2015年11月15日日曜日

社内いじめは末恐ろしい



大学を卒業してから数か月だけ、会社員をしていたんですよ。


その頃の話は、以下のリンクからご覧いただければ、だいたいの雰囲気は掴んでいただけると思うんですが、


なぜ僕は、新卒で始めた仕事をわずか5ヶ月でやめたのか?(1)


なぜ僕は、新卒で始めた仕事をわずか5ヶ月でやめたのか?(2)


なぜ僕は、新卒で始めた仕事をわずか5ヶ月でやめたのか?(3)



この記事の中には書いていないんですが、当時社内でいじめを受けていたんですよ(笑)



今でこそ「笑」とか付けていますけど、当時は当然のことながら、辛かったですね。


ぼくは吃音症を持っていて(そういう風に診断されたわけじゃありませんが)、結構吃ることが多いんですね。


いつ頃からこんな風になったのかは分からないんですが、時期的にひどい時とそうでない時がサイクルになっていて、ぱっと何かを言おうと思っても、その音が出ない時があるんで、その時は咄嗟に、別の言いやすい語彙に変えて言ったり、とか、自分の中では結構格闘しているんですが…
(そういうのもあって、ぼくはトークより、ブログとかで文章を書く方が好きなんですね。吃ることもありませんし)






で、当時どういういじめに遭っていたかと言いますと、吃る感じを上司とかに真似されたんですよね。




今思い返しても、まああれはひどかったな、と思いますけどね。



当時は環境が環境だったのできちんと考える頭すらも腐りそうになっていたんですが、今思い返すと、一体どれだけ人として未熟な方々と一緒に仕事をしていたんだろう、と思いますね。




というのも、当時の会社、年齢構成がいびつで、同期が数人の他には、30代以上の社員しかほぼいなかったんですよね。


ぼくの直属の上司は確か一回りほど違っていたんですが、その上司にもまあ、吃りの真似をはじめ、いろいろとされたわけですよ。

(今だから書きますけど、携帯電話越しに「アホ」「バカ」とも言われました)



で、今考えて思うんですけど、自分より一回りも年下の人をいじめて、何か楽しいですかね?



ぼくはちょっと分からないんですけど、一回り年上って、仕事で言うと、もう圧倒的なキャリアの差ができていると思うんですね(差はあるでしょうけど)。


他の職場を経験したことがないのでなんとも言えませんが、まあ、30代と言えば、働き盛りの年頃だとは思います。



ぼくの場合、仕事に慣れない部分もありましたし、同じ失敗を二度してしまう、という「こちらの落ち度」もあったので、それについてお咎めが発生するのは仕方なかったんですが、それにしても、そういう部分とは関係ない所で、他人(しかも一回り以上年下)の弱みを突いて、それをケラケラ笑うっていうのは、ちょっと理解できませんし、端的にいうとものすごく人間として未熟ですよね


(そんなんじゃ、人生一回りしても不惑になんてなれんだろ、とは思いますが…)



一体全体、こういう「社内いじめ」というのが、恒常的に多くの職場で発生しているのかは知りませんが、女性の間だと、「お局」と呼ばれる厄介な存在にいじめられる、なんて話も聞きますし(なんで男のお前がそういう話に詳しいんだ、というツッコミは置いておいてw)、こういうことがもし多く起こっているんであれば、それは非常に残念なことですよね。



あくまでぼくが見てきた世界からしか切込みができないのですが、もしこういうことが多く行われているとすれば、会社にいる方々ってものすごく人として未熟な方々ですし、そんな方々が「社会を動かしている」とか思っておられるのであれば、一度熱冷まシートを頭に付けた方が良いですよね(笑)






未だに時々、「会社員がいいのかフリーランスがいいのか起業がいいのか」という質問を受けるんですが、個人的に「仕事そのものを問題にするのであれば、どれでも構わない」と思っています。

(もちろん、大金を稼ぎたい、とか、そういう夢があるなら、会社員は厳しいと思いますけど)




ただ、「仕事以外のファクター」を考えるのであれば、恐らくフリーランスや起業のほうが、ストレスが格段に減ります。


いじめをはじめとする面倒くさい人間関係もそうですし、通勤ラッシュで身体が摩耗する、というのもそうです。


ぼくはどちらかといえば、「人間関係が面倒くさい」という理由で、今の仕事をしている面が強いので、「仕事のやりがい」とか「成長」とかって、正直どうでもいいんですよね、というか、どうでも良くないけど、そんなもの、自分の中で高みを目指せばいいだけであって、何も人様に言うもんではないだろう、と思っています。



だから何ていうんだろう、なぜか「仕事」の話となると、日本人って(特に新卒の人とかは)「自分の成長」とか「仕事の内容」とか「職場の雰囲気」とかを重要視しますけど、そういうのって個人的に重要ではないというか、「不必要な内容にできるだけ心身を侵されないようにしながら仕事ができる」っていう内容、もっと言うと、直接的に仕事とは関係なさそうな要素を切りだして、その部分を自分はどう思うのか?ってことを、考えてもいいと思うんですよね。



(あとぼくの場合、上でも書いていますが人間として未熟な方々と仕事をする、なんて一人の大人がすべきことではないと思っているので、そういう人と付き合いたくない、という想いがだいぶ強いです)



(逆に言えば、大学生の頃からお会いしてきた方の中では、起業家やフリーランスで仕事をされている方の方が、人を引きつける魅力を大いに思っておられる、というのが自分の印象です。あくまで主観ですが)




仕事で不思議なのは、顧客の気持ちを考えろ、と言っている人たちが、同じ職場の従業員の気持ちを考えることができない、ということですね。




こんなことが起こっているから、ぼくは「サラリーマンは大したことない」とか言ってしまうし、思われてしまうんですよ。





2 件のコメント:

  1. そこまで幼稚ないじめがある会社というのは少ないのでは?
    単に上司が稚拙だったりということはあるにはありますが。

    フリーランスや起業でストレス減るのって、翻訳はそうでしょうけど、店舗経営や時間に常に追われるような仕事だと自分でそこまで好き勝手過ごせませんからストレスが減るとはいえないです。失敗して借金まみれになって自殺される方もいらっしゃいますしね。
    私も自営業で満足している人間の一人ではありますが、会社員かフリーかは性格による向き不向きも相当大きいと感じますし、会社員もフリーランスも職種次第の面があるので一概にどっちだからこうだとは言えないと思いますよ。

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  2. 私は他社ですが、社内いじめを目の当たりにした事あります。
    とあるイベント事でその業者さん達と仕事で接した事がありますが、その会社のいじめ対象の人に対して言葉等でバカにしているのを見て、いいおっさん達が何やってんだよ!と思った事があります。
    当時私が23歳ぐらいの時の事です。
    そこの会社の資質を疑いました。

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