2014年8月25日月曜日

通訳案内士試験を受けて(感想など)

昨日は通訳案内士試験を受けてきました。

この資格があれば、外国人旅行者のガイドをして報酬を頂ける、というあの資格です。

私は4年前にこの資格を初めて受験をして不合格、翌年も受験をして再度不合格だったので、その時は一度諦めたのですが、今回TOEICスコアによる試験免除ができるということで、もう一度受けてみようと思ったわけです。

(ちなみに、一次試験では外国語+地理+日本史+一般常識、の四科目をそれぞれで合格ラインを突破し、かつ二次試験で口頭試問を受けて合格すると晴れて「通訳案内士」の資格が認定されます。一回目は英語のみ不合格、二回目は社会科免除で受けるも再度英語が不合格、でした。仕事柄恥ずかしい話ではありますが…)


今回は、TOEICで840点以上を取れば英語は免除なので、今年4月に一発受験でクリアをして、まだなんとかなりそうな社会科三科目だけで受けられるようにしました。

以下、勉強や当日、また資格に対する感想などを書き連ねます。


①勉強方法
今回は社会科三科目だけに絞って書きますが、この勉強がなかなか簡単ではありません。試験要項では、高校で習う地理B、日本史B、現代社会の範囲に時事問題を加味して出題、とあるのですが、範囲や内容が偏ったり、現代社会(一般常識)に関してはややマニアックな問題(アニメ、鉄道、飛行機、お酒や茶・食事についてなど)が出るので、「この範囲を勉強すればOK!」というのはほとんどありえません。

私の勉強方法や、使った参考書は以下の通りでした。

・地理
基本的に勉強せず。これは、幼少の時に時刻表と地図ばかり眺めていて、おおよその地名や地理、特産品などが頭に入っていて、力を入れなくても合格点近くの点数は取れる、と考えているからです(前回の受験もそうでした)。

もし買うとすれば、「旅に出たくなる地図(日本)」でしょうか。

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これを読むと地名、名所、特産など、殆どの情報が網羅できるので良いかと思います。(ただ、今年は気候に関する問題が多かったので自分の出来は微妙です…苦笑)


・日本史
個人的に課題だったのが日本史。高校で世界史を取っていて、日本史はかじりさえもしていないのでどうやって勉強するか、というのが問題でした。
使った資料は、図表系(例えば山川出版のもの)↓
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でビジュアル資料に目を通し、かつ用語集↓
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で、わからない単語をしらみつぶしに調べて覚える、ということをしました。

社会科全てにいえることですが、時間があまりない場合は数年分過去問を解いて(「通訳案内士 過去問」などでヒット)、そこから傾向を自分で把握して、ある程度ポイントを絞って勉強するのが良いかと思います。(例えば日清・日露戦争前後や徳川15代将軍のおこなったこと、等)


・一般常識
これが一番のクセモノです。
日本史と同じく用語集↓

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は初受験の時に揃えましたが、正直高校「現代社会」の範囲を広く逸脱しているので(笑)、こちらも過去問を解いて、かつ日頃ニュースや新聞を通していろんな言葉、情勢にアンテナを張っておくことが大事なのではないかと思います。


勉強方法については、他の資格と同じように学校がコースを開校していますが、受験内容だけ見れば、大きなお金を払ってまで手に入れるものではないと思います。そもそも、仮にこの資格を取って仕事をしたとして、取得にかかったコストにペイするのかと言えば、すぐには回収できないと思うので、この資格については自分で情報を調べて、自学自習でするのが一番コストパフォーマンスが良いかと思います(そもそも、過去問で分からないことがあればググればだいたいわかります。)


②受験当日
印象としては、受験者の年齢層は高めでした。20代の人は何割いただろう…というくらいの数でした。複数の教室に分かれていたので全体値は分かりませんが、私がいた教室内では片手に収まる程だったと思います。

あとは、よくわからない壮年集団がいて、教室で挨拶を交わしていて「この人たち一体何者?」と考え込んでしまいました。(日頃のサークル仲間か、受験勉強を一緒に頑張った仲間なのか…)

今回の出題範囲は、例年より内容が偏っていたと思います。難易度は高くなっていたのではないでしょうか。


③その他諸々
そもそも、というか第一に「この資格を仕事に絡めようとする人はどれくらいいるんだろうなあ」と思いました。

資格と言ってもピンからキリまでありますが、例えば公認会計士の資格だと、殆ど全員が死に物狂いで勉強して臨む筈です。

この資格は、資格を取ってもそこまで安定しないものなので、(国は2020年五輪に向けて資格取得者を増やしたいらしいですが)どれだけの人が本気で仕事をしたい、と思っているのかは分かりませんでした。
(かくいう私も、かつてはこれを本業にと思っていましたが、今はいろいろ変わって、これをスパイスにして仕事に絡めていければ良いなあ、ぐらいにしか思っていません。)


あと、「五輪に向けて資格取得者を増や」しても、それが全て仕事に結びつくわけじゃないし、どうなんだろう?とも思いました。(国としては、受験料などでお金が入るのはうれしいので、そのあたりを考えているのでしょう。ちなみに聞いたところでは、今年から受験料が上がったらしいです)
自分が資格試験を行う側だったら、資格保持にプレミアを持たせたいから本当に少数精鋭を選ぶような仕組みにするなあ、と思いました。


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