2016年3月13日日曜日

世の中の9割の人には、成功する資格も素質もないね



すみません。



今回はすごく、きつい内容になってしまいました。


そして自分には珍しく、特定の知り合いに対する内容になっています。
(その辺り、普通は分からないように書くのが上手い文章の書き方であって、いつもはそうするように心がけているんですが…)



なのでまず伝えておきますと、この時点で「あ、自分関係ないな」とか「何かゾクゾクするわ」って思った方は、もうここから先、マウスやスマホの画面をスクロールするのは止めて下さい。


今回は、多くの方に読んで頂くのが目的ではないので…。



で、「何か自分に心当たりがあるな」とか「それでもやっぱり読み進めてみたい」って方だけ、覚悟を決めて読み進めて下さいね。



改めて言っておきますけど、今回はいつも以上にきつい内容ですし、自分もいつも以上に真剣に「怒って」いますからね。







いや、世の中って恐らく、沢山の人が「成功したい!」とか思っていると思うんですね。それは僕もそうですし、似たような世代に限らず、それはもう、色んな背景の人が、こういう思いは持っているだろう、と。



で、今回こんな風に毒づくことになってしまったのは、先日ある人と、食事を共にしたことが発端になっているんです。



その人とは、いつぶりに会ったのかなあ、普段住んでいる場所も違うので、こちらが遠方に仕事で足を運んだ際に予定を付けたのですが、その食事の時間は有意義なものでしたよ。


その人は、昼間仕事をしながら、それ以外の時間で自分のビジネスを立ち上げるためにいろいろと挑戦していて、食事の時にもそういう話にはなったんです。話を聞いている限りは、複数のビジネスを立ち上げている最中(か、ある程度軌道に乗ってきているか)で、「ああ、これからきちんと結果を出していくんだろうなあ」とは、思っていました。



そんな話の中で、自分の強みを見つけ出すには、という話になって、僕は「いやあ、なかなか自分の強みや弱みを自分で把握するっていうのは、難しいよねえ」ということを話したんです。


とすると、その人は「実は良い本があって」ということで、とある本を、スマホの画面越しに見せてくれたんですよね。



詳しくは省きますが、その本を読み進めていくと、自分の強みを知ることができる、という、どちらかと言えば実用的な本でした。




その人は自分でもブログをやっていて、確かそこのブログに書いてあった、本の紹介記事を教えてくれたんだと思うんですけど、その時に「じゃあ、そのブログにアフィリのリンク貼ってよ。そこから購入するから」って、伝えたんですよね。



というのも、わざわざ食事の時にそういう話をしてくれるって、自分にとっては「特別感」があるし、普段付き合いがあろうがなかろうが、「ああ、自分のこと考えてくれているんだな」とは、こういう時に思うのが人間ですから、その好意に何らかの形で、微力ながら応えることができるのであれば、相手にちょっとだけ紹介料が入るような形で、オススメの本を買ってみたいな、ということを、その場で瞬時に思い浮かべたんですね。


(ちなみに、いわゆる「アフィリエイト」っていうのはまさに「紹介して購入してもらう」っていう方法ですから、相手がこの場でとったスタイルは、ある意味すごく正攻法でした)



じゃあ、当然相手も「また自分のブログにアフィリエイトリンクを付けて、また教えるわ~」という風に答えてくれましたし、そういう話でご飯も終えたわけなんですが、




その話をしたのが、今月第一週の平日の夜。



この記事を書いているのは、3月13日。





既に、10日以上時間が空いてしまいました…。




このことに僕はちょっと落胆してしまいましたし、少し怒ってもいます。




「あの時確かに、やるって言ったよね?」


という約束を、守ってないじゃないか!!




…ってことにでは、ありません。



約束を守るとか守らないとか、そういう次元の話じゃないんです。





「こんな小さなこともできないのに、何かで成功しようと思っている」っていう考え方を持っているということに、落胆をしていますし、怒りをも感じている、というわけなんです。



(あ、一応ここで書いておくと、もしこのブログを読んで「あ、これ私だ!」と思った方がいて、「いや、自分リンク先準備したし、送ったし!ここに書かれている内容、事実無根!」っていうのだったら、ソッコーで連絡下さい。別の記事でお詫びの上、この記事は速やかに削除します。)



もちろん、約束を守るっていうのは大事ですよ。それは書面での契約はもちろんのことですし、たとえ口約束であっても、「さくっと」守って対応するのが「大人」じゃないでしょうか。




でも、問題の本質はそこじゃないですよ。



だってこれ、何を隠そう「ビジネスのイロハ」ができていないことになりますからね。そこを踏み外しているのに気づいていないし、何も行動できていない、っていう時点でもう、こちらからしたら「全部アウト」です。





というのも、こっちは食事の席で、平たく言うとこんなことを言っているわけですよ。「あなたから商品を買いたい」と。


それに対してその人は、自分から商品を購入できる仕組みを用意して、それをこちらまで提供する、ってことをする「義務」があったわけですよね。

(この場合だと、自分のブログを整備し直して、そのURLを僕まで教えてくれて「ここから買ってね」って、教えてくれることでしょう)


しかも、ここで必要なことって何も、自分でネットショップを構築するとか、サーバーを立ち上げるとか、そんな涙と汗が止まらないような無理難題では、ないわけです。


せいぜい、アフィリエイトリンクをサービス上で取得して、そのリンクを自分のブログに埋め込んで、記事を保存すれば、できあがりです。話す限りでは、アフィリエイトがなんたるかを向こうも理解している様子でしたので、「やり方分からん、お手上げ!」って言う状態では、少なくともなかったはずです。
(仮にお手上げでも、ググれば30分あればできるはずです)



こちらは、その人から商品を買うことに「価値」を感じていたのですが、まさかの「私から商品を買う価値はないですよ」と、向こうから言われたような感じがしていて、これはショックというか、単純に驚きですよね…。



さすがに10日も経つと、向こうも忘れているとしか思えませんが、これだとさすがに、僕も別のところから本を注文しますよね。時間かかりすぎ。





ここで明確にしておくと、僕が今後、この人から何かの商品を買うことは一切ないでしょう。だって、初めて「あなたから商品を買いたい」と言った後のやりとりが、これです。評価もなにも、あったもんじゃありません。



そして、もう一つ厳しいことを言えば、故意であれ不意であれ、こういう対応をしてしまった時点で、もうこの人に「成功」は訪れないでしょう、ということです。




これはよく理解して欲しいことなんですが、何の世界であれ、「あなたの代わり」は幾らでもいるんです。こんなことをエラそうに言っている自分にでも、自分がビジネスで関わっている世界では「他に代わりは幾らでもいる」わけですし、これはよっぽどトップクラスの人間じゃない限り、誰にでも当てはまるんです。


じゃあ、そういう「競争がある」世界で、一体顧客はどういう人に仕事を頼んだり、どんな人から商品を買ったりするのか、と言えば、例えば、きちんと言われたことを丁寧に対応してくれる人であったり、納期を守る人であったり、こちらからのお願いを聞いてくれる人であったり、こちらが気づかない視点をもたらしてくれる「価値のある」人、だったりするわけです。


だから、こちらが「さくっと」お願いしたことを華麗にスルーする、なんて人には当然ながら、他人は仕事のお願いもしませんし、商品を買おうなんてことも、これっぽっちも思いません。



言ってしまえば「あなたには成功する資格はありませんし、素質もさらさらありません」ということになるのです。





一応ここに書いておきますが、僕は普段の仕事では「アフィリリンクを貼り付けたブログ記事を友人に伝える」なんてことをするより100倍以上厳しい世界に身を置いています。



それは、納期への対応や品質維持(品質管理)、複数の取引先からの案件の打診やスケジュール管理、というようなものですが、上に書いたような内容とは比べものにならないくらい大変な世界に、身を置いています。

メールの確認/返信が10分遅れるだけで、50万円の売り上げが流れるようなこともこれまでに何度かありましたし、納期直前に勘違いに気づいて、ほぼ人生終わりかけたこともありました(その時は深夜までキーボードを叩き続けて、事なきをえましたが…)

(って書いていますが、自分の世界は世間的に見れば全然ユルユルですし、世の中には外資系コンサルとか人材管理とか、自分の想像も付かない厳しい世界で活躍されて結果をきちんと出されている人(友人含む)も、沢山います。ブログの読者に、この人は凄い人だ、って勘違いされて見られるのが好きじゃないので。)



っていうか、業界の中でも自分はまだまだ甘ちゃんなほうなんです(もっと改善できるところが沢山あるので)が、


その自分から見ても「いやあ、これはひどいな」っていう対応だったり内容だったりが、世の中にはごまんとありますよね…。



何が言いたいのかって言うと、「成功するって、あなたが考えているほど簡単なことではないです」ってことです。というか、ブログ記事一つ修正できないのなら、なおさら。





自分は自分自身に対して、自分なりに厳しく律することで少しずつレベルを上げてきたつもりなんですが、少しずつ、世間の価値観や基準とだんだん合わなくなってきている、のかもしれません。



にしても、自分が知らないだけで、世間に転がっているのはこんな人達がほとんどなんだろうなあ、と思うとどうしようもないというか、逆になんとかしないとな、とは思いますよね。


まあ、普段自分は、こういうことを思うけど黙っているんですが、今回は「このままではやばいだろうね」というのと、「この読者(と張本人)には良い方向に変わってもらいたい」っていう思いがあって、こういう風に文章にしたわけなんですが。



今回の一件で、いかに自分が考えている「普通」と世間一般で考えられている「普通」に差があるのかが、くっきりと分かったのは大きな収穫です。










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