文章力上達の秘訣２

＜一色しか使わない＞


色んないろを使うと、眼がチカチカしてしまいますね。


ぼくの場合、ブログでは多くても黒に加えて赤と青を使うことしかありませんが、多色を使う場合もごく限られていて、よっぽど協調したい時にしか使いません。


色を使うのは、「ここ大事だよ！」という風にアピールするのにはうってつけですが、それだと読者が頭を使わなくなるのもまた事実でしょう。本や教科書を読むときにも、本文が多色刷りなんてことはなくって、読み手がボールペンやマーカーで色を付けていくのが普通ですからね。



色を多く使ってしまうと、「見栄えは良いけど、中身まで覚えていないな～」と読者に言われてしまうこともあると思うので（少なくとも、そういう文書をぼくが読むと、中身はあまり覚えていないような気がします）、なるべく「真っ黒だったけど、分かりやすかった」というような文章を書けるようにしたいものです。