかは影から見ていたいと思う。
「今」と言っても、この話が出てきたのは4年くらい前からで、ベルリンは、ドイツの中でも
・生活コストが他のエリアより低い
・フリーランスビザが取りやすい
というメリットがあるようで、(日本人を含む)多くの人が、この場所を目指しているようだ。
そんな中、僕も今年の9月にベルリンを訪れてきたけれど。
正直、ワルシャワよりごみごみしていて、全体的に汚かったし、個人的には居心地はよくないなあ、と思った。
地下鉄の駅も人の密度が高くって、盗難とかに遭う確率も高そう。
あと、これはワルシャワ(というかポーランド全体)が特殊なだけだけど、移民が多いと、個人的には不安が強くなる。
パリに行ったときもそうだったけど、アフリカ系、アラブ系、色んな人がいると、どうしても格差は生まれてくるし、貧しい人がトラブルを起こす(僕はパリでスリにあっているしねw)
パリほどひどくはないけど、ベルリンも似たような、あまり好きじゃない雰囲気だった(というか、これはポーランドがほぼ白人しかいない特殊な状況こそ、問題として捉えないと行けないのだけど…)
ただ、ベルリンに実際に行って思ったのは。
知り合いの日本人は「ベルリンはクールだ」なんて言って、「ベルリン移住のススメ」を発信しているけど。
別にあの街はクールでもなんでもない。
確かに、スタートアップ企業が集まって、色んなサービスを出しているのは素晴らしいことだと思う。
けど、それはあくまで「スタートアップ企業」がクールなだけであって、そこに住んでいる他の人達がクールなわけでもなんでもないし、ましてや「ベルリン全体」がクールである、ということとは意味が違う。
それに、これはベルリンで知り合いに聞いた話だけど、エセアーティストのような、よく分からん肩書きを持った日本人がやってきて、他の日本人を騙してビジネスをやっている、ということもあるようだ。
そういう輩についての情報を発信することで、知人はできるだけ他の人のトラブルに巻き込まれるリスクを減らそうとしていたけど。
けど、現実的な話をすると
・物価が安い
・ビザが取りやすい
なんていう条件が整っていると、やってくる人がフィルタリングされない。
端的に言えば、比較的貧しい人達がやってきやすい、ということでもある。
だから、これは部外者としての一意見だけど、これからベルリンにもスラムができていくんじゃないかと思っている。
というか、全体的に貧困層が増えていくんじゃないかと。
だって、ドイツ人以外のフリーランスでも、ある程度ビジネスを回せている、貯蓄がある、仕事に困らない、のであれば、わざわざ物価の安いベルリンを選ぶ必要はないはず。
結局、「物価の安さ」と「ビザの取りやすさ」なんていう、「私はこの国(街)のこういうところ(文化、芸術、音楽、歴史的偉人等々…)が好きだ」という動機付けとは全く別の次元で、ベルリンを選ぶ人達が増えてしまう、ということ。
果たしてそんな街に活気が出るのか。
僕は大いに疑問に思う。
別に、敵対心が有るわけではないけど、そういう意味でポーランドに来る日本人(他の外国人は分からない)は、「ポーランドのこういう所が好き」ということを持っている人が非常に多いと思う。
ただ、ポーランドは移住制度が全然整っていなくて、「住みたいけど住めない」国であるのは事実。
だからこそ、と言っていいと思うけど、ワーホリとかを使って来る人は、とてもフィルタリングされている。
純度が高いというか、よこしまなことを考えていないというか。
これがベルリンになると、「別に住みたくはないけど、住めてしまう」街になっているのが厄介な点だ。
これは個人的な意見だけど、ベルリンはそこまでアツくない。
むしろ、変な人達、レベルの低い人達が集まってしまわないか、という懸念がある。
僕の知人も、結局フリーランスどうしでつるんでいる感じがしていて、ああいうのは好きじゃない。
というか、そもそも「ビザが降りやすくて物価が安いから」なんていう理由で移住を決めるのが、僕には全く理解できないのだけど。
だって、ビザが降りにくくなって、物価が上がってしまったら、そこにとどまる理由なんてなくなってしまうのではないか?
(実際に、今ベルリンの物価は漸増しているらしい)
別に、移住してからその街の良さに気づけば、それはそれでいいとは思うけど、「物価」「ビザ」の問題だけで移住先を決めることほどナンセンスなものはないと思う。
本当にあの人達は、ベルリンが好きなんだろうか。
部外者としてこれ以上ベルリンに興味があるわけではないけど、今後どうなっていくのかは影から見ていたいと思う。
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