2015年12月9日水曜日

誰をメンターにするか


自分の理想を誰にするか、というのは案外大事なことだったりします。



こういう存在を「メンター」と言うわけですけど、メンター選びが大切なわけです。


メンターといっても、別その人自身に「メンターとしてお付き合いさせて下さい!」なんて言う必要はないのです。ただ単に、自分の心の中で、理想像として掲げておけばよろしい。




ぼく自身最近ようやく、メンター選びが大事だな、と思うようになりました。というのも、こういう存在を自分の中に掲げておかないと、自分をどうしてもひいき目で見てしまうというか、謙虚になれない時があるわけです。



そういう意味では自分の場合、学生の頃から、憧れとなるような存在の方に何人も出会うことができたのは良かったですし、大学を卒業してからも、自分なんてまだまだだ、と相変わらず思っています。というよりそもそも、20代で見られる世界なんて底が知れて居ますし、できることも知れていると思っていますから。



自分の場合、こういう点で、人に恵まれているとは思います。別にその人本人がどう思っているかにかかわらず、「こういう風になりたいな」「こういう様でありたいな」と常日頃、思えるような方と出会えたことには、本当に感謝の気持ちしかありません。


(裏を返すと、その一方でメンターにできないような人とも沢山会ってきたわけですが…、そういう人とは結局、関係が続いておりませんので)



20代でいけないのは、変に自分の全能感を過信してしまって、謙虚でなくなってしまう状態になってしまうことでしょう。実際、ぼくの周りにも、そういう風な状態にある人は何人かいますが、これはちょっと勿体ない、というよりもむしろ、危険です。


学生時代に起業をしてもその後大したことがなくなったり、転落してしまったりするのは、こういう心の持ちようが関係しているんですよね。



人間、他人から学ぶことを忘れて(止めて)しまっては進化が止まってしまいます。自分自身は年齢が上がると共にレベルが上がって、その上で、周りの更にレベルの高い人を憧れに据えて精進していく、というのが理想ではないかと思います。





0 件のコメント:

コメントを投稿