2013年12月7日土曜日

人生って、不思議なものですね。〜群馬イノベーションアワードのプロモーションを終えて

今日は群馬の前橋泊。


半年間、FacebookとTwitterを使ってプロモーションをする仕事の群馬イノベーションアワードが一段落を終えました。


もともと、僕がTwitterやFacebookをバリバリ使っていたことがきっかけで舞い込んで来たこの仕事。

今までは個人的な使用でしかSNSは使っていませんでしたが、始めて本格的なプロモーションという仕事を担当させて頂いて、ターゲットの設定や刺さる言葉、発信する内容等、自分も知らなかったこと、気づいたことが沢山ありました。


そんな中で、一番思ったのは、インターネットを通して手軽に発信、交流できる時代になったからこそ、その場に居合わせる臨場感、人と顔を合わせる大切さ、そして直に何かを共に創る、という経験の大切さでした。


「起業家を群馬から排出する」というミッションのもと、県が総力を挙げて取組んだ第一回目のこのイベントは、デジタル時代でも「地縁」や「人との直接的な繋がり」が大切である、ということを、僕に教えてくれました。


来年度以降、このイベントがどのように続くのか、また僕がどのようにコミットするのかはまだ分かりませんが、主催者、協賛者、そして実際に応募し、ビジネスに取り組んで行こうという志を持った方達が、共に素敵な方々ばかりでしたので、僕は今後、群馬という県の動向に注目して、また個人的に応援させて頂こうと思っています。


この仕事に関しては、自分でも予想にもしていなかった内容だったので、正直なところ最初は戸惑いもありました。ですが、半年間遠隔ながら関わらせて頂いて、自分の気づきが増え、仕事の幅が広がったことも事実なので大変貴重な機会を頂き、経験をさせて頂いたと思っています。


そういえば、このイベントに合わせて東京に来るのに、地元から夜行バスを使ったのですが、その時に高校時代の一番の友達と二年ぶりくらいにばったりと出くわし、まさかこんなところで会うなんて…というような、不思議なこともありました。

自分が将来的に「こういうことをしていたい」というのはぼんやりとはあるのですが、将棋棋士の羽生さんが言っているように、「自分の10年後、20年後は、自分が想像したものとは違った状態になっていたい。そういう変化を恐れずに、楽しんで行きたい」ということって、こういうことなのかもしれないな、と思います。

参考:「変化し続ける自分を、納得しながら楽しむ」


偶然の重なりが、自分の人生を作っていく。

偶然がもたらすもの、人生を織り成す度合いを軽視することはできないのだと思います。


そんなことを思っていると、急に美空ひばりの「愛燦々」を思い出しました。

"ああ 過去達は優しく眉毛に憩う 人生って不思議なものですね”

”ああ 未来達は人待ち顔をして微笑む 人生って嬉しいものですね”


ああ、自分っていろんな人に生かされているんだな、とあらためて味わって噛みしめることができたのでした。






参考:群馬イノベーションアワード

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