フリーランスとして仕事をしていて、決して普通(大多数)の人のように、安定している訳でもないのですが、この1年くらいで、自分なりの世の中に対する違和感といったものがきちんと言葉にされている本に出逢うことが多くなりました。
いずれも、ここ数年で出版された本なのですが、特に「仕事の仕方」「働き方」「生き方」というテーマが、全ての根底に流れている本です。
今回は、こういうテーマについて悩んでいたり、小さな違和感を持っている人たちに是非読んで頂きたい本を紹介します。
①「ナリワイを作る〜人生を盗まれない働き方」
いずれも、ここ数年で出版された本なのですが、特に「仕事の仕方」「働き方」「生き方」というテーマが、全ての根底に流れている本です。
今回は、こういうテーマについて悩んでいたり、小さな違和感を持っている人たちに是非読んで頂きたい本を紹介します。
①「ナリワイを作る〜人生を盗まれない働き方」
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一言でいうと、「自分で仕事を作る」ことについて書かれた本。大きなテーマは「GDPを上げなくても人は幸せで豊かに暮らせる、ということの実践」でしょうか。
しかも「身の回りで必要なものは、全部自分の手で揃えよう!」ということなので、例えば家を建てたり、結婚式を「自給」したり、と、従来の考え方がひっくり返るような「仕事」が数多く紹介されています。
著者自身も、大学時代の専攻や、卒業後の就職経験などからいろいろと思うことがあったようで、原体験の必要性、重要性についても気づくことができます。
僕も、本業とは別にこういう「ナリワイ」を作りたいとは思っていますが、なかなかできていません。
(小規模でいいから、電気の自給はしたい)
②「やりがいのある仕事という幻想」
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日本だと、僕たちは多くのところで「仕事は自己実現だ」という風に教育(洗脳?)されてきます。
しかし一方で、仕事にやりがいを見つけ出せない人も実際にいます。
この本では、「別に人生仕事が全てじゃない。仕事がないからといって人の尊厳がなくなるわけじゃないし、もっといろんな考え方、仕事への取組み方があってもいいんじゃないか」ということが書かれています。
③「僕らの時代のライフデザイン」
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東京で、インターネットを使っていろんな人にお世話になりながら生活をすることはできるのか?、という「ノマド・トーキョー」を実践した時の話、またそこから、今の不確実な世の中ではどんな心構えを持って、どんな風に生きていったらいいのか、ということに対する考察が書かれています。
僕も、この本に書かれてあったことにはとても共感、納得をして、特に「到達地点を決めてから逆算して辿り着く、ということは当てにならない」という部分が印象に残っています。
④「独立国家の作り方」
今の世の中での人との関わりや仕事、お金への考え方が、著者の主観ではありますが書かれていて、僕もぼんやりと考えていたことがすっと入ってきました。
著者は小学生の時から、「なぜ人だけはお金がないと生き延びれないのか」ということや「家賃はなぜ、大地ではなく大家さんに払うのか」といったことを疑問に思っていたようで、そんな素朴な疑問をじょじょにほぐして解決していく手だても書かれていて、読んでいて爽快でした。
⑤「ニートの歩き方」
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「ニート」のphaさんの著書です。
この本も「なんで人間は働かないといけないのか」とか「ネットを使って今の世界を生きていけないのか」という、どことなくユートピアような話が、ゆるい口調で書かれています。
僕も、時々「働きたくないな」と思うことはあって(人間誰でもあるとは思いますが)、この本を読めばちょっとは気持ちが楽になりました。
(phaさんはある意味悟りを開いていると思います)
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紹介した順序は、僕が読んだ順序なので、出版の新旧は違っています。
僕ももともと、一般的な世の中というか、仕事とか会社とか、あまり合っていなくって(要するに社会不適合者ですね)、それで今はこんな風に生きている訳なんですけれど、これらの著者はみんな、同じような「アウトロー」な生き方を実践していて、ある種僕に取っては、そしてこれからの世の中に取っても、希望なんじゃないかと思っています。
だんだんと「今の世の中、なんか変だな」と思っている人が多くなってきて(昔からそうなのかもしれませんが)、それをこんな方法で実践、昇華している人が、徐々に出てきた。
知っている人は知っていて、知らない人は全く知らないのだと思いますが、僕も「どう生きるか」というところは仕事に関係なく興味のある部分ですので、自分は自分の命をどうやって表現していくのか、というところにも、もうちょっとアンテナを張って、形にしていけるように動いていこうと思います。
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