最近、羽生善治さん(プロ将棋棋士)の本を読んだりインタビュー放送を聞いたりする機会があったのですが、そこで「羽生さんはやっぱり超一流だ」と思いました。
羽生さんはこれまでに、将棋でも数々の輝かしい成績を残されていますが、今回は特に、インタビューを通して羽生さんの対話術のすごさに気づいたので、それについてまとめました。
<羽生さんの対話術のすごさ>
①人の話を最後まで聞く(遮らない)
羽生さん、いつでも人の話を最後まで聞かれます。結構長い質問や感想でも、間にあいづちを打つだけで、途中で話を遮りません。これは職業柄のようなものかもしれませんが(相手の手番には自分の手を指せない、という将棋のルール)、あれだけ聞き役に徹することができる人は、なかなかいないかもしれません。
②相手を否定しない
インタビュアーの質問や意見に対しても、「それは違う!」というような物言いはされません。違う場合は、おだやかな物腰で反対意見を言われた後、なぜ違うのかを説明されています。
そういえば、将棋雑誌のインタビューで聞き手が「相手が新手疑問手を指して来た場合は、それを否定するように考える(その手は間違っている、と考がえて咎める)のですか?」と羽生さんに聞いた時に、「いえ、否定というよりは検証します」と答えられていたのも、通じているかもしれません。相手のことを尊重するって、簡単なようでなかなかできませんね。
③分かりやすく説明する
質問などへの回答では、分かりやすい例を示したり、簡単な言葉を使ったりして相手に説明されていました。本当に知性のある人は、難解な言葉を使ってインテリぶらないのかもしれません。
これだけできれば、案外コミュニケーション能力は格段に高まるかもしれませんね。
羽生さんはこれまでに、将棋でも数々の輝かしい成績を残されていますが、今回は特に、インタビューを通して羽生さんの対話術のすごさに気づいたので、それについてまとめました。
<羽生さんの対話術のすごさ>
①人の話を最後まで聞く(遮らない)
羽生さん、いつでも人の話を最後まで聞かれます。結構長い質問や感想でも、間にあいづちを打つだけで、途中で話を遮りません。これは職業柄のようなものかもしれませんが(相手の手番には自分の手を指せない、という将棋のルール)、あれだけ聞き役に徹することができる人は、なかなかいないかもしれません。
②相手を否定しない
インタビュアーの質問や意見に対しても、「それは違う!」というような物言いはされません。違う場合は、おだやかな物腰で反対意見を言われた後、なぜ違うのかを説明されています。
そういえば、将棋雑誌のインタビューで聞き手が「相手が新手疑問手を指して来た場合は、それを否定するように考える(その手は間違っている、と考がえて咎める)のですか?」と羽生さんに聞いた時に、「いえ、否定というよりは検証します」と答えられていたのも、通じているかもしれません。相手のことを尊重するって、簡単なようでなかなかできませんね。
③分かりやすく説明する
質問などへの回答では、分かりやすい例を示したり、簡単な言葉を使ったりして相手に説明されていました。本当に知性のある人は、難解な言葉を使ってインテリぶらないのかもしれません。
これだけできれば、案外コミュニケーション能力は格段に高まるかもしれませんね。
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