2014年9月1日月曜日

自然に対する嗅覚を磨く

今日の夕方、日没前にものすごく大きな虹を見ることができたんです。




今まで見てきた中で、一番大きい虹でした。

そして、この虹に気づいたのは、ほんの偶然なんですね。

窓の外を見て、西日が入り込んでいた。
そして、狐の嫁入りで、雨が降っていた。

この二つから「東の空に虹が出ているんじゃ?」と思って外に出たら、思っていた以上に完璧な虹ができていて(写真では分かりづらいですが、二重でした)、自分でも思わずにやけてしまいました。

地元は田舎なのですが、こういうところにいると自然が近く、それに対する感覚が少しずつ研ぎ澄まされる気がします。

夏場でも朝起きて「あれ、涼しいな」と感じる時もありますし、春先でも「数日前よりずっと暑い」と思う時もあります。

毎朝(と夕方)に近所を散歩していますが、田んぼが広がっていて、田植えのシーズンから徐々に稲が育っています。
日の出・日没の時間も変化することに気づきますし、太陽のエネルギーも違います。8月中旬から既に虫が鳴き始め、夏の中にも秋の気配は感じ取れました。

今ものすごく自然が身近にあって、自然に対する畏怖の念や、細かい変化に対してものすごく敏感になりました。都会に出ていて平日週五日のワークスタイルを貫いていると、こんな変化も感じ取ることなく、「もう秋なのか」と思ってしまうかもしれません。

まだまだ、自然を理解して上手く付き合えているとは微塵も思えませんが、これだけ自然が身近にあると、日常のふとした変化(自分の身体の変化も含めて)にはたと気づける時が多くなりました。身の回りにあるものを受け入れられるという意味では、このような自然のある環境に身を置くことも一理あるのかもしれません。

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