2016年2月20日土曜日

大学での第2外国語の選び方



学生生活の中で、案外ネックだったのが「第2外国語の選択」だったと思うんですが、


今回はこれについて、自分の考えをまとめてみます。



まず、一般的に、大学の「語学」は、英語+α(=第2外国語)となっているんですが、大学によっては「第2外国語」がないところ、もあるんですよね。


又は、「■■学部●●語学科」といく学科に所属するのであれば、もともと「●●語を勉強したい!」という意思のある方なので、こういう悩みはないわけですよね(笑)


ただ、上のような環境に身を置く人は少数で、それ以外の大多数は、「別に好きでもない英語以外の外国語」を、半ば強制的に選択して、勉強しないといけないわけです。


これって、わりかし辛いことですよね?



僕は、もともと言語学とか言葉が好きだったので、そういう悩みは一切なかったわけですが。


で、第2外国語の選び方には幾つか方法があるんですが、


一つ目は、「大学で学ぶこと」に関連がある言語。


例えば法学部だと、日本の法律はフランス法やドイツ法に影響を受けているので、これらの言語を履修する、とかですね。


ただ、これもあまりオススメできなくって、「やらされ感」が出てしまうんですよね。


僕は法学部出身じゃありませんから分からないんですが、こういう風に勉強したドイツ語やフランス語を使って、ドイツ法やフランス法を原文で読んでみようと思えるか?


答えは恐らく「ノー」ですよね(苦笑)


というか、本当にこういう勉学に興味がある人なら、第2外国語が何であれ、自分で別途フランス語やドイツ語を勉強して、勝手に法典を読みあさっているはず(笑)



悲しいかな、そこまでモチベーションが高い大学生は多くはないですし、そういう状況だからこそ、第2外国語の選択でも悩んでしまうわけです。



で、もう一つオススメなのは、「直感で選ぶ」ってことです。

大学の入学手続きの書類に、「第2外国語は何にしますか?」という申請をする箇所があると思うんですが、


それを決めるために、まずは書店に行ってみてください。


地元の書店で大丈夫です。


で、書店には必ず語学書籍コーナーがありますから、


「NHKラジオの語学講座テキスト」の本を、立ち読みしてください。


「NHKラジオのテキスト」というのが大事です。


例えば↓


これは中国語のテキストですが、自分の大学で履修できる第2言語のほとんどは、NHKの語学番組でも取り扱われているので、選択可能な言語のテキストは全て、一通り目を通してみて下さい。

30分もあれば余裕でできるはずです。


そして、「なんとなく読めそう」とか「なんとなく勉強できそう」とか、「なんとなく」の感覚を大事にして、その判断で「一番自分が勉強できそう」という言語を選んでください。


(本当は、毎年4月から始まる新学期の講座テキストが、3月の中旬に発売されるので、それを手に取るのが一番いいのですが、入学手続きの時期はもっと早いでしょうから、書店に行ったときに見れる最新のテキストを見て下さい)


簡単ですね(笑)


ちなみに、これだけだと選べないという人も多いと思うので、もう一つアドバイスを。


「ラテンアルファベットを使っている言語のほうが分かりやすい」という人は、ドイツ語やフランス語、スペイン語などを選んでみてください。


僕もそうなんですが、ラテンアルファベット(英語のアルファベット)をある程度勉強していると、フランス語やドイツ語などは、だいたい同じように字面を追えるので、字面を追うには苦労しません。



これが、ロシア語や中国語など、「ラテンアルファベット以外」を使う言語だと、字と音を繋げて一から覚えないといけない手間がかかるので、そういうのが苦手な人は、ラテン語から派生している欧州言語を選択しましょう。


ただ、中には「英語アレルギー」を持っている人もいて、「ラテンアルファベットなんて見たくもないわ!」という方もいるので、

そういう人は、中国語やロシア語を選択してみてください。(ロシア語の選択肢があるところは少ないと思いますが…)


(中国語は音の表記にピンインを使いますが、実際に読むときは漢字だけですからね)



僕の知り合いで、中国語を使って仕事をしている方がいますが、その人達は「英語がどちらかというと苦手」という理由で、別の土俵で勝負したい、という気概もあったようです。




というわけで、第2外国語を選択するときに参考になればと思います。



あ、あともう一点。


せっかくなら、大学で学ぶ第2外国語のNHK語学講座のテキストは、入手しましょう。


値段は毎月400円(+税)で、めっちゃ安いです(笑)


で、毎日15分の番組なんで、聞いて下さい。


ぶっちゃけ、大学の授業聞くより比べものにならないほど分かりやすいです。


こちらを使って「基礎固め」をして(本物の発音にも触れることができます)、単位のための授業も楽々とクリアしましょう。



こちらの記事も合わせてどうぞ。

大学の第2外国語の選び方(自分の場合)








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