2014年4月12日土曜日

経験してみて分かった、在宅ワークのメリットデメリット

これまで一年と4ヶ月ほど、主に在宅で仕事をしているのですが、会社員をしていて勤めていた頃と比べて、良いことも悪いこともあるなと分かってきました。今回はそれらについてまとめようと思います。

ちなみに僕は現在、複数の翻訳会社に登録をして仕事を頂いたり、クラウドソーシングサイトに登録をして仕事を見つけたりしています。

クラウドソーシングサイトは、以下の「クラウドワークス」と「ランサーズ」の二つを活用しています。





クラウドソーシング「ランサーズ」


<在宅ワークのメリット>
①通勤しなくて良い
当たり前ですが、通勤にかける時間が必要なくなるので、その分だけ長く寝たり、家事に当てたり、仕事を長くすることができます。大都市では絶対に起こる通勤ラッシュや渋滞にも巻き込まれることがないので、精神的、肉体的な負担も大幅に軽減されます。

②仕事に集中できる
これはあくまで僕の経験ですが、在宅で仕事をしている時の方が何倍も集中することができます。ある程度自分の好きな(興味のある)分野での仕事ができているからなのかもしれませんが、会社員をしていた時は、仕事の途中で電話がかかってきたり、他の社員から仕事を振られたりと、案外時間が細切れになって集中できなかった覚えがあります。(会社の規模などによってある程度の差はあると思います)
逆に言えば、一日8時間も仕事をすることは殆どなくなりました。集中すると言っても、1時間もすれば集中力は切れるのでリフレッシュは取りますが、それでも殆ど電話はかかってきませんし(現在は携帯電話のみを使用しています)、外から邪魔が入るという場合は殆どありません。

③好きな時に仕事ができる(融通が利く)
ある時は朝早くに起きてずっと仕事をしたり、もしくは午前中に仕事を終わらせたり。またある時は、午前中は別の用事をして午後から仕事をしたり、夜に残った仕事の整理をしたりと、日によってスケジュールを変えることができます。(それでも、なるべく午前中に終わらせるほうがいいのかな、という結論に辿り着きつつあります。)
会社勤めをしていると、どうしても朝早く起きないといけなかったり、夜まで仕事をしているとあまり良く思わなかったりということがありますが、在宅で仕事をしているとあまりそこまで気にしなくなりました。(これが良い面なのか悪い面なのかは、人によって感じ方が異なるかとは思います。)


では、その一方で在宅ワークのデメリットはなんでしょうか。

<在宅ワークのデメリット>
①意図しないと体を動かす機会がない
僕の場合は基本的にパソコンと睨めっこをしたままになってしまうので、休みの日に友達とバッティングセンターに行ったり銭湯に行ったり、休憩する時に体操をストレッチをしたり、意識的に体を動かさないと本当に閉じこもりがちになってしまいます。会社員の時は営業の仕事で外回りをしていたため、その点はあまり気にしていませんでした。

②人と会う機会がない
こちらも、部屋に籠りがちになっているとどうしても機会がありません。FacebookやTwitterなどで交流はできるのですが、もっと根本的な話、人と話をして、間を計ったり相づちを打ったりする、意思疎通の能力がこの一年でぐっと下がってしまった気がします。リアルタイムで即興で反応するということは、人間のコミュニケーションの根本的な要素だと思っているので、この機会がなくなるのは結構大変だと思っています。(これが例えば結婚をしていて子どもがいて、ということになれば話が変わってくると思うのですが。)
今では、仕事でも通訳の補助をしたりするなど、定期的に外に出る仕事、人と関わる仕事をするようにもしています。(やっぱり翻訳と通訳は全然違う仕事です。両方できるようになりたい。)



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在宅ワークは必ずしも良い面ばかりではありませんが、疲労感や集中といった点では会社まで行くより、圧倒的に効率が良く生産性が上がると思っています。長らく会社勤めをしていないので、会社(オフィス)の雰囲気ってどんなんだっけ…というくらいに忘れてしまいましたが、無駄話も結構あったり、電話を取り次ぐばかりで自分の仕事が捗らなかったりと、あまり良い印象は多くはありませんでした。

今は、あまり自律できていませんが、なんとか仕事も定期的に頂けて、結構仕事の仕方も自分に合っていることが分かってきたので、これから仮にどこかの企業に勤めることになっても極力在宅で、業務委託で仕事ができるようなところで仕事をしたいですね。(厳密には業務委託っていう時点で「勤める」にはならないわけですが。)


やっぱり今でも時々思うのは、仕事の仕方、働き方。もっと融通の利いた方法で仕事ができるようになれば、この国ってもっと面白くなるし、仕事を楽しくやっていく人も多くなるんだろうなと思います。

僕も「仕事って楽しい」ということを、時間をかけて表現できる、伝えられるようになりたいです。


クラウドソーシングの活用については、ちょうど一年前に以下の記事に詳細を書いているので、興味がある方はこちらもご覧下さい。

クラウドワークは、「仕事の仕方」の選択肢としてアリだと思う。


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