2013年11月21日木曜日

「稼ぐ」から「儲ける」へ

最近思うんですが、「稼ぐ」ことより「儲ける」ことのほうが大事なんだなー、と。

「稼ぐ」というのは、お金を手に入れる、ということですが、「儲ける」というのは、稼いだ額から経費をさっ引いて、どれだけ「手元に残るのか」ということ。

これか結構大事。


単純にいえば、10万円の仕事をしても9万円が経費(交通費とか)で出て行けば、実質的な儲けは1万円。


逆に、3万円の仕事をして、経費が5000円だったら、儲けは2万5千円。


「儲けるって大事だな」とおもうのは、単純に「お金があれば選択肢が増える」ということに、ようやく気づいたから。


二年前くらいに知り合って、今でもお世話になっている方に以前、手紙を頂いたことがあるんですが、そこにはこんな風に書かれていました。


「お金を稼ぐ」ということは大切なことです。何かを成し遂げるには、あったほうがいい場面が多い。だからいい意味で、欲を出して勝ちに行って下さい。


この手紙には「稼ぐ」と言う言葉が書かれていたんですが、つまりは「何かをするための手段としてお金が役に立つことが多い」ってことなんですね。

フリーをしていて、ようやくこの「儲ける」という感覚が、言葉ではなく実感として分かってきました。


昨日の記事では明文化していないんですが、僕は「お金で買えないものがある」というのは事実だと思っていますが、それは「お金を払って買う経験をしないと一生分からない」ことだと思います。

事業をするにも、旅をするにも、人とつきあうにも、「良いもの」を知るためにも、お金は必要なときが多い。


だから、これからは「負けにくい手」も指しつつ、時には見極めて「勝ちに行く手」も指していこうと、思います。

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