2014年6月22日日曜日

これが僕の、LCC利用ポリシーです

ここ一年で、飛行機を利用する機会が格段に増えました。その大きな要因は国内外を問わず廉価で移動できるLCC(ローコストキャリア)が日本で普及したことです。これまで、フラッグキャリア(ANAやJAL)からLCC(Peachやジェットスター)まで幅広く利用してきましたが、その過程で自分の「LCC利用ポリシー」がだんだんと出てきました。
今回はそれらをお伝えして、これから飛行機を利用される方の参考になればと思っています。


(先月利用した、成田→福岡のジェットスター)



★ポリシーその①:セール料金でしかチケットを買わない

LCC各社は安い料金でチケットを販売していますが、個人的にそれほど旨味のある料金だとは思っていません。それは

・狭い座席幅
・有料の機内サービス/機内預け荷物
・遅延やキャンセルのリスク
・別途必要な発券手数料

などを含めて総合的に判断をすると、少し高い料金を払ってでも大手航空会社を利用したほうがいいのではないか、思っているからです。

裏を返すと、セール料金のチケットを買うと「これだけ安いからいろいろと我慢しよう」と思えるのです。
これまで、関空〜台北の往復12,000円や関空〜高雄の往復18,000円、関空〜成田の往復6,900円などの航空券をセール料金で手に入れました。普通の運賃で検索すると、この1.5倍から時には2倍ほどする時もあるので、絶対に買いたいというものではありません。


★ポリシーその2:預け荷物は持っていかない(荷物はコンパクトに)

「その1」で書いたように、LCCの場合、機内に持ち込めない二つ目以上の荷物は、カウンターで預けることになります。そしてこれが有料となり、かつ個数でカウントされてしまうために、多ければ多い程余分な出費がかさみます。
大手の場合、会社によりますが「預ける荷物の総重量が20kg以内(個数問わず)」のような場合もあるので、荷物が多い場合や重量が気になる場合は、大手を利用した方がいいのではないかと思います。

私は、基本的に機内に持ち込めるカバン(リュックやキャリーケース)1個と、パソコンの二つだけにまとめるようにしています。

↑リュックよりキャリーケースのほうが、何かと使い勝手がいいです。



★ポリシー3:長距離移動(特に国際線)では使わない

例えば、エアアジアXの日本〜クアラルンプール間や、ジェットスターの日本〜オーストラリア間。

これらの移動は、片道7時間〜9時間ほどかかってしまいますし、
・夜間の移動になる
・座席はもちろん狭い
・サービスは全て有料(毛布も食事も。事前に申し込まないと行けない場合もある)
・モニターもない

ことを考えてみれば、少々高い料金を払ってSkyscannerを使って大手のフライトを検索する方が、メリットが多い時もあります。(その場合でも、中国系の安いチケットがヒットする場合が多いです。)
大手とLCCで、運賃の差額があまりにもある場合でしたらLCCを使って我慢することもありかと思いますが、個人的にはそこまで我慢するならサービスにお金を払おう、と思っているので、大手のフライトも選択肢に入れて考えます。

LCCの座席幅やリクライニング、サービスを考えると、長くても大阪〜高雄や香港の3〜4時間の移動が限界ではないでしょうか。
(東京発アジア行きになると、さらに辛いイメージです。)



★★★
以上三つが、僕の「LCC利用ポリシー」です。
裏を返せば、
・セール料金のチケットが手に入らず
・預け荷物があり
・海外に行く
場合は、90%以上の割合で大手を利用することになる、ということでもあります。

この辺りは一人一人の考え方や価値観の違い(ずれ)もあるので一概にまとめることはできませんが、LCCはそれなりのリスクもあるので、必要に応じて使い分けをしていきたいですね。

以下の記事も読んで頂ければ横断的に知って頂けると思います。

これが僕の、LCC利用ポリシーです・その2(ジェットスター vs Peach)





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