2016年2月4日木曜日

プラチナチケットは「10時打ち」に限る



今日は日中、所用で京都まで。



その際、京都駅のみどりの窓口で、一ヶ月後の列車を予約しようとしました。


JRの切符(特急券、寝台券等)の販売は基本的に、「ひと月前の同じ日の午前10時から販売開始」となっています。(例えば、3月4日に運転される列車は、いつの時間帯であろうが、2月4日の午前10時に発売開始となる)


列車は、「サンライズ瀬戸」の「シングルデラックス」、東京から高松。


シングルデラックスは、新幹線で言うところのグリーン車で、設備が一段上。せっかくなので、瀬戸大橋を明け方に通る下り列車で、体験してみようと思ったのです。


窓口に行ったのは午後12時40分くらい。

マルスの担当者には、「この切符を」と手短に伝えて操作してもらったのですが、驚いたことに、「既に完売」。


まあ、一応、プラチナチケットであることは知っていたので、この完売は「想定の範囲内」ではあったのですが、保険としてかけてあった、ワンランク下の「シングル」も完売していたのには、さすがに驚きを隠せませんでした。

(その後、少し時間をおいてから別の窓口で問い合わせたら、シングルは取れたのですが…)



JRのプレミアチケットはよく、「10時打ち」をしないと取れないと言われます。


10時打ちとは、上の販売ルールに則ったもので、

・発売開始日の9時45分くらいに、窓口にいく

・予約したい列車(と座席)を伝え、9時55分くらいには、発券のスタンバイをしてもらう

・時計の針が10時になった瞬間に「発券」ボタンを押してもらい、チケットを確保

する、一連の「ワザ」であります。



私もこれまで、廃止一週間前の「出雲」の出雲市→東京、や、廃止前年夏の「はやぶさ」東京→熊本のB寝台個室、同じく夏期の「はまなす」カーペットカー(青森→札幌)等を、この「10時打ち」に挑戦して予約しようとしたのですが、


成功したのは「出雲」だけでした。10時打ちをしたからと言って、確実にチケットが取れるワケではないのです…


ここまで来ると、「後は指運」になってしまう一種の無理ゲーであるのは間違いありませんが、



ここまでして切符を確保しようとする他の人達の執念には、自分は勝てないな、なんて思ってしまいますよね。



まあ、10時打ちで券が取れなくても「キャンセル待ち」を狙う手もあるのですが(これはまた、別の機会に書きます)、本当に「この列車(のこの座席)には乗りたい!」というのが決まっていれば、10時打ちに毎日出向くくらいの執念がないと、運を手にすることはできなさそうです。


(実際、北斗星やカシオペアなどの寝台特急を予約する人の中には、予約できるまで毎日10時打ちに挑戦して、予約できてからスケジュールを合わせる、という「猛者」もいます)



10時打ちに出向くのかどうか。その行動一つをとっても、その人の「本気度」が伝わってきます。









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