2014年4月13日日曜日

使ってみて分かったKindle Paperwhiteのメリットデメリット

僕は去年の夏にKindleのPaperwhite(電子書籍端末)を購入して使用しています。




まだ一年も使っておらず、頻繁に使用することもないのですが、使ってみて感じたメリットとデメリットについて今回はまとめてみます。


購入時の様子をまとめた記事はこちら→Kindle Paperwhiteを購入しました



<メリット>
①本が嵩張らない
この端末の一番のメリットはこれにつきます。

僕はもともと本を読むほうで、旅行や遠出の際には何冊かカバンにしまって持参していました。ただ、分厚めの本になるとどうしても嵩張り、重さも増えてしまいます。Kindle Paperwhiteならわずかなスペース、軽さの中に何百もの本を入れることができるので、荷物の量とカバンの重さは格段に減りました。移動時の荷物はいろいろと工夫することで減らせます。

②本を割引価格で買える
Amazonに出ている本は、だいたい割引価格で購入できます。月替わりセールや日替わりセールもあるので、半額、75%オフの時などにまとめ買いをして、あとからゆっくり消化していくことも可能です。角川学芸出版が、時たま破格セールを実施しています。

端末仕様のメリットは、主にこの二つでしょうか。



<デメリット>
①飛行機の離着陸の際に読書ができない
これは使ってみるまであまり考えたことがなかったのですが、当然電子機器にあたるため、飛行機の離着陸時には電源をOFFにしないといけません。紙の本だとこの間の10分から20分は本が読めるので、この時だけは端末のほうが不便だなと感じます。
また、端末の普及度合いが低いからか、CAによっては端末がどんなものなのかを確認されたりすることもありました。(機内で使用する時は、機内モードにしましょう。)


②本の中身を確認して買うことができない
僕たちが本屋さんに行く時は、だいたい立ち読みをして中身を軽く確認をした上で購入することがおおいと思います。Paperwhiteだと当然購入前に本の中身を確認することができないので(一部はサンプルとして最初の数ページを無料で読めるものもあります)、買ったものの当たり外れに差が出る可能性があります。
(僕はもっぱら、予め自分が本当に読みたい本を本屋で確認した上で、端末を使って購入することが多いです。)

③読みたい本が電子書籍化されていない
これも当たり前といえば当たり前ですが、盲点でした。発売すぐの本や、高めの学術書、専門書の中には電子書籍化されていないものもあるので、これらは実際に本屋に足を運んで買うしか方法がなさそうです。

ちなみに僕が現在読みたい本で、電子書籍化されていないのは浅田彰の「逃走論」と「構造と力」の二冊。結構難しめの本のようですが、やっぱりこういう本は、どこか海外でゆっくりと読んでみたいですね。



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Amazon上で「本の電子書籍化をリクエストします」というボタンもあるみたいですが、いったいどれくらいのリクエストが集まったら実現するかもわからないので、こういう本は実際に本屋で手に入れる方が良さそうです。


ー ー ー ー ー


デメリットの方が多くなってしまいましたが、僕は現在殆どPaperwhiteしか使っていません。本屋で買う本は、仕事用・勉強用の本と装丁の良い本、紙で残しておきたい本(小説)のみになってしまいました。

端末を利用すると、本を単なる「情報源」としてしか捉えなくなるかもしれません。ですが、実際のところ一度読んだだけで読み返さない本も多くありますし、端末をうまく使うことでより便利に、効率的に読書をすることができるのは事実だと思います。

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