2015年12月5日土曜日

邪魔タイムを作る



ビジネスを行う上で重要なことの一つに、


「邪魔タイムを設ける」



ということがあります。



これはかつて、お世話になった師とも言うべき人から聞いたことなんですが、


仕事でもなんでも、「1日24時間、ずっとコミットする」のは難しい。



人間ですから睡眠は取らないといけないし、食事だって必要。


集中力も、10時間続くわけではありません。



そんな時に、「休憩時間」とも言える「邪魔タイム」を作ることが、結果を出すために必要なことなんです。



会社で言うと、「電話にもメールにも対応しない、コア時間」を設けているところがあります。


この時に社員は集中できるので、能率が上がるんですね。



「邪魔タイム」というのは、これとは逆の考え方です。



何を邪魔するのか、と言えば、


例えば、電話に出るとか、


友人とご飯に行く、


とか、夫婦で買い物に行く、とか、



要するに、「集中しない時間」を作るわけです。

(ちょっと語弊があるかもしれませんが)




これって確かに重要で、


というのも、例えば一日8時間机に向かっているとして、本当に集中して仕事に取り組めるのは、半分だったりするわけです。



そうすると、半ば強制的に「邪魔タイム」を設けることで仕事の「ケツ」が決まるので、集中力が高まる、能率が上がる、ということが起こります。


それに、同じことをずっとできるほど人間の脳は上手くできていませんから、「空気の入れ替え」も、必要になってくるわけです。




それを「邪魔タイム」で行う。


お子さんがいらしたら、「邪魔タイム」では思いっきり子供と遊ぶけれど、それが終わったら「仕事があるから邪魔しないでね」と言って、集中する。


(言い方はもっと上手くできると思います)



ぼくも、夜に予定が入っている場合のほうが、日中の能率は上がります。



もっともっと、「邪魔タイム」を設けた方が、職場や国全体の能率も上がるのかもしれませんね。

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