2014年8月21日木曜日

小さな実験を繰り返す

三ヶ月ほど前にBLOGOSに掲載された、イケダハヤトさんの寄稿が興味深かったです。


「なかなか飛び出すことができない」残念な人に共通する3つの欠点


この中で特に、「日々細かい実験を繰り返す」という表現がありましたが、この表現が良かった、というかむしろ、これを実行することってものすごく大事なことだと思うんですよ。

生きていると、世の中分からないことだらけなわけです。というよりも、「〇〇は▽▽だ」のように、あたかも結論が出てしまったかのようなことを、実際に取組んでみたこともないのに言われることが多いです。

でも、本当にそうなのか?
以外と実践できる方法があるんじゃないか?

ということをあなたは考えられますか、ということです。


例えば…

・一月生活するのにいくらぐらい生活費がかかるのか?
・田舎で生活してみたいけど、コストを下げて生活できないか?
・ゲストハウスで生活をしつつ、週5日会社に行くことはできるのか?
・週3日仕事をするだけである程度生活できる費用を稼ぐことはできるのか?
・ネット通販だけで毎月必要なものを賄えるのか?


などなど、(上の例は生活、生きることに直結する内容が多くなっていますが)「常識で考えるとこうだけど、案外ああすると解決策があるんじゃないか?」と、知恵を働かして実際にやってみる、というのは大事なことです。失敗しても経験になりますし、そこから新しく判断できることも増えます。


人間は誰しも、多かれ少なかれ日常生活に不満を持ったり、不安を抱いているわけです。じゃあ、それを少しでも改善するために自分の頭を働かせて、大きく失敗しない程度の規模から始めてみることは大事ですし、必要なことです。(頭で考えた時に、「だけど〇〇だしなあ…」と否定から入ってしまうのであれば、それは黄信号)


ここで、いきなりリスクを背負って何かをすることは大変危険です。いきなり何かの事業を始める、などですが、まずは実験的に「ここまでなら大丈夫」というラインを自分で決めて、そこから試しに取組んでみる、という順序が大切になってきます。


失敗したら、「失敗しちゃった。てへぺろ」とか心の中で思えば言いわけです。命取られるわけじゃないんですから。


こういう経験を、身を固めるまでにどれだけしておくかというのは大事になってくると思います。世の中では「あれはこうだ!」みたいに豪語して「それが正しいんだ!」ということをあたかも万人にあてはめようとしてくるトンデモ人間がいますが、そもそもその人とあなたが生きている時代は違うわけで、価値観も違えば方法も違う。更に、身の周りの環境だって違うわけですから、「絶対唯一の解」なんてないわけです。Aさんにとっては解になりえなくても、Bさんにとっては最適解になることだってあるのです。

言い訳して尻込みする時間と頭があるのであれば、それを90°でも良いので方向を変えて使ってみましょう。そもそも最適解なんて、一人一人違うのですから、やってみないと分かりません(何も考えずに取組むのはxですが)。

そういう経験をどれだけ積んだか、で、いざというときに出てくるアイデアや解放はより洗練されて実用的なものになるはずです。


海外就職、海外生活、田舎暮らし、複業…。なんでも良いですが、大きく失敗しない範囲でどのように取組めるのか、ということにも頭を使いたいものです。

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