2016年3月3日木曜日

時間を取るか、お金を取るか




昨日から東京に来ています。


今回、東京までの移動は関西空港からLCCを使って、成田空港まで飛ぶルートを利用しました。


このルートは何度か、使ったことがあるんですけれど、



昨日思ったのは、「もう、普通に新幹線使った方がいいかな-」ということでした。


如何せん、時間がかかる。


家を出たのが午後1時過ぎで、1時半の高速バスに乗り、関空に着くのが2時半。

飛行機は4時5分出発で、遅くても3時半には手続きを終えないと行けないのと、今回は預けて手荷物もあるので、バスの時刻の関係で2時半到着にしないといけなかったのですが、


ここからが、更に長い。


4時前に機内に案内されて無事に離陸、そして成田空港に到着するのが5時半頃。


今回はJetstarを使ったのですが、第三ターミナルを使うのが初めてで、到着してから徒歩で移動、荷物の受け取り、そしてバスのチケット購入を済ませてバス停まで移動…。

なんとか5時55分のバスには乗れましたが、これで東京駅に着くのが7時10分くらい。


計算してみると、6時間くらいかかっているわけです。


そして、時間以上にかかるのが、乗り換えの回数。


今回は取引先に挨拶に伺うこともあり、手土産も持ってきているのですが、とにかく荷物が多い…。

(仕事用かばん、キャリーケースに加えて、土産の紙袋)


これ、三つ持って飛行機の搭乗手続きを済ましたり、移動したりっていうのは、思った以上に大変なんですよね。両手がふさがるので、カバンから書類や本を取り出すのも難しいですし、いちいちカバンを降ろしたりしないといけない。


で、なぜ今回飛行機を利用したかというと、単に「安かった」からなんですよね。


安いと言っても、セール価格ではないので、

地元から関空までのバス 2000円

飛行機のチケット 5500円くらい

成田から東京までのバス 900円


で、合計8500円くらいかかっています。



いっぽう、今まで高嶺の花に感じていた新幹線ですが、


京都~東京の運賃で、恐らく14000円前後。


高いことに変わりはないのですが、6000円の差なら、今の仕事の状態だと、3時間仕事すれば稼げる金額なんですよね…。



そして、地元から京都に出るのに、長く見積もっても90分あればいけて、京都から東京までが、2時間20分くらい。


うむ、どう考えても、4時間以内に東京まで行けてしまう…。



この差の数時間を、仕事や他の作業諸々にコンバートしたほうが、絶対に効率的だなあ、ということを今回考えて気づきました。


いや、本当に大切なのはお金じゃなくて時間ですね。


もちろん、時間の価値っていうのも、他のスケジュールとの兼ね合いで変わってくるわけですが、少なくとも今の状態では、乗り換えの手間がかかる飛行機より、シームレスに移動できる新幹線のほうが、利用価値が高いなあ、と思えます。

(改めて考えてみると、チケットだけ買って直前でも飛び乗れる新幹線ってすごいですね。しかも、太平洋ベルトに限って言うと、一本乗り遅れてもすぐに次のが来ます)


難しいのは、今回の飛行機のチケットを買ったのが年明けすぐで、その時に「この日に移動」ということは決めているのですが、


さすがにその時期に、どれだけ忙しくなっているかまでは読めないということ。


もちろん、そこまで仕事のスケジュールが切羽詰まっているわけではないのですが、これからは、できるだけ変なところにエネルギーを使わないように、新幹線を使うと言うことで良いかな、と。


(乗り換えが多いと、接続を気にしてしまったり、バスでも飛行機でも、遅れが気になりますし、頭が色んな所にエネルギーを使って、疲れてしまうんですよね…)



こんなことを書きながら、自分の思考回路や価値観も変わっていくのだなあ、ということを再確認した、ひな祭りの朝でした。





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