有名な話だとは思いますが、国内、海外共に安い航空券を探すのであればSkyscanner(スカイスキャナー)が鬼のように便利です。
これは、様々なサイト(Expediaとか)で扱われている航空券を一括で検索し、その結果を安い順に示してくれる「とんでもなく便利な航空券検索サイト」です。
私がこの存在に気づいたのは2年ほど前。それまでは各種国内の大手サイトを使っていましたが、
・航空券はヒットするのにいざ予約に進もうとすると「満席」と表示され、航空券が買えない(時間を返せ!と都度ブチキレていました笑)
ということが多々あり、結構面倒かつイライラが貯まっていました。
そんな時に知ったこのサイトを一度使ってみたのですが、これがものすごく便利でして。
最近こそ、各種航空会社のプロモーションチケットも買っていますが、スカイスキャナー経由で買った安い航空券としては
・2012年秋出発の仁川〜ワルシャワ 往復6.9万円(アエロフロートロシア航空)
・2014年正月出発の関空〜ホーチミン 往復4.9万円(中華航空)
などがあります。
スカイスキャナーのメリットとしては
・片道でも往復でも検索できるので、検索の融通が利く
・同じく、一月単位等で検索ができ、その中で最安運賃を調べることができる
・手数料は無料(検索したチケット代=支払額となる)
などがあります。
ただ、実際に調べてみると、細かな落とし穴があったり、一層便利に使える方法も沢山あることが分かってきました。今回は、そんな「便利なサイト」をより賢く使う方法をまとめました。
①チケットが100%、手数料無料で買える訳ではない!
これが第一の落とし穴。
先程、「全てのチケットに追加手数料はかからない」と書きました。(実際にスカイスキャナーもそれを謳っています)
ただ、これには例外があり、それはLCCのチケットを買う時です。
スカイスキャナーで検索をして、一番安いチケットにLCC(ピーチでもジェットスターでもエアアジアXでも、何でもいいです)がヒットしたとしましょう。
ここで気をつけたいのが、LCCの場合、会社サイトで購入する場合追加で諸税・手数料がかかってしまう場合があるということです。
LCCのチケットを実際に買われたことがある方はご経験があると思いますが、各社のページから手続きを進めていくと、支払時には空港税やサーチャージ、支払手数料が追加され、最初に表示された金額より幾らか高くなってしまった、ということが基本的に起こります。
これが、スカイスキャナーでの検索の際にも起こってしまいます。
スカイスキャナーで使われている「手数料」というのは、いわば旅行代理店が徴収している「代理発券手数料」のようなものなので、LCCのチケットを買う時等は、場合によっては検索時の値段にプラス数千円のコストがかかってしまいます。
特にLCCのチケットがヒットした場合は、気をつけたいものです。
②預け手荷物や食事代が含まれていない時があります
これも①同様、LCCのチケットの購入時に気をつけたいこと。
一般的に、大手エアライン(ANAやJAL)の航空券には、機内サービスと無料の預け手荷物が含まれます。
国際線の場合、大陸間移動のフライトなどでは二食(離陸後と着陸前)に出されることが一般的です。
預け荷物も、個数制限がなく総重量が○kg以下、のような仕組みになっていることもあります。
いずれにせよ、スカイスキャナーで検索される大手のチケットに関しては、これらのサービスは含まれています(購入前に食事が何度出るか等は確認ができます)が、LCCの場合だと、これまた購入前に預け荷物の申請や、移動中に追加料金を払って機内食を買わないといけない場合があります。
どのチケットにどんなサービスが含まれ、含まれないかは購入者自身で確認をする必要があるので、必ず手続きを進める中できちんと確認をする必要があります。
ここでもLCC利用の際は要注意、ですね。
③とてつもなく長い/短い乗り継ぎ時間に注意!
おおよそ、安い航空券はどこかで乗り継ぐ必要があります。場合によっては二度以上乗り継ぐ必要があることも。
(これは検索時に確認が可能です。)
その際に気をつけたいのが、乗り継ぎ時間の長さ。
検索終了画面では、出発空港の出発時間と、最終目的地の到着時間と総所要時間(乗り継ぎを含む)しか表示されず、どこの空港でどれだけの待ち時間があるのかは、詳細を表示しないと分かりません。
その時にたま〜にあるのが、乗り継ぎ時間23時間30分といったものから乗り継ぎ時間50分といったものまで、ものすごく長いものから短いものまであるということです。
検索される航空券は、各空港の最短乗り継ぎ所要時間(空港の規模等をもとにそれぞれ定められているらしい)を超えるものしかないため、基本的に乗り継げるのですが、これはあくまでも定時運行をした場合なので、遅延が発生した時に乗り継ぎができなくなる危険もあります。
逆に、ほぼ丸一日空港で待機していないといけないような接続のものもあるため、安い航空券にはそれなりのリスクが孕んでいることも頭に入れておく必要があります。(乗り継ぎ時間が長い場合、第三国に手荷物一つで入国もできると思いますが、ロシアやカタール等ビザが必要な国では入国すら厳しい場合があります)
検索して出てきたことがある恐ろしい乗り継ぎ便は、モスクワ空港(シェレメーチェボ)での21時間30分(経験済み)と、プラハ空港/仁川空港での50分(調べただけ)でした。
④乗り継ぎ空港が異なる場合に注意!
これは③に関係しますが、それほど可能性は高くありません。
大きな都市には、二つ以上の空港が存在することも一般的です。例えば東京の成田/羽田、関空/伊丹、韓国だと仁川/金浦、上海だと浦東/虹橋、パリだとシャルル・ド・ゴール/オルリーなどです。
安い航空券の中には、稀にですが乗り継ぎ空港が別になっている場合があります。(関空からヨーロッパ行きの航空券を探してみると、時々羽田に飛んでから成田に移動し、出国というルートのものがヒットします。)
これはこれで楽しいかもしれませんが、
・海外だといちいち手続きをしないといけない
・空港間の移動に余計なお金がかかる
ということもあるので、旅慣れた人でないと大変かも知れません。
ですので、航空券を調べた時には必ず経路と乗り継ぎ時間を確認しましょう。
⑤それほど安い航空券がない場合には、二回に分けて航空券を調べてみましょう
例えば、関空からアイスランドのレイキャビクまで行こうとするとします。
これをそのまま「関空⇔レイキャビク」と調べると、最安が20万円台だったりして、あまりおトク感がありません。
こんな時には、途中で中継地を設定して検索し直してみることをお勧めします。
この場合だと、
・欧州行きの選択肢が多い成田空港
・比較的安いチケットが探せるヨーロッパのハブ空港(パリやアムステルダム)を中継地にしてみて、
関空⇔成田 と 成田⇔レイキャビク
もしくは
関空⇔アムステルダム と アムステルダム⇔レイキャビク
に分けて検索をしてみるのです。
これを使うと、場合によっては数万円ほど費用が抑えられることがあります。
私も実際、仁川〜ワルシャワ6.9万円のチケットを探すことができ、関空〜仁川をPEACHで別手配することによって合計9万円ほどで移動することができました。これを関空⇔ワルシャワで検索していたら、もう2万円くらいは高かったかもしれません。
参考:往復9万円でヨーロッパに来ています
※仁川や香港発で検索をすると、日本では高めのルフトハンザドイツやスイスインターナショナルエアラインズ等の航空券が、驚くほど安い金額で検索できる時もあります。
⑥平日出発、平日到着(帰着)の方が航空券は安め
目的地と場合によると思いますが、これまでの経験上。
★★★
その便利さから、特に若者で旅好きな人の間ではもはや常識となりつつあるこのサイトですが、やはり細かい問題があったり、裏技が存在していることも確かです。
私は暇さえあればスカイスキャナーを使って検索をしてるのですが、これまで検索したことのある価格破壊のチケットの例としては
・関空〜アムステルダム 夏期往復6.8万円(キャセイパシフィック)
・関空〜パリ・シャルル・ド・ゴール 夏期往復8.0万円(ベトナム航空)
・香港〜リガ(ラトビア) 夏期往復9.0万円(アエロフロート・ロシア航空)
などがあります。
(ヨーロッパが好きなのでヨーロッパしか調べていません)
正直言って、これだけ安いチケットの存在を知ってしまうと、ヨーロッパ往復で15万円というのは買う気になりません。
できるだけコストを抑えて旅をしたい人、普段とは異なる航空会社を利用してみたい人は、ここにまとめたヒントも参考に是非航空券探しを是非してみて下さい。
サイトはこちら↓
これは、様々なサイト(Expediaとか)で扱われている航空券を一括で検索し、その結果を安い順に示してくれる「とんでもなく便利な航空券検索サイト」です。
私がこの存在に気づいたのは2年ほど前。それまでは各種国内の大手サイトを使っていましたが、
・航空券はヒットするのにいざ予約に進もうとすると「満席」と表示され、航空券が買えない(時間を返せ!と都度ブチキレていました笑)
ということが多々あり、結構面倒かつイライラが貯まっていました。
そんな時に知ったこのサイトを一度使ってみたのですが、これがものすごく便利でして。
最近こそ、各種航空会社のプロモーションチケットも買っていますが、スカイスキャナー経由で買った安い航空券としては
・2012年秋出発の仁川〜ワルシャワ 往復6.9万円(アエロフロートロシア航空)
・2014年正月出発の関空〜ホーチミン 往復4.9万円(中華航空)
などがあります。
スカイスキャナーのメリットとしては
・片道でも往復でも検索できるので、検索の融通が利く
・同じく、一月単位等で検索ができ、その中で最安運賃を調べることができる
・手数料は無料(検索したチケット代=支払額となる)
などがあります。
ただ、実際に調べてみると、細かな落とし穴があったり、一層便利に使える方法も沢山あることが分かってきました。今回は、そんな「便利なサイト」をより賢く使う方法をまとめました。
①チケットが100%、手数料無料で買える訳ではない!
これが第一の落とし穴。
先程、「全てのチケットに追加手数料はかからない」と書きました。(実際にスカイスキャナーもそれを謳っています)
ただ、これには例外があり、それはLCCのチケットを買う時です。
スカイスキャナーで検索をして、一番安いチケットにLCC(ピーチでもジェットスターでもエアアジアXでも、何でもいいです)がヒットしたとしましょう。
ここで気をつけたいのが、LCCの場合、会社サイトで購入する場合追加で諸税・手数料がかかってしまう場合があるということです。
LCCのチケットを実際に買われたことがある方はご経験があると思いますが、各社のページから手続きを進めていくと、支払時には空港税やサーチャージ、支払手数料が追加され、最初に表示された金額より幾らか高くなってしまった、ということが基本的に起こります。
これが、スカイスキャナーでの検索の際にも起こってしまいます。
スカイスキャナーで使われている「手数料」というのは、いわば旅行代理店が徴収している「代理発券手数料」のようなものなので、LCCのチケットを買う時等は、場合によっては検索時の値段にプラス数千円のコストがかかってしまいます。
特にLCCのチケットがヒットした場合は、気をつけたいものです。
②預け手荷物や食事代が含まれていない時があります
これも①同様、LCCのチケットの購入時に気をつけたいこと。
一般的に、大手エアライン(ANAやJAL)の航空券には、機内サービスと無料の預け手荷物が含まれます。
国際線の場合、大陸間移動のフライトなどでは二食(離陸後と着陸前)に出されることが一般的です。
預け荷物も、個数制限がなく総重量が○kg以下、のような仕組みになっていることもあります。
いずれにせよ、スカイスキャナーで検索される大手のチケットに関しては、これらのサービスは含まれています(購入前に食事が何度出るか等は確認ができます)が、LCCの場合だと、これまた購入前に預け荷物の申請や、移動中に追加料金を払って機内食を買わないといけない場合があります。
どのチケットにどんなサービスが含まれ、含まれないかは購入者自身で確認をする必要があるので、必ず手続きを進める中できちんと確認をする必要があります。
ここでもLCC利用の際は要注意、ですね。
③とてつもなく長い/短い乗り継ぎ時間に注意!
おおよそ、安い航空券はどこかで乗り継ぐ必要があります。場合によっては二度以上乗り継ぐ必要があることも。
(これは検索時に確認が可能です。)
その際に気をつけたいのが、乗り継ぎ時間の長さ。
検索終了画面では、出発空港の出発時間と、最終目的地の到着時間と総所要時間(乗り継ぎを含む)しか表示されず、どこの空港でどれだけの待ち時間があるのかは、詳細を表示しないと分かりません。
その時にたま〜にあるのが、乗り継ぎ時間23時間30分といったものから乗り継ぎ時間50分といったものまで、ものすごく長いものから短いものまであるということです。
検索される航空券は、各空港の最短乗り継ぎ所要時間(空港の規模等をもとにそれぞれ定められているらしい)を超えるものしかないため、基本的に乗り継げるのですが、これはあくまでも定時運行をした場合なので、遅延が発生した時に乗り継ぎができなくなる危険もあります。
逆に、ほぼ丸一日空港で待機していないといけないような接続のものもあるため、安い航空券にはそれなりのリスクが孕んでいることも頭に入れておく必要があります。(乗り継ぎ時間が長い場合、第三国に手荷物一つで入国もできると思いますが、ロシアやカタール等ビザが必要な国では入国すら厳しい場合があります)
検索して出てきたことがある恐ろしい乗り継ぎ便は、モスクワ空港(シェレメーチェボ)での21時間30分(経験済み)と、プラハ空港/仁川空港での50分(調べただけ)でした。
④乗り継ぎ空港が異なる場合に注意!
これは③に関係しますが、それほど可能性は高くありません。
大きな都市には、二つ以上の空港が存在することも一般的です。例えば東京の成田/羽田、関空/伊丹、韓国だと仁川/金浦、上海だと浦東/虹橋、パリだとシャルル・ド・ゴール/オルリーなどです。
安い航空券の中には、稀にですが乗り継ぎ空港が別になっている場合があります。(関空からヨーロッパ行きの航空券を探してみると、時々羽田に飛んでから成田に移動し、出国というルートのものがヒットします。)
これはこれで楽しいかもしれませんが、
・海外だといちいち手続きをしないといけない
・空港間の移動に余計なお金がかかる
ということもあるので、旅慣れた人でないと大変かも知れません。
ですので、航空券を調べた時には必ず経路と乗り継ぎ時間を確認しましょう。
⑤それほど安い航空券がない場合には、二回に分けて航空券を調べてみましょう
例えば、関空からアイスランドのレイキャビクまで行こうとするとします。
これをそのまま「関空⇔レイキャビク」と調べると、最安が20万円台だったりして、あまりおトク感がありません。
こんな時には、途中で中継地を設定して検索し直してみることをお勧めします。
この場合だと、
・欧州行きの選択肢が多い成田空港
・比較的安いチケットが探せるヨーロッパのハブ空港(パリやアムステルダム)を中継地にしてみて、
関空⇔成田 と 成田⇔レイキャビク
もしくは
関空⇔アムステルダム と アムステルダム⇔レイキャビク
に分けて検索をしてみるのです。
これを使うと、場合によっては数万円ほど費用が抑えられることがあります。
私も実際、仁川〜ワルシャワ6.9万円のチケットを探すことができ、関空〜仁川をPEACHで別手配することによって合計9万円ほどで移動することができました。これを関空⇔ワルシャワで検索していたら、もう2万円くらいは高かったかもしれません。
参考:往復9万円でヨーロッパに来ています
※仁川や香港発で検索をすると、日本では高めのルフトハンザドイツやスイスインターナショナルエアラインズ等の航空券が、驚くほど安い金額で検索できる時もあります。
⑥平日出発、平日到着(帰着)の方が航空券は安め
目的地と場合によると思いますが、これまでの経験上。
★★★
その便利さから、特に若者で旅好きな人の間ではもはや常識となりつつあるこのサイトですが、やはり細かい問題があったり、裏技が存在していることも確かです。
私は暇さえあればスカイスキャナーを使って検索をしてるのですが、これまで検索したことのある価格破壊のチケットの例としては
・関空〜アムステルダム 夏期往復6.8万円(キャセイパシフィック)
・関空〜パリ・シャルル・ド・ゴール 夏期往復8.0万円(ベトナム航空)
・香港〜リガ(ラトビア) 夏期往復9.0万円(アエロフロート・ロシア航空)
などがあります。
(ヨーロッパが好きなのでヨーロッパしか調べていません)
正直言って、これだけ安いチケットの存在を知ってしまうと、ヨーロッパ往復で15万円というのは買う気になりません。
できるだけコストを抑えて旅をしたい人、普段とは異なる航空会社を利用してみたい人は、ここにまとめたヒントも参考に是非航空券探しを是非してみて下さい。
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