2015年7月8日水曜日

多感な時期にはいろいろと経験しておいた方がいい

多感な時期、特に10代後半から20代前半までは、いろんなことを経験しておいた方がいい。

足を踏み入れる世界を増やす。自分の場合、この時期に殆どヨーロッパにしか行っていなかったから、東南アジアにもどっぷりつかって、別の価値観も吸収しておきたかった、とは思う。


今回なんでこんなことを書くに至ったのかというと、人間の思考っていうのは、案外15~25歳くらいの間の経験で大部分が規定されてしまうと思ったから。科学的根拠はないのだけれど。


自分の場合、10代後半にいろいろと辛い経験をして、それをばねにして、20代に入ったころから、いい方向にエネルギーを向けることができたと思っている。トラウマをトラウマのまま抱えずに今を迎えられたのは、良かったことだと。


そして、「失敗は財産」と言うけれど、これは本当。

というより、孔子が言っているように「失敗をして直そうとしないのが本当の失敗」なんですよね。

失敗から学ぶことってたくさんあるし、そこから「何がいけなかったのか」「何が良かったのか」ということを抽出して、次の経験に活かすのが大事だと思う。特に人付き合いにおいては。仕事でもなんでも言えるけれど。


で、いろんな世界を見て、いろんな経験をしておいた方がいい理由の一つは、「あらゆるものごとの共通項(根源的なもの=本質)は、案外同じ」だから。


異なる業種の仕事に就いても、文化の異なる国を旅しても、その根底にある共通項に気付くことができると、大事なことは「本質に気付いて、それをいろんな場面で転用できるようになること」だと、気づくことができる。


個人的には、このことに今の年齢で気づけたことが大きかったと思う。といってもまだまだ道半ばですが。



このブログを今読んでもぱっと分からない人も、今後どこかで点が繋がる時が来ると思います。


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