本質を見極める

世の中の多くのことは、余分は衣服（外周）を纏っている。


それらをはぎ取ったときに残るのが、本質。


で、これを見極めるのは難しい。


本質とは、時間の経過と共にたやすく変わらないもの。


外の衣装は替わるけれど、中にいる人は変わらないのと同じように。（まあ、人は人なので、中身は変わってしまうのだけれど、そこの突っ込みは置いといて）


いろんなものが時代の流れで変化したときに変わっていないもの、それが本質。


だから、本質を見極めるにはある程度時間がかかる。


そして、いろんな世界にあるいろんなものを見る必要もあるわけで。


そんな簡単に見極める、つかみ取れるもんじゃない。


ただ、ある程度の時間をかければ、ぼんやりと見えてくるモノがあるはずだし、それが人生だと思っている。



自分もいろいろと見て考えてきて、ようやくぼんやりとした輪郭が分かってきた。



だから、自分より何年も人生の先輩をされている人がそういうことを微塵も考えていない、気づいていないことが分かると、少々残念な気持ちになることがある。