2014年4月26日土曜日

日本人は時間に厳しい!?

日本にいると、みんな時間に厳しいなとつくづく感じます。

電車が3分遅れれば、駅員さんや車掌さんはお詫びのアナウンスをします。

仕事やプライベートでも、「集合時間の5分前10分前には場所に着いておく」ことが普通です。(最近はそうでもないのかな?)

僕は中学生の時、学校の合宿で「15分前行動」を絶対に取るように言われました。体育の授業では、チャイムが鳴った時にラジオ体操を始めていなかったら先生から怒鳴られて、説教を受けました。
(さすがに、中学校の件は行き過ぎだったとは思っていますが)



個人的な印象ですが、日本人は一見時間にとても厳しいと思います。そういえば、会社で始業時間に遅れることも許されないですし、高校のときもチャイムが鳴ってる時に教室に駆け込んでいたら、先生が遅刻って言っていました。(後者は、単に担任の先生が一般以上に厳しかっただけですが…)

海外の友達が日本に来ても、「電車が時間通りに来る」「人は遅刻しない」と驚くばかりです。間違いなく、海外よりは日本は時間にシビアでしょう。



ですが、よくよく考えると「本当にそうなの??」と思う訳です。

その要素とはたった一つ、「仕事の時間」です。

時間に厳しい、と言っているわりには皆さん、平気で残業をして、いつまでも働いています。僕も会社員時代はそうでしたが、「定時を守る」なんて感覚は社内にほとんどありませんでした。よく求人広告を目にしますが、あれでおかしいのは「残業少なめ」という文言です。あれれ、残業ありきで仕事をしているの?きちんと時間内に終わらせてのものじゃないの?と、意地悪な僕は思うわけです。

確かネット上で見た言論だったと思うのですが(はっきりとは覚えていない)、「残業はルール違反。ビジネスは時間内に結果を残してこそ意味があるもの。ルールを破ってまで結果を出しても、それは評価に値しない」というのがあって、すっと腹に落ちた記憶があります。

確かに、特に鉄道や飛行機をよく利用する方だと分かると思いますが、公共交通機関なんてものは、誰も待ってくれない訳です。一分でも遅れたらそれでおしまい、それだけです。
そういうことは肌で分かっているのに、なんで日本人は、仕事になると急に頭が悪くなったかのように全然分からなくなるんでしょう。

「日本人は時間に厳しい」のであれば、仕事においてもきちんと、時間に対して厳しく取組むべきですし、そこで結果を残した上での褒め言葉とならないといけないのではないでしょうか。

2 件のコメント:

  1. 100%同意^^

    海外の人は日本人は時間を守らないといいます
    平気で会議が遅れる サービス残業する

    でも もうそういうのは通用しなくなります

    JR福知山線の事故(事件)もその副作用です

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    1. okn様

      いつもコメントありがとうございます。
      海外の人たちは、そんな風に見ているんですね。まったく考えたことがありませんでした。いつもプライベートで海外に行っているので、「海外の人は集合時間によく遅れるな…」とばかり考えていました。

      私も会社員の時には、無駄な会議しかありませんでした。

      私たちから変えられる部分は変えていけるように働きかけた上で、それでも変わらないところは相手にしないのがいいのかな、と思います。福知山の事故(事件)以来、私も極力JR西日本は使わないようにしています。

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