2014年6月23日月曜日

これが僕の、LCC利用ポリシーです・その2(ジェットスター vs Peach)

前回の記事に続いて、今回も私のLCC利用ポリシーについてまとめます。

今回は、ジェットスターとPeachをどうやって使い分けるか?というところに重点を置いています。
(バニラエアについては関西を拠点としておらず利用機会が滅多にないため割愛します。ご了承下さい。)


さて、まずは私が考える両社のメリットとデメリットを比較します。

①Peach


☆メリット☆

・スケジュールが分かりやすい
関西空港を拠点にしているPeachは、基本的に「朝一(夕方)に関空を出発→目的地到着後関空に折り返し」という運行スタイルを取っているので、関空出発は朝一と夕方、目的地出発は午前9時頃と夜(関空着が22時〜23時頃)というスケジュールとなっています(一部例外もあります)。それに加えて、日中に更に関空出発で何便かが往復している目的地もあります。いずれにせよ、関空出発時間と現地出発時間は把握しやすいです。

・Peachフライト限定の割引がある
例えばPeach道東フリーパス。他にも、関空から何回特急ラピートに割安で乗れたり、成田からスカイライナー/東京メトロに割安で乗れるチケットを機内で購入することができます。

・他のLCCが就航していない区間を押さえている
関空〜仙台、長崎、鹿児島、高雄(台湾)などは、他のLCCが飛んでいない路線です。今までだと大手の航空会社か、国内の場合夜行バスもしくは新幹線でしか行けなかった区間に参入しているので、移動の選択肢が増えたのは確かです。


★デメリット★

・関空第二ターミナルが遠い
Peachの拠点は、関空第二ターミナルです。ここに行くには、鉄道の場合駅を降りたあと接続バス(無料)に乗って移動をする必要があり、徒歩とバスを合わせて、第一ターミナルより10分程度余分に時間がかかってしまいます。リムジンバスの場合、一部第一ターミナルからそのまま第二ターミナルまで乗り入れるものもありますが、こちらも10分程度余分に時間がかかります。早朝便での出発や深夜便での到着の場合、この10分が大きな違いになることもあります。


②ジェットスター

☆メリット☆

・事前チェックイン/搭乗券印刷ができる
ジェットスターの一番のメリットはこれです。大手航空会社だと普通に行われていますが、フライト利用の2日前には通知のメールが届き、そこでオンラインチェックインをすると座席指定(空席から選べる)が無料でできます。機内に持ち込む荷物一つだけの場合、チェックインを済ませ搭乗券を印刷しておくと、出発の30分前にゲートを通過すればよいだけなのでとてもスムーズです。(もちろん、空港のカウンターででもできます。)

しかもこれ、往復で予約をしていると、往路出発の際のチェックインの時に復路のチェックイン/座席指定/搭乗券の発行もできてしまうんですね。余計な労力をかけずに移動ができてしまいます。

・オプションが多い
例えばJALマイルの加算や機内バウチャー(引換券)、無料での航空券変更が付いたサービスを、航空券購入時に追加料金を払って受けることも可能です。(詳しくはジェットスターのHPをご覧下さい。)
(個人的にはこれを使おうという気にはならないのですが、少し料金を払って良いサービスを受けたい人にはおススメです。)


★デメリット★

・燃油サーチャージ等が別途必要(海外航空券の場合)
Peachだとこれがかからないので、航空券+発券手数料(+追加手荷物料金)で全額となるのですが、ジェットスターの海外便の場合は、これに燃油サーチャージがかかるので、あまり安いと思わないかもしれません。オーストラリア線や福岡〜バンコク線で「片道23,000円〜!」とあっても、これにさらに諸費用で数万円がかかってしまいます。(初めて検索した時はがっかりしました)



では、以上を踏まえて私ならどう使い分けるか?というのを以下にまとめます。


★★★
①国際線はPeachでほぼ決まり
燃油サーチャージや諸税が別途かからないPeachのほうが、海外に行く費用は少ないです。Peachはソウル、台北、高雄にしか国際線を飛ばしていませんが、これらの場所にいくのであればPeachを使います(特に、ジェットスターが就航している関空〜台北を比較する場合)。

※オーストラリアなどの長距離路線の場合そもそもLCCは使いません。

②国内線で両社が就航している場合はジェットスター
両社がかぶる区間は関空〜成田、関空〜新千歳、関空〜福岡しかありませんが、これらの区間の場合は関空第一ターミナルを使っているジェットスターを利用します。

③それ以外の場合は、大手航空会社も比較して検討
長崎や鹿児島、仙台などは、神戸拠点のスカイマーク(「スカイバーゲン60」等が激安)や、ANAやJALの早割運賃なども比較して決めます。(LCCを使うより安い場合もあります。)
海外の場合はSkyscannerを使って安い航空券をチェックします。


★★★

いかがでしたか。LCC以外にも様々な移動手段(飛行機だけでも)があり、また地域(東京と関西)でも選択肢は異なりますが、いろいろと使い分けていくと、各会社の強みや弱みが分かってくるのではないかと思います。

自分でいろいろと調査をして、その上で判断をしていくのが一番良いのではないでしょうか。


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