100年前の条約はまだ生きていた。オランダ大使館で聞いた日本人が知らない特権
この記事が、ネット上で話題になっているんですが、
これ、「労働許可(就労許可)」が不要になるだけで、長期滞在しようと思ったら「居住許可」が別に必要になるんですよね。
オランダはシェンゲン協定国なので、「180日の間で合計90日間はビザ無しで滞在可能」ですが、
それを超える日程で滞在するのであれば、居住のためのビザが必要になります。
例えば、こちらの記事。
労働許可なしで就労できる?今、フリーランスのボクの中で海外移住先としてオランダがアツい
あとは、以前のライフハッカーの記事も役に立ちますね。
今、日本人の海外移住先としてオランダが熱い理由
労働許可不要のオランダで職探し。リクルーターに聞いた現地就職の可能性を高めるコツ
日本人に認められた特権。日蘭条約を活用した「オランダ起業」のメリット
この「条約」のメリットは、「普通、外国人労働者を受け入れることは難しいけど、日本人だと無理なく働けるよ!」ってことになるんでしょうね。
ただ、「オランダが熱い理由」の記事に書かれていますが、
オランダに長期滞在(90日以上)する際には引き続き「居住許可(Residence Permit)」の取得が必要ですが、収入など一定の条件を満たす雇用契約があれば取得できることから、オランダに長期で滞在できる現実味が高まったと言えます。
この「現実味」が具体的にどんなものなのか、ということになりますが、
「普通に」現地企業に転職、というのは、「自分の市場価値を売り込む」必要がありますから、そんなに簡単なことではなさそうです。(それにその場合、企業が「就労許可」を出すような、他国と同じ転職の手続きを取る必要があるのではないでしょうか)
または、フリーランスとして生活するようなこともできなくはないようですが、
「起業」をするのにも、ある程度まとまったお金が必要そうですから(上記「フリーランス」のリンク先記事参照)、
「制度はあるけど、それを上手く利用できる環境を持ち供えていない」人が大多数ではないでしょうか。
自分の場合、わざわざ向こうで「起業」をする必要もないですし、必要もワーホリビザがあれば便利だな、とは思います。
こういうのは、地頭が良くって知恵のある人が上手いこと利用するんでしょうね。
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