2015年11月25日水曜日

「明日の午前中までに返信」



をお願いします、というメールを仕事の時に受け取って、ちょっと困ったことがある。



「午前中まで」というのは、

①「正午まで」のことなのか、それとも

②「日付が午前に変わるまで」のことなのか。

(ちなみにメールを受け取ったのは夕方)



さすがに②の意味には解釈しづらいとも思ったけど、ネットで調べてみたら、この言い回しに違和感を持った方が他にもおられるようだ、質問が出回っていた。


「まで」という言葉は、時間軸における一点を指すので、例えば「正午まで」とか「三日後まで」(=三日後の23時59分59秒)とかの言い方が正しいのだろう。だから、「午前中」とか、「線」で表される時間表現と共に用いるのには、違和感を覚えたのだ。


(「午前中に」という表現であれば大丈夫なのだろうけど)



この時はさすがに、「こういう解釈で良いか」ということをメールで確認したけれど、言葉を扱う仕事柄、自分もこのような言葉使いをしないように(というか、違和感を持てるように)、もっと自分を研鑽していかないと、と思ったのだった。



自分のことを自分で客観的に見ることは難しいけれど、他人から学べることは沢山ある。



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