例えば文章を一つ書く、っていうことにしても、まずはパクることから始めてみればいいと思うんです。
ぼくは小さい頃、そんなに本は読んでいなかったんですが、「こんな文章を書けたらいいな」と、読んでいて思ったことは沢山あるんですね。
例えば、星新一のショートショートシリーズ。
ぼくは小さい頃、そんなに本は読んでいなかったんですが、「こんな文章を書けたらいいな」と、読んでいて思ったことは沢山あるんですね。
例えば、星新一のショートショートシリーズ。
もともと活字が大嫌いだったぼくにとって、ショートショートシリーズはまさに「救いの神」でした。これ、読んでいても苦痛になりませんでしたね。
で、読んでいると、「こういう文章なら自分も書けるかも」と勘違いしてしまうわけですよ(笑)。そして、「こういう軽いタッチの文章を書けるようになりたいな」とも思いました。
ぼくは硬めの文章も好きですが、その一方で清水義範さんのこういう本とか
柳田理科雄さんの空想科学読本シリーズとか
こういう、軽めかつ世の中にケンカを売っているような(苦笑)テイストの文章が大好きだったんですよね。
だから、「こういう風な文章書けるようになりたいな」と思って、小学生の頃から、余ったノートにほぼテイストをパクる感じで、文章を書いていたんです。
で、「パクる能力」は大事だと思うんですよ。
つい先日は、オリンピックのロゴのパクり疑惑が浮上していたりしますが、
最初はパクりから始めていいと思うんですね。
というのも、最初から自分のスタイルなんて確立されるわけないからです。
野球選手でも、少年野球の頃はまず、プロの素振りとか見て、真似することから始めるわけですよね。
「パクり」と言うと響きが悪いですが、「守破離」という言葉に代えてみたらいいんです。まずは「守」から入って、その中で自分にしっくりくるものを選んでいく。
だから、文章を書くこと以外でも、しゃべり方とか服装とかタチいぶるまいとか、自分が「いいな」と思うことはまずパクってみればいいと思うんです。しかも、ロゴのコンペに応募するわけじゃありませんから(笑)、テイストは丸パクりでもいいんですよ(さすがに、このブログの文章をそのままコピペするのはアウトですけど)。
ぼくも文章はいろいろ書いてきていますが、出発点には「こんな文章が書きたい」という、憧れの対象があったんですね。
だから、憧れを見つけて、まずはなんでもいいからパクってみましょう、というお話でした。
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