2015年10月11日日曜日

理想の35歳

一回り下の年代の人たちにとっての、ロールモデルでありたい。



とても漠然とした言い方だけれども。



仕事、という意味でもいいし、もっと広義な、QOL(生活の質)という観点からでもいい。


たとえ1人の人に対してでも、ロールモデルとなっているような自分でありたい。





というのも、自分が22歳前後の頃に出会った、一回り大きい何人かの人たちに対して、「こんな人間でありたい」という憧れを抱いたから。


仕事の成績、というよりも、その人の人生観、懐の深さに圧倒された。


自分も12年後に、ああいう風になっていたい、と。



こういう人に、20代の前半で何名かに出会えたことは、自分にとってのかけがえのない財産だと思っています。




そして、一方では、「これはない」と思うような、一回り違う人間にも出会った。


そういう経験を通して感じたのは、「35歳にもなると、良くも悪くも人間としてできてしまっていて、自分自身を変えるのは容易ではない」ということ。


20代の前半であれば、ある程度まんべんなく人付き合いはあると思うし、比較的広い世界と関わることになる。


しかし、30代半ばにもなると、それまで付き合ってきた人の影響、自分が身を置いていた環境の力が強すぎて、対外的に好みが分かれてしまうことになるのだと思う。


(だから、かどうかは分からないけど、自分が出会ってきた35歳の人は、憧れの対象か、(言葉は悪いけれど)人として尊敬できないか、のどちらか一方だけだった)




自分の人生や哲学は、間違いなく、一回り違う、そして尊敬のできる人たちとの関わりではぐくまれた。


だから自分も35歳になったときに、20代前半の人にとって憧れの対象、そしてロールモデルとなる人間でありたい。




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