2015年11月3日火曜日

仕事がなくなるということについて

「仕事がなくなる」っていうのは、平たく言うと、



「そのことには、わざわざお金を払ってまでしてもらう必要がなくなる」



という認識に変わる、ということです。


それは例えば、機械にしてもらうことで、人を雇うよりもコストを抑えられることができる、という場合があります。



ただ、それが事実だとすると、逆に「人は何に価値を見出して、お金を払うのか?」ということを考えれば、自然と自分で「仕事を作り出す」ことは、できるわけです。



それこそがアントレプレナーシップ、起業家精神ではないでしょうか。


そして、この知見を得るには、誰かに(どこかに)「雇われている」状態ばかりが長く続くのは、厳しいです。


もちろん、雇われの身の中ででも、学べることはたくさんありますし、そういうものは目いっぱい吸収すべきです。

そしてその考え方は、「消費者」の立場でも身につけることができます。


「何に価値を見出すのか」ということに関していえば、例えば「スターバックスになぜ人は行くのか」ということが、材料になるでしょう。

(よく言われますが、スタバを使う人は、コーヒーではなくて「空間(居場所)」に価値を見出している、とされます)



こういう風に、日々街を歩いていると、お店に行くと、なにかしらの疑問点が浮かんだり、気づきがあったりするはずです。



それこそが「価値に気付く」源であって、自分の「仕事」を育てていくきっかけの一つになるのですが。



こういうことを考える癖をつけていくと、世の中には自分が考えもつかないようなアイデアを形にする人がいたり、自分が価値を見出さないようなことに価値を見出す人がいたりすることに気付きます。つまり、視野が広がります。



その上で、「この価値観とは自分は相いれないな」と思うことが出て時があると思うんですが、そういう経験も大事で、そこで「区切り」を作ることで、自分の仕事の取引先を潜在的に取捨選択(選別)することができます。


マネタイズ能力は別に必要なんですが、この「価値を見極める」訓練をしておくと、仮に仕事が上手くいかなくなることがあっても、とりあえず数か月、生き延びることはできます。



この「価値を見極める」ことについて詳しく知りたいのであれば、以下の本を読まれることをお勧めします。





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