最近、クリスマス以上に気になるのが「冬至」。
一年で太陽が昇っている時間が一番短い日なわけだが、この日と、反対に日照時間が一番長い夏至を迎える時が、一番感極まってしまう。
というのも、今までゆっくりと南に動いていた太陽の航路が、これ以上南に行くことがなくなってしまうからだ。
夏至と冬至を境に、歯車が逆回転するかのように、太陽が動いていく。
一見すると、シーソーのような反復運動をしているかのように思える。
しかし実際は、そうではない。
確実に私たちが持っている「時間」が失われ、また一つ歳を取る。
太陽は青空の上をピストン運動しているかのように思うけれど、もう過ぎ去った時間は戻らないし、確実に時間だけは前に進んでいく。
あなたの命が終わるまで、あと、太陽は空を何往復しますか?
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