2015年10月3日土曜日

自分の弱みを見せられる、という強み

自分の弱さをさらけ出すことができるっていうのは、魅力的なことなんですよ。


人間ってどうしても強がってしまう生き物なので、人に弱みをつかれるのは嫌ですし、弱みを自分から出すと、そこを突かれるんじゃないか、ということも思ってしまうわけです。


なので、悩み相談とか、そういうことができる人の存在は大きいので、大切にして下さい。



で、他人の弱みを知ることで、急に親近感が湧くってこともありますよね。



「あれ、君もそういうことについて悩んでいるんだ?」みたいな。


あの瞬間の世界の変わりようといえば、もう半端ないです。




例えば、下ネタ的な話なんてそうですよ。


これは弱み、というより、「こういうことを人に知ってもらうのは恥ずかしいな」という感情に近いものですけど、



まあ、男なんて生き物は、十中八九、いや、90%以上の確率で、異性の顔だとか脚、胸、お尻とかを観察しているわけですよ。

これは断言します。


だって、僕がそうですから(笑)



まあ、そんなつまらない冗談は脇に置いておいて、




例えばですよ、


野球でもサッカーでも、なんでもいいですが、超禁欲的にトレーニングに励んで、ものすごい成績を残している選手がいるとしましょうよ。



ああいう人って、スポーツマンを目指す子供にとっては当然、ある種の理想に映るわけなんですが、もしその選手が、下ネタ好きだったらどうするか、っていうわけですよ。


例えば極度の尻フェチである、とか(笑)




大半の人って、こういうことを知ると「けしからん!」と思ってしまうと思うんですが、僕の場合は全く逆で、「おお、お前もか!」って、逆に感動してしまうわけですよ。ぼくは全然スポーツができませんが、この一言で、急に相手との距離が1km縮まった感じになりますね。



というのも、こういう側面って、普段絶対に知り得ない人の部分だからなんですよ。



だって、ベンチプレスを一日何度もやっている野球選手が超胸フェチだなんて、誰か想像しますか?(笑)




でも、この意外性がいいわけですよ。


しかも、下ネタとか自分の弱みだとか恥ずかしい部分だとか、そういう点を知ることができる。



これって、相手との距離をすぐに縮めることができる方法ですから(まあ、伝え方や見せ方は考えないといけないでしょうけど)。


ぼくなんて、そういう話大歓迎ですよ。



なんというか、こういう側面を持っているのは人間としてすごくまっとうな気がするんですね。


ショーペンハウエルやデカルトに造詣が深い青年が、一方でエロ本を多読している、とか。


だって、人間だから誰でもそういう側面は持っているはずなんですよ。


というより、そういう側面を持っていないように見える人ほど、人殺しとか平気でするんじゃないですか。



自己開示っていうのは、ある種自分が持っている良い点も悪い点も全てさらけ出す、っていうことです。

そして、それこそが他人との歩み寄りの第一歩であるわけです。



下ネタができない人と、腹を割って話せることはないですね。



「こんなことを考えていて恥ずかしいな」っていうことは、実は全くないわけです。

そんな自分すら受け入れていきましょう!見える世界が違ってきますよ。


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