2014年4月21日月曜日

紙の切符一筋だった僕が、PiTaPaを使い始めたワケ

今月後半から、ついにICカードのPiTaPaを使い始めました。

ずっと「紙の切符以外ありえない」と言っていた僕がPiTaPaを使い始めたのは、次のような理由があります。

①運賃の割引が効く

今までは知らなかったのですが、PiTaPaを使って一定以上の乗車があると、運賃の割引が適用されるようです。

鉄道会社によって割引率や適用条件は異なるようですが、普段よく使う近畿日本鉄道大阪市交通局では、細かいながらも使えば使う程割引が適用されるようです。

奈良在住の身にとって、大阪に出るだけでも片道700円くらいかかってしまうので、少しでも割引が利くのであれば活用する手はない、と考えました。

関西一円の私鉄で適用される割引例は、こちらのPiTaPa電子カタログから確認して頂けます。


②岡本太郎の一言
前述の割引以上に、僕の心を変えたのが岡本太郎の言葉でした(笑)

岡本太郎の「美しく怒れ」という本の中に、次のような一節が出てきます。(厳密な引用ではありません)

人間は本来自由な生き物だ。どこかに行きたい、だからどこかに行こうとする。しかし、どこか遠くに行こうと思って電車に乗ろうと思えばなんたることか、私たちはわざわざ切符を買って、改札という障害物を超えていなかければならない



新品価格
¥843から
(2014/4/21 16:34時点)

この一言に僕は大変共感してしまいました。今まで全然、こんなことは考えたことがありませんでしたが言われてみれば確かに、鉄道を使うのにわざわざ閉じた門を無理矢理開けて前に進むのは、本能的なものに逆らっているのかもしれません。

もうこれ以上ない程に単純な理由でPiTaPaを使い始めたワケですが(笑)、今は日本各地で、異なるICカードを共同で使えますから、関東に行ってもチャージしておけば大丈夫です。

PiTaPaを使い始めて、カードをかざすだけで前に進めるのはとても気分がいいです。これからも使い続けていこうと思います。

0 件のコメント:

コメントを投稿