2015年8月27日木曜日

外国人用ジャパンレールパスのややこしさ

先日、日本に来ている外国人の友達とごはんに行ってきました。


今回の旅行ではジャパンレールパス




を使っているようで、新幹線の指定席の予約を食事の後にしに、駅の窓口まで行ったのですが、


列に並んで待っている時に、このパスの説明を一通り読んでみて思ったのは、



ルールがややこしすぎ


ということです。


新幹線ののぞみ号、みずほ号には乗れない、というのは、問題ありません。


ただ、JRの区間外(第三セクター)を利用する際の説明が、三枚折のパスの内側に書かれているのですが、それが細かすぎる…。


鉄道にそれなりに詳しい人、青春18きっぷを使いこんでいる人はご理解いただけると思うのですが、


「この区間はJRじゃなくって別会社なので、料金を別途払ってね☆」


という但し書きが、日本全国の地図を小さくまとめて、更に該当箇所だけズームアップして書かれているんですよ。



例えば、三重県の伊勢鉄道、津~河原田間とか、


兵庫県の智頭急行、上郡~智頭間とかです。


全部覚えてないんですが、これらの説明がめちゃくちゃ細かい字でかかれてあります。


そして更に、東北新幹線、北陸新幹線の特例の説明(青い森鉄道は利用できないけど、八戸~青森、八戸~野辺地、野辺地~青森の、この間を途中下車しないのであれば、パスを使えますよ、というのだとか、第三セクターに移った金沢~津幡の間は、この間で途中下車しないのであればパスを使えますよ、とか)も書かれてあって。



正直、


外国人旅行客にここまで説明する意味あるのか?


とは思いました。


だってですよ、


私たちがどこかの国に旅行に行ったとして、こんなややこしい説明されても、どこにどんな駅(地名)があるかなんて知りませんし、そこを走っている鉄道がA社の管轄なのか、B社の管轄なのか、なんて部分まで、知っています?


現地で長期滞在をしている人、永住権を持っている人ならまだしも、たかが数日間、数週間の旅行のためだけに、そこまで知っている人がいたら、それはただのオタクでしょう。



こういう細かな但し書きって、必要なのかな、とは思いましたね。



もちろん、ルールはルールなので説明はしないといけないと思うんですが、ここまで詳しくなると、もはや何が例外なのか分からなくなるので、説明の仕方を変えるとか、そこに頭を使った方がいいんじゃないでしょうか。


そして、それよりも下のリンクにある、成田エクスプレスの切符の問題といったような、切実な問題に対して対処するほうが、よほど建設的だとは思いますね。








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