2015年1月25日日曜日

フライト搭乗記:アエロフロートロシア航空251便 仁川→モスクワ・シェレメーチェボ国際空港

もう二年以上前の話ですが、2012年10月に利用したアエロフロートロシア航空の搭乗記をまとめます。






回、韓国からモスクワまでを利用することになったのは、韓国〜ヨーロッパで破格の航空券が見つかったからでした。

どのような内容かというと、
仁川〜モスクワ〜ワルシャワ を往復で
69,000円(!!)

おそらく、アジアとヨーロッパを結ぶ航空券でこの値段を取ることはとても困難でしょう。
(今でこそ中東系のエアラインが安い航空券を出していますが、6万円台はそうそうないはずです)

ちなみにこの時は、関空〜仁川を別で購入(Peach)し、締めて往復9万円でヨーロッパを往復することができました。


さて、この値段で買って「良い買物をした」と思っていましたが、一つ心に引っ掛かることがありまして…

「ロシア航空はよく墜落するらしい」と。


どうやら一昔前の話のようですが、

という項目もあるほどなので、「これで事故に巻き込まれたらシャレにならんな」とは思っていました。

他には、利用したことのある友達に聞けば「座席のスクリーンが壊れていた」だの「客室乗務員がブサイク」だの「着陸に成功したら乗客から拍手が起こる」だの、いろいろとマイナスの噂しか聞いていなかったため、正直使う前まではヒヤヒヤしていました。


実際に利用してみて、驚いたことが幾つかありました。

まず、9時間を超えるフライトなのに、前方にはスクリーンすらありませんでした。これだとどこを飛んでいるか分かりませんし、映画も見れないし、「スクリーンが壊れていて使えなかった」以上に酷かったですね(笑)

ちなみにスクリーンそのものは通路頭上にあり、ワイルドスピードの実写版(?)が放映されていました。めちゃくちゃ画面が小さくて、かつ上部にあったので首がしんどかったですが。

(この機材は後に変更されたようで、復路で利用した時は最新鋭のものに変わっていました。当然スクリーンもありました)

次に、機内サービスで飲み物を注文した時に、「リンゴジュース」を注文したのにトマトジュースが出てきたのが衝撃的でして…

これは、自分がロシア語をかじっていたのもあって、スマホのアプリを使ってロシア語で「リンゴジュース下さい」と頼んでみてダメだったので、よっぽどこちらの発音が悪かったのかもしれません(笑)

ちなみにジュースの種類には青リンゴジュース、赤リンゴジュース、トマトジュースがあって「赤リンゴジュース下さい」と言ったのが間違いだったかも…。でも、ロシア語で頼んで無理だったら英語使ってもダメでしょうね。

他には、離陸前滑走路を走っているのにパソコンで動画を見ている人がいて、アテンダントに「閉じるように言ってもらえませんか?」と伝えたら「離陸が始まるあと5分は大丈夫」と言われ(大丈夫じゃねーだろ!!)、

しかも、滑走路が混雑していたのか、離陸予定時刻になっても飛行機が全く動き出さないでいて、「何が起こったのか」と思っていたのですが、結局最後まで何の説明もなく(苦笑)、

飛行中、乗り継ぎ時間がタイトでもあったので「飛行機遅れていますが、乗り継ぎは大丈夫ですか?」と聞けば「大丈夫、大丈夫!!」と言われ(だから、大丈夫じゃねえだろ!!!)、

7万円で航空券を買えた代償だとは思いましたが、この時はあまりにもいろいろとネタができましたね。

最後に、着陸時は本当に拍手が起きました(笑)

着陸当時は霧がかかっていて、冗談抜きで「高度間違わないでいてくれ」と思っていました。心臓に悪すぎる(笑)

とまあ、散々書いていますが、飛行中に揺れが激しくて怖かった、ということもなかったので、安くヨーロッパに行きたい人は一度使われてみても良いかと思います。
(2013年の年明けに利用していないので、サービスが改善されている可能性もあります)


<フライト情報>
搭乗日:2012年10月23日
仁川発:12時50分
モスクワ(シェレメーチェボ)着:17時15分
(時刻はいずれも現地時間)
航空券費用:仁川〜(モスクワ)〜ワルシャワ 往復69,030円(Expedia)




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