自由形の掟
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2016年2月10日水曜日
自由と平等の原理の進展
資本は労働者に僅かな賃金な支払って過重な労働を強いるといい、
地主は小作人から過大な小作料を取り上げるというが、いずれも、
労働者や小作人がそれでよいといって、
自分の意思で約束したのであり、
資本家や地主は約束を実行しているだけだから、
自由と平等の原理が破れたのではなくかえって自由と平等の原理が
進展した結果だといわねばならない。
(我妻栄:民法案内1-私法の道しるべ:74頁)
この視点はなかった。
このシリーズはまだ読み始めたばかりですが、近代国家の中で法の統治と役割がどのような働きを持っているのかを理解して、生きていきたい。
それが憲法改正の話や夫婦同性の話を理解する上での、大きな礎になると理解しています。
知は力なり。
民法案内〈1〉私法の道しるべ
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