2015年8月20日木曜日

若さを資産に換えるコツ

昨日の記事では、若いことにかまけているといずれ大変な目に遭う、ということを書きました。


今回は、そんな若さをどうやって資産に変えていくのか(つまり、若さに反比例して何を得るのか)についてのヒントを書いていこうと思います。



若さを資産に換えるコツですが、


「若さを武器にして、人生の先輩から多くのことを学ぶ」



ことを実践してみるといいかもしれません。


昨日の記事でも書いていますが、「若い」っていうのは何にも代えられない武器です。

かつて同じような時間を過ごしていた人生の先輩にとっては、自分の昔を思い返しているようで、自ずと応援したくなるものです。

そんな若い人たちから「いろいろ教えて下さい」なんて言われたら、大抵の大人はOKします。


というのも、(実際はどうか分かりませんが)人間というのは、歳を重ねただけ積み重ねがある、と思ってしまう生き物ですし、誰か他人のために(しかも自分より若い人のために)力を発揮できるのであれば、もうそれは喜んで!なんて、心の中では思っているに違いありません。


人間は多かれ少なかれ、自己承認欲求を持って生きています。


なので、若い時分には相手のその部分を利用して、いろいろと学ばせてもらえばいいと思うのです。


職場であれば、仕事をバリバリにこなせるやり手の営業マンやコンサルタントから、仕事のコツみたいなものを教えてもらうようにする。もしくは、その人たちの若い時分の失敗談を聞いて、自分は二の足を踏まないように戒める。


気を付けなければいけないことが二つあります。


一つは、現代は時代の変化が激しくなっているので、必ずしも先代の成功法則や通念が通用するわけではない、ということ。
(そういう意味では、人生の先輩も、後輩から謙虚に学ぶ姿勢を失ってはいけないと思います。時代に対する感覚の鋭さは、若いほうが高いのは間違いありません。)

もう一つは、人生の先輩が必ずしも自分よりすごい人ではない、ということ。

いわゆる「歳だけ喰ってしまったパターン」なのですが、こういう人と関わってしまうと、あまり得るものがない、という場合も起こりえます(その人が謙虚な人で、自分の失敗を教えてくれるのであればいいのですが、なんだか変に勘違いをして、自分のことを見誤っているのであれば、ちょっとアブナイですね)。


ただ、後者についてはある程度場数をこなさないと、どういう人からは学びが多く、そうではないのか、ということも分かりませんし、逆に、自分と相性が合わなくても「そういう考え方は自分には合わないな」ということが分かるだけでも学びはあると思うので、あまり考えすぎずに、相手からいろんなことを学びとってやろう、という気持ちを持つことが大切だと思います。


何度でもいいますが、「若い」ってことは一つのゆるぎない特権なので、それは思う存分に使えばいいです。

そして、特に人生の先輩から学びを得た際は、それらの気づきから、自分が何を考えて、どのように行動していくのか、ということを徹底的に考えて実践していく必要があります。


そうすることによって、人生の先輩が踏んできた徹を同じように踏むリスクも減りますし、自分が目指す場所にはやく到達できる可能性も高まります。


自分が若いことに甘えずに、かつ奢らずに、多くの学びを自分の頭に吸収して資産化して下さい。





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