2014年4月30日水曜日

インターネットを通じて人と会うことは、そんなに特殊なことなのか

今個人で仕事をしていて気づくのは、今の仕事のパートナー(取引先)や日頃お世話になっている人は、90%くらいがインターネット経由で知り合った人だなということです。

知り合いの、同業種の経営者ももともとTwitterで知り合いましたし、Facebookから仕事の相談を受けたりすることもあります。もちろん仕事用HPからの相談もあるのですが、本当にインターネットなしでは、僕は生きていけないと思います。少し大げさかもしれませんが、本当にそうです。

思えば、もともとは海外に行くのに「Facebookみんなしているよ」と言われて使いだしたり(当初日本では全く使われていなかった)、Twitterも大学の後半から使い始めて、とにかくTwitter経由でいろんな人と会いましたし、今でもこれを起点に交流の幅が広がったり、深くなっていったりしています。中学校や高校に通っていたときは「インターネットで知り合った見知らぬ人と会ってはいけません」とみんなから言われいたのに(もちろんそういう危険な側面はあるのでしょうが)、今考えてみると、自分はとてもじゃないけど、インターネットなしでは人と出会えなかったし、関係も深くならなかったんじゃないかと思います。

私は、インターネットで実名公表をして活動していて、これについては抵抗がある人とない人に分かれると思いますし、実名公表していたからこそ出会えた人や頂けた仕事があったと思います。

少し前にはGoogle広告で彼女を募集してそのまま同棲、結婚に至った人もいて、まあこれは少し極端な例だとは思いますが、今の時代だと「交際(結婚)のなれそめは?」と聞かれて「Twitterで知り合いました」っていうのが、既に幾つも出てきているんじゃないでしょうか。個人的な想像ですが、もうそういうことが普通に起こっても不思議じゃないと思います。


そしてこういうことを考えていると、私は逆に思うのです。インターネットで出会うのは特殊と言うけど、じゃあ特殊じゃない出会い方って何なの?


恋愛、結婚、仕事、何でも良いですが、インターネット以外で知り合うとなるとすると、私が思いつく限りでは、
①学生(小〜大)時代の友達
②会社内の知り合い
③業界内での知り合い
くらいしかありません。
①②は主に恋愛、結婚の場合、③は主に仕事ですね。私の周りでも、高校の時にクラスが同じで付き合って結婚も考えている友達もいますし、仕事でも、独立した時のお客さんは元勤め先の人や、その更に知り合いだったりする人が多いです。

もちろん、このような場での出会いがまだまだマジョリティであるとは思います。ですが、今までインターネットを使っていろんな縁を授かってきた身としては、インターネット経由での出会い(プライベートも仕事も両方)もとても素敵なものが沢山ありますし、こういう世界に縁のない人から「そういうケースって特殊ですよね」と言われると、それは違うんじゃないか、と思ってしまうわけです。

もしかすると、恋愛や結婚となると、ずっと前からなんとなく知っていた学生時代から付き合いのある人の方が良いのかもしれません。(個人的な意見ですが、男女問わず高校時代の友達はくだらないことから真剣なことまで全部話せますし、大学時代の友達は、学部柄もあるのだと思いますが仕事のこととか世界のこととか、より広くて深い視野でいろんな話ができます。コンテクストの共有、という意味では学生時代の友達にしかないメリット、共感点というのはあると思います。)

ですが、こと仕事となると、会社員時代に思いましたが全然面白い出会いがありませんでした。(半年しか経験していないので偉そうなことは言えませんが。)

会社員をしていると、どうしても同じ会社員と会うことが必然的に多くなりますし、もともと独立したい、というか会社外でもいろんな世界に入り浸っていた自分にとってはあまり面白み、ワクワクが感じられるようなところではなかったと思います。


私はこれまでに素敵な出会いをインターネット経由で沢山頂いたので、そんな世界が別に特殊なものだとは思っていませんし、こんな面白い世界を垣間みて、自分も生きることができていることに感謝しています。

インターネットを通じて人と会うことは、何も特殊なことじゃありませんよ。

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