2015年11月7日土曜日

新幹線「のぞみ」の付加価値




昨日は実に久しぶりに、新幹線「のぞみ」を使った。


恐らく、自分でお金を払って利用したのは、大学を卒業してから初めて。

一度仕事で利用したことがあったが、あの時は交通費支給だったのだ。



学生の頃も、確か1回か2回しか使ったことがないはずで、こういう交通を利用しないということは、ちょっとひねくれ者の部分があるのだ。


(ちなみに新幹線ではよく、「ぷらっとこだま」を使っている)




で、実に数年ぶりの「のぞみ乗車」となったのだけれど、今回気づきを得たのは以下の点。


①オリジナルのコーヒーを車内販売している





こういうサービスがいつ頃から始まったのかは分からないのだけれど、恐らくコンビニがやっている、100円コーヒーのアイデアを取り入れていて、LCCのオリジナルフード(ドリンク)や他の航空会社が提供しているドリンクサービス(例えば、スターフライヤーのコーヒー)に対抗しているのだと思う。


このコーヒーは毎月豆の種類が変わるらしく、11月はブラジルのなんとか、という豆だった。値段は320円するのだけれど、たぶん豆が変わっても値段はさすがに変わらないんだろう。


320円はさすがに高いと思ったけれど、コンビニの「オリジナル」はどこの豆かよく知らないし、「ブラジルの豆」というのを車内放送で紹介してくれているので、買って損はないのかな、と思った(実際、何人か他の人も買っていた)



②コンセントがある(一部座席のみ)

のぞみ車両には基本的に、窓側にコンセントが付いてある。パソコンも使えるし、スマホの充電も可能。たこ足を持参すれば、通路側の利用者にも使ってもらえる。あくまで飛行機と比べた場合だけど、移動中に仕事の書類作成や機器の充電ができるのは、利用者にとっては有り難いこと。


③座席が思いのほか広い

じつは以前、ぷらっとこだまでグリーン車を使ったときに、そのスペースの広さに「もう普通車は使えない」と思ったのだけど、案外普通車でもゆっくりできる空間はある。


前の座席との距離があるので足もある程度伸ばせるし、背もたれも気にならない(自分が下げるときも、相手が下げるときも)。


自分の場合、最近飛行機を利用することが多かったからかもしれないが、LCCにせよ大手キャリアにせよ、新幹線のほうが5倍以上快適性がある。通路も広いし。




今まで、新幹線は料金が割高なのでできるだけ避けていた(使っても、ぷらっとこだまでゆっくり行く)のだけれど、ある程度仕事の予定が入って、移動時間を短くしたい、移動中もやることがある、という状態であれば、のぞみを利用するのは十二分に価値がある、と感じた2時間だった。


利用回数が多ければ、鉄道会社が提供している割引サービスを使うのも価値が高いだろう。






いやはや、自分の考え方も徐々に変わっていくものである。




0 件のコメント:

コメントを投稿