2016年1月12日火曜日

防災に対する心構え





阪神淡路大震災の発生日が近いというのもあって、
和佐木坂ラジオはこの回を聞いていました。


防災に関して、木坂さんが東京の場合を11分辺りから話していますが、そこには「不都合な真実」も述べられていますね。
(是非、実際に聞いてみて下さい)


話は防災にとどまらず、都市-地方の在り方、リスクに対する意識とリスク管理、果ては競争との向き合い方、にまで広がっていますが、



一番印象に残っているのは和佐さんの「防災って、あくまで「被害を最小限に抑える」っていう考え方で、そもそも予防をするっていう考え方じゃないですよね?」という部分。


このラジオでの「防災」とは、何も地震だけでなく台風や洪水に対するものも含まれているのですが、


「起こる」前提で物事を考えて行動するって、簡単じゃないですね。


これって例えば、リストラといった環境の変化に対する考え方にも通じるものがあって、「遅かれ早かれ起こってしまうだろうけれど、その被害をどうやったら最小限に抑えられるか」ということを、個人個人が考えて用意しておくべきですよね。


自分の場合、地震が起きても洪水が起こっても、仕事はとりあえずやっていける環境にはなりましたが、自分の体が使えないとそれも無理ですし、火災で仕事道具が消失してしまうと、ちとまずい。


そういうことまで考えると、「今の物理的環境を変えてでも、リスクの軽減を図る」というマインドセットも必要かも知れません。


例えば、
台風が直撃しづらい地域に引っ越す
とか、
ゲリラ豪雨の襲撃確立が低い地域に引っ越す
とか。

もちろん、これはある程度ポータビリティのある仕事をしている必要があります。(会社勤めだと厳しいでしょう)


そういう意味では、今の自分はすごく恵まれていますが、


似たような環境の人たちを増やしたい、という気持ちはありますね。




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